東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014101102000144.html)。
「愛娘(まなむすめ)にノーベル平和賞が贈られるという記事を読めば、あふれる思いがあるだろう」・・・・・・(ブログ主に対する、外圧に頼るとは!、そして、「ノーベル平和賞如きで貶めてはいけない」的な批判のコメントも頂きましたが)「憲法九条」にとってはちょっぴり残念だったけれども・・・・・・ノーベル平和賞の受賞者マララ・ユスフザイさんに関連したこのコラムの話にはほろりときました。種々批判のある平和賞ではありますが、マララ・ユスフザイさんは受賞にふさわしく、心から祝福したいと思います。
『●「憲法9条にノーベル賞を」!、暴走改憲を止める一矢に!
~世界の笑いものにならないために~』
『●「憲法9条にノーベル賞を」!、
たとえ外圧と呼ばれようともアベ様に一矢報いたいもの』
戦争や紛争が無く、子どもたちが「キチンとした教育」を受けることができ、平和に暮らせる世の中にしたいもの。「平和憲法」の精神がそこに貢献できることを切に望みます。「『戦争で得たものは憲法だけ』と口癖のように・・・・・・まさに城山さんの遺言というべきでしょう」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/38fef8e43cb96129b5209ba4f5be0214)」。
『●「積極的平和主義」という愚:
『軍隊は人を守らない』『戦争で得たものは憲法だけ』』
『●どちらの国に生まれた子どもが幸せだろうか?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014101102000144.html】
【コラム】
筆洗
2014年10月11日
パキスタンの少女ペカイさんは、六歳の時に学校に通い始めたが、一年もたたずにやめてしまった。周りで学校に通っている女の子などいない。どうせ大人になったら、家の中の仕事をするだけ。学校に行っても、意味はないだろう▼だから、大きくなって恋に落ちたジアウディンさんから詩を献(ささ)げられても、読めなかった。ただ、この人の夢を支えていこうと思った。彼の夢は、貧しい家の子も女の子もみんな学校に行けるようにすること。そのために学校を作ることだった▼二人の間に生まれた女の子も、両親と同じ夢を抱くようになった。だが、そのために少女が学校に行くことを認めないイスラム過激派に撃たれ、死の淵(ふち)まで追いやられた▼それがマララ・ユスフザイさん。手記『わたしはマララ』が世界的ベストセラーとなった少女だ。彼女が瀕死(ひんし)の状態から回復し、「すべての子に教育を」と訴え始めると、過激派は「また狙う」と脅した▼再び襲われたら、どうするか。そう尋ねられたマララさんは、こう答えたそうだ。「教育の大切さについて話し、彼(過激派)の子どもにも教育を与えたいと話します。それから、好きなようにしなさいと言います」▼マララさんの母ペカイさんは学校に通い直し、読み書きを学び始めたという。愛娘(まなむすめ)にノーベル平和賞が贈られるという記事を読めば、あふれる思いがあるだろう。
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