東京新聞のコラム【【私説・論説室から】沖縄を、深く考えるには】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015070102000156.html)。
「野中広務氏・・・・・・。自民党若手の会合で、沖縄の地元新聞二紙を批判する意見が出て、作家の百田尚樹氏が「二紙はつぶさないといけない」と発言しても反論は出なかったという。党執行部は会合の主催者を処分し、発言者を厳重注意にしたが、若手議員にはまず大先輩の野中氏を招いて話を聞くことを勧めたい」。
『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、
「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?』
『●戦争法案・壊憲法案の愚に気付かぬ「愚」、
市民の多数の苛立ちに気付かぬ自公議員への「苛立ち」』
『●「カラスはやっぱり「黒い」」と報じることさえ出来なくしろ!、
と叫ぶ作家とそれに喝采する自民党議員』
『●自民若手批判できないアベ様・・・「「報道がそれで抑圧される、
そんな例があったら私は辞める」と明言」』
(江戸川区選出)大西英男衆院議員や(比例近畿)長尾敬衆院議員らは勉強会に招くべき講師を誤っていた、という指摘。百田尚樹氏ではなく野中広務氏であるべきだったようだ。今からでも遅くないでしょうが、ま~、実現することはないでしょう。「憲法学者達<<百田尚樹氏」な自民党には、無理な話です。脳内の回路が完全に壊れている方々だから。
『●野中広務氏「憲法があり、9条があったからだ」・・・・・・
自公議員や翼賛野党議員への痛烈批判』
『●『差別と日本人』読了(1/4)』
『●『差別と日本人』読了(2/4)』
『●『差別と日本人』読了(3/4)』
『●『差別と日本人』読了(4/4)』
『●『野中広務 差別と権力』読了(1/3)』
『●『野中広務 差別と権力』読了(2/3)』
『●『野中広務 差別と権力』読了(3/3)』
『●野中氏の爆弾発言』
『●『本田靖春/「戦後」を追い続けたジャーナリスト』読了』
『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015070102000156.html】
【私説・論説室から】
沖縄を、深く考えるには
2015年7月1日
政治、外交・安全保障担当なので、沖縄に関する社説も書いているが、新聞記者を始めた当初から、沖縄に関心があったわけではない。深く知りたいと思ったのは、自民党幹事長など要職を務めた野中広務氏の影響だ。
野中氏は当時、党内最大派閥のキーマンでもあり、政治部記者だった筆者は野中氏の議員宿舎を夜な夜な取材のため訪れていた。政局の裏話などさまざまな話の中で、今でも強く印象に残っているのが沖縄の話である。
米軍普天間飛行場を見下ろす嘉数の丘は沖縄戦有数の激戦地であり、京都府出身者が最も多く犠牲となったこと、この丘に戦没者を慰霊する「京都の塔」を建てるために訪れた際、タクシーの運転手がサトウキビ畑の中で車を急に止め、自分の妹は旧日本軍に殺された、と肩を震わせて泣き崩れたこと、など。
野中氏と出会わなければ、沖縄の苦難の歴史や、過重な米軍基地負担について深く考えることもなかっただろう。残念なのは、自民党内で、こうした先輩議員の経験や見識が受け継がれていないことである。
自民党若手の会合で、沖縄の地元新聞二紙を批判する意見が出て、作家の百田尚樹氏が「二紙はつぶさないといけない」と発言しても反論は出なかったという。党執行部は会合の主催者を処分し、発言者を厳重注意にしたが、若手議員にはまず大先輩の野中氏を招いて話を聞くことを勧めたい。 (豊田洋一)
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