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●国会周辺、全国に広がる狼煙、「声なき声」・・・聴く耳をもたないアベ様の脳内にコダマする「声」は?

2015年07月20日 00時00分48秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015071702000143.html)。

 「<新憲法成りたるときの国会の一瞬のしじま忘れて思(も)へや>入江俊郎・・・・・後に最高裁判事も務めた「法の番人」。・・・・・日米安保条約の改定を強行した祖父・岸信介(のぶすけ)氏に重ねているのかもしれない▼しかし、戦後七十年の今だからこそ、耳を傾けるべき「声なき声」があるはずだ」。

 戦争法案・壊憲法案が衆院で強行採決された。国会周辺だけでなく、全国で「声なき声」の狼煙が上がっている。アベ様の脳内にコダマする「声」は何だ?、「声なき声」は聞こえているのか?

   『●自公議員投票者・支持者の大罪:
     「傲慢」・・・それがアベ様の自公政権の本質であることは明白だった

   『●狂気・・・アベ様は「確固たる信念があれば」戦争も辞さず:
              壊憲・戦争法案、衆院特別委員会で強行採決

   『●自公議員投票者・支持者の大罪:
     壊憲法案・戦争法案を目の当たりにして罪の意識も無し

   『●「異常さが際立つ」戦争法案・壊憲法案・・・
      「デモ活動を「テロ行為」と同一視」の石破茂氏さえ異議


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015071702000143.html

【コラム】
筆洗
2015年7月17日

 野党の議員が退席した衆院本会議場で、安全保障関連法案可決を喜ぶ与党議員の拍手を耳にしながら、一つの短歌を思った。<新憲法成りたるときの国会の一瞬のしじま忘れて思(も)へや>入江俊郎(としお)▼入江氏は、法制局長官として新憲法の成立を支え、後に最高裁判事も務めた「法の番人」。国の新しいありようが定められた時、国会を包んだ静寂を思い忘れることがあろうか、という誓いの歌である▼帝国憲法の改正案が衆院本会議で最終的に採択されたのは、一九四六年十月七日。その日の議事録を見れば、圧倒的多数の議員の起立で可決され、拍手がわいたことが分かるが、静寂の一瞬があったとは記録されていない声にならぬ声というものは、詩歌によって記録されるものなのかもしれぬ▼そのころに詠まれたこういう歌もある。<帰らざる十七人程の兵ありて静かなる村の一つの(なげ)><戦友(とも)あまたを人間魚雷に死なしめて帰れる吾児(あこ)多く語らず>菅原俊治(しゅんじ)。国の新たな出発に拍手がわいたその陰に、深く重い静寂に身を置く人々が無数にいたのだ▼安倍首相は自らを、五十五年前に「安保反対」の声に囲まれながらも、「私には声なき声が聞こえると言って日米安保条約の改定を強行した祖父・岸信介(のぶすけ)氏に重ねているのかもしれない▼しかし、戦後七十年の今だからこそ、耳を傾けるべき「声なき声」があるはずだ
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