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●「18歳選挙権」にさえ無関心?: 血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?

2015年07月11日 00時00分57秒 | Weblog


nikkan-gendai.comの記事【誰が望んだか不明…「18歳選挙権」は徴兵制導入の地ならしか】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161436)。

 「不思議なのはだれがこの法改正を強く望んだのか、さっぱり見えてこないことだ。少なくとも、国民が声を上げたわけではない・・・・・・兵役とセットだということ。投票行動で政治に意見する権利を持つ者は、国を守る義務も負うわけです」。

 血税と、子供たちへの赤紙。18歳、19歳の皆さん、「眠り猫」になっていては大変です。「安保政策通を自任する石破地方創生相は「徴兵制は苦役ではないから憲法違反にならない」と公言している人までいる始末です。確実に「軍靴の足音が近づいて」います。それは強制で始まるわけではないでしょう、きっと。非正規雇用とか奨学金とか、「経済的に強いる」ことから戦場に行かざるをえなくするつもりです。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。
                    そして、いま、アベ国王へ血税が

   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??


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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161436

誰が望んだか不明…「18歳選挙権」は徴兵制導入の地ならしか
2015年7月5日

   (権利の裏に…(C)日刊ゲンダイ)

 選挙権の年齢を18歳以上に引き下げる「公職選挙法改正案」が成立し、誕生日を迎えた高校3年生も有権者に含まれることになった。来年夏の参院選から適用される。

 不思議なのはだれがこの法改正を強く望んだのか、さっぱり見えてこないことだ。少なくとも、国民が声を上げたわけではない。

 2年前の10月に内閣府が実施した「民法の成年年齢に関する世論調査」によると、「18、19歳で契約を一人ですることができる」に賛成した人は2割に満たなかった。「18、19歳に父母の親権を及ばなくする」についても賛成は3割弱。2007年に成立した国民投票法は、国民投票できる年齢を18歳以上とした。それでも大多数の日本人は、「18、19歳にさまざまな権利や義務を与えるべきだ」と考えてはいないのだ。

 それなのに選挙権だけは、「若い人の意見を取り入れていかなければならない」(自民党の谷垣幹事長)と引き下げられた。自民党憲法改正推進本部長の船田元・衆院議員は「世界176カ国が18歳かそれ以下に選挙権を与えている。18歳化はナショナルスタンダード」と強調する。だが、このナショナルスタンダードには別の側面があるようだ。

 政治評論家の有馬晴海氏が言う。

   「20歳以下に選挙権を与えている国の多くは、
    その年齢から兵役を義務付けています。
    世界のスタンダードは選挙権が18歳から
    というところではなく、兵役とセットだということ。
    投票行動で政治に意見する権利を持つ者は
    国を守る義務も負うわけです。もちろん、
    選挙法改正が徴兵制導入に直結するとは
    考えにくい。ただ、高校を卒業したばかりの
    18歳の若者を戦地に送る際の障壁のひとつが
    なくなることは確か
でしょう」

 近い将来、自衛隊員が足りなくなり、徴兵制を導入せざるを得なくなった時でも、法改正をしておけば、「選挙権も持たない若者をなぜと批判されることはない。ダブルスタンダードの解消を理由に、18歳以上を成人とする民法改正が成立すれば、ハードルはさらに下がるだろう。

 安保政策通を自任する石破地方創生相は「徴兵制は苦役ではないから憲法違反にならない」と公言している

 軍靴の足音が近づいているようだ。
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