nikkan-gendaiの記事『報酬54億円 “政商”オリックス宮内元会長がやってきたこと』(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161176)。
「“平成の政商”といわれる宮内氏は、小泉政権時代に『総合規制改革会議』の議長として規制改革の旗振り役を担いました」。
『●『創(2010年2月号)』読了(1/3)』
「「・・・そんなセリフは「年棒1億円」とかいわれる〝新規権益〟
のパソナ会長の椅子を放棄してから言え、と怒鳴りつけたい」。
「竹中の強欲ぶり・・・『東京新聞』も・・・「究極の天下り」
と批判・・・」。「郵政民営化に影響力を行使した後、
かんぽの宿の一括譲渡を実施させようとしたオリックスの
宮内義彦会長と同じ。自分が関わったところで自分が
利益を得るという構図は、まるで政商ならぬ学商だ」」
政商と学商・・・・・・「自分が関わったところで自分が利益を得るという構図」。はたして、彼らが得ている利権は「偶然」なのだろうか?
『●哀しい利権に群がるアサマシさ・・・学商・竹中平蔵氏の
「パソナが手にした利権は偶然なのだろうか?」』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161176】
報酬54億円 “政商”オリックス宮内元会長がやってきたこと
2015年6月27日
(オリックスの宮内元会長は断トツ(C)日刊ゲンダイ)
オリックスの宮内義彦元会長(79)の巨額の役員報酬には、ただただ驚くしかない。東京商工リサーチの役員報酬調査によると、宮内氏の15年3月期の役員報酬は実に54億7000万円だ。ソフトバンクのロナルド・フィッシャー取締役や日産自動車のカルロス・ゴーン社長らを抑え、15年3月期でトップだった。
宮内氏は昨年6月に役員を退任し、シニア・チェアマンに就任。54億のうち8割は、長年の実績に対する功労金だという。しかし、宮内氏の“実績”は、それほど誇れるものなのか。日本の秩序を破壊し、その裏でボロ儲けしただけではないのか。「サラリーマン政商 宮内義彦の光と影」の著者でノンフィクション作家の森功氏はこう言う。
「“平成の政商”といわれる宮内氏は、小泉政権時代に
『総合規制改革会議』の議長として規制改革の旗振り役を
担いました。政治家とのパイプの太さはもちろんですが、
『村上ファンド』の村上世彰氏とも距離が近く、
ファンド設立時に出資もしていた。不動産や金融、
タクシーや理髪店業界などで規制緩和を進め、それらの
業界に自ら参入することでボロ儲けしていたのです」
その結果、たとえばタクシー業界は規制緩和で台数が急増し、オリックス自動車はリース事業で利益を拡大させている。その一方、タクシー業界の競争は激化し、タクシー運転手の収入は激減してしまったのだ。
そんな宮内氏が、この期に及んで役員報酬を54億円も受け取るというのでは、規制緩和によって痛めつけられた労働者は釈然としないだろう。ソフトバンクのフィッシャー氏が17億円、日産のカルロス・ゴーン氏は10億円――役員報酬がグローバル企業並みになり、経営者サイドは笑いが止まらないだろう。一般庶民には何ともやるせない話だ。
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