[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018050302000155.html)。
《▼どんな閻魔のおかげか知らぬが、その使者はやっと事実を思い出したらしい。「粗忽の使者」ではなく「首相の使者」の話である。「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題。柳瀬唯夫元首相秘書官が学園関係者と首相官邸で面会していたことを国会で認める方向となったという…▼与野党対立で立ち往生する国会を見て忘れたふりをやめたのかとは言うまい。なんにせよ、取り戻した記憶を祝いたい》。
『●前川喜平前文科次官、「本来、できてはいけないものが
完成した。見たくないものを見たという感じだ」』
《■安倍首相の「指示」に踏み込む場面も
「今治市と加計学園は構造改革特区へ15回申請して却下されていた。
2015年4月2日に、今治市企画課の課長、課長補佐、愛媛県職員、
加計学園事務局長らが首相官邸を1時間半訪れている。
本人は記憶にないと国会で答弁したが、柳瀬唯夫首相秘書官
(現在、経産省審議官)に間違いないと思う。官邸での会合は
安倍首相の指示で、ここで国家戦略特区での認可の道筋が決まった」》
『●加計学園を巡る「狸賽」イカサマ話…「悪巧み」しておいて
「2017年1月20日まで…知らなかった」?』
「《記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない》…
記憶の限りでは、会っていない、だって? 会ってるじゃん。やはり
《首相案件》だった訳ね。《記憶の限界に挑んで》下さいな。
早く思い出せばよかったのにね、柳瀬唯夫首相秘書官殿。
証人喚問では、佐川宣寿・財務省前理財局長のような
《刑事訴追の恐れ…》という言い訳はできませんょ。」
『●首相案件…「もうバレバレですよ。いつまでかばうの、あんな人。
…それほど怖い人なのか?」(室井佑月)』
「カケ問題、柳瀬唯夫首相秘書官殿は、早く「記憶を取り戻」した方が
よくない? 証人喚問でもウソの上塗りをするつもり?、
…息吐く様にウソをつく行政府の長を庇うために…リテラの記事
【これが「首相案件」の始まりだった? 柳瀬唯夫首相秘書官が、
安倍首相、加計理事長と一緒にゴルフに興じた日】」
『●元経産省出身の慶大教授・岸博幸によると
「どうやら経産省では文書書き換え・改ざんは日常茶飯事」らしい』
《前川喜平前文科事務次官(63)が16日、文化放送「大竹まこと
ゴールデンラジオ」(月~金曜午後1時)に生出演し、学校法人
「加計学園」獣医学部新設計画をめぐり、学部が設置された愛媛県の
職員が作った文書に、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「本件は首相案件」
と述べたとする記述が書かれた「愛媛文書」が表面化したことについて
「愛媛文書は極めて強い証拠。事実認定はそれに沿ってされるべき」と指摘》
目出度くも柳瀬唯夫元首相秘書官殿、ようやく記憶が蘇えったらしい。
調整可能な便利な「記憶」だこと。んっ? 「調整」て何を、誰と? 氏の脳内での「調整」?
ポイントは「なぜ?」、「どのように?」。《さて、せっかくである。もう少し思い出していただきたいことがある。なぜ面会したのか。首相はどう関与しているのか。まさか、そこのところはどうも思い出せぬでは、世間も閻魔様も納得しまい》! 腐りきった与党自公による参考人招致でソレが解明されるのですか? 野党を含めての証人喚問でショ?
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018050302000155.html】
【コラム】
筆洗
2018年5月3日
地武太治部右衛門(ぢぶたぢぶえもん)さんが、殿様から使者の大役をおおせつかる。ところが、うっかり者で相手に伝えるべき口上をすべて忘れてしまう。落語の「粗忽(そこつ)の使者」である▼忘れたとあっては切腹するしかない。応対した方も困ってしまい、何か思い出す方法はないかと尋ねると、子どものときから物忘れがひどく、そのたびにお尻をつねってもらって思い出していたと。そこで家中の腕自慢を集め、試してみるが、いっこうに効かない。ついには、出入りの大工が閻魔(えんま)(やっとこ)でつねってみると…▼どんな閻魔のおかげか知らぬが、その使者はやっと事実を思い出したらしい。「粗忽の使者」ではなく「首相の使者」の話である。「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題。柳瀬唯夫元首相秘書官が学園関係者と首相官邸で面会していたことを国会で認める方向となったという▼厳しい追及にも面会の事実を示す備忘録を突きつけられても「記憶の限りでは会っていない」とかたくなにおっしゃっていた方である▼与野党対立で立ち往生する国会を見て忘れたふりをやめたのかとは言うまい。なんにせよ、取り戻した記憶を祝いたい▼さて、せっかくである。もう少し思い出していただきたいことがある。なぜ面会したのか。首相はどう関与しているのか。まさか、そこのところはどうも思い出せぬでは、世間も閻魔様も納得しまい。
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