東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013060890070522.html)。
『●原発意見聴取会: 広告代理店に丸投げ』
『●原発比率意見聴取会、選択肢の大前提が違うでしょっ!』
『●原発の「国民的議論」を「アリバイ作り」で終わらせないために・・・』
『●消極的にしろ、積極的にしろ、「原発0%」しかない』
『●懲りない自民党議員、いまだに原発の安全神話の悪夢から覚醒せず』
『●パブリックコメントで一般市民の「反原発」意思は集約済み』
『●原発推進: 国民が見えているとは思えない政権』
『●東京電力人災以降も、原発推進の姿勢を変えず』
『●これが民意なの?』
東京電力原発人災以降、多くの人達が意見表明し、多くの人達が原発はいらない、と思っていたはずなのに、政治や行政に全く反映されない。前政権も酷かったが、今の自公政権はさらに上を行く。元々これだけ原発推進をしてきた責任を一切負うことなく、東京電力原発人災以降ものうのうと原発輸出など、原発を推進できる神経の持ち主たち。
「昨夏に政府が実施した「国民的議論」の具体的なやりとりが、ホームページ(HP)で閲覧できない状態になっている」等々、原発推進派の〝嫌がらせ〟がなされていることから、反原発派の声が政治に反映されない訳である。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013060890070522.html】
エネ比率公募意見9万件 政権交代後閲覧できず
2013年6月8日 07時05分
将来の原発比率をどうするか、昨夏に政府が実施した「国民的議論」の具体的なやりとりが、ホームページ(HP)で閲覧できない状態になっている。議論に参加した一般市民や有識者からは、大多数が脱原発を訴えた国民の声を軽んじているのではないかと、疑念がわき起こっている。 (小野沢健太)
閲覧できなくなったのは、国民的議論の特設サイトに掲載されていた意見聴取会の議事録や、意見公募(パブリックコメント)に寄せられた約九万件の意見の全文など。
内閣官房のHPには、どんな意見が多かったかなど国民的議論の結果をまとめた文書は残っている。
しかし、一般の人たちが原発とどう向き合うのか述べた内容や、電力会社の幹部が原発は必要とする会社の考えを発表し、会場が紛糾した様子などを記録した生のやりとりは確認できなくなった。
政権交代により、国民的議論を担当していた国家戦略室が廃止され、戦略室のHPも閉鎖された。内閣官房の担当者は「技術上の問題で特設サイトの内容が内閣官房のページに移せなかった。現在作業を進めており、今後掲載する」と説明。閲覧できなくなって二カ月がたつが、再掲載の時期はいまだにはっきりしない。
国民的議論の検証会合で、委員を務めた大阪大の小林伝司教授は「現政権にとって(議論の結果が)意に沿わないものであったとしても、国家が行った議論の結果にアクセスできないままにさせていることは、野蛮としか言いようがない」と、国の姿勢を厳しく批判した。
昨年八月に福島市で開かれた意見聴取会で、脱原発への思いを述べた同市の会社員遠藤義人さん(50)は「国は原発の再稼働に積極的で、被災者の声に耳を傾けようともしない。私たちの発言がなかったことになり、福島が切り捨てられていくようで非常に残念」と話した。
<国民的議論> 2030年の段階で発電量に占める原発の割合はどの程度がいいかについて、政府は(1)0%(脱原発)(2)15%(3)20~25%-の3案を提示。昨夏、全国11会場で意見聴取会を開き、発表者の7割が0%を求めた。意見公募には約9万件が寄せられ、9割近くが0%案を支持。民主党政権は「30年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」とするエネルギー戦略をまとめた。
(東京新聞)
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gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/142596、http://gendai.net/articles/view/syakai/142567)。
『●働くとは何か? 死ぬために働く・・・・・・』
『●「利益率の向上」だけのために働かされる・・・・・・』
『●企業の貯金250兆と「働くとは何か?」』
『●格差社会を助長するトンデモな「ト」理論=トリクルダウン理論』
『●アベノミクスの宣伝に騙されて彼らに
投票してしまえば、待っているのは格差社会』
『●メルマガ【 PUBLICITY 】紹介:
古川琢也さん『ブラック企業完全対策マニュアル』』
安倍晋三首相や竹中平蔵氏によれば、「トリクルダウン理論」によってお零れと云う「滴」が下に滴り落ちてきて、我々の所得が150万円上昇するという(誤解をさせられた)・・・・・・。
でも、記事によれば、「ブラック企業の経営者にとって、社員はますます『定額使い放題』になる。社員には『無限サービス残業地獄』が待って」いるそうです。これだけ自公政権が支持されるということは、自公の支持者や自公への投票者はブラック企業の関係者ばかり? そうは思えないので、選挙制度の不備に加えて、自公の支持者や自公への投票者は「無知」「無関心」な方ばかりなのでしょう。原発推進に加えて「ブラック企業促進政党」、そんなものを支持し、そんなものに投票していしまう、そういう方々には、「騙されることの責任」をとってほしい。
『●『だまされることの責任』読了(1/3)』
『●『だまされることの責任』読了(2/3)』
『●騙されることの責任』
『●戦争と原発: 伊丹万作さん
「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」』
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/142596】
【アベノミクスはサラリーマンの敵だ】
労働時間「異次元緩和」でブラック企業大喜び
2013年5月28日
社員は「定額使い放題」へ
どうやら、安倍政権はブラック企業の味方のようだ。その証拠に、6月にまとめる成長戦略に「労働時間の規制緩和」(ホワイトカラー・エグゼンプション)が盛り込まれようとしている。規制緩和というと聞こえはいいが、過去には「残業代ゼロ法案」「過労死促進策」と批判を浴びたシロモノだ。過去2度も導入に失敗したのに、またぞろ議論の俎上(そじょう)に載せたのである。
懲りない安倍に、ブラック企業の経営者はニンマリだろう。社員をモノ扱いしている企業が増えているが、政府はそんな実態を黙認どころか、「お墨付き」を与えることになるからだ。
「制度の趣旨は、実際に働いた時間と賃金の関係を切り離すもので、
『裁量労働制』よりもさらに徹底して正社員を深夜・休日の割増賃金の
支払い対象から外すことです。実現すれば、ブラック企業の経営者にとって、
社員はますます『定額使い放題』になる。社員には『無限サービス残業地獄』が
待っています」(「ブラック企業」の著者で、労働相談を行うNPO法人
POSSEの今野晴貴代表)
しかも政府の産業競争力会議は、裁量労働制導入のハードルまで下げようと企んでいる。現行の「労使委での5分の4以上の賛成」や「半年に1度、対象者の健康状態を労基署へ報告する義務」の撤廃を求めている。
「労働時間管理が経営者の義務から外れた途端、過労死は自己責任で
片付けられてしまう。経営側が“自主的に働いた結果”と社員へ責任を
転嫁しかねません。ブラック企業では生き残るため、過酷なノルマに耐え、
無理して働き、うつ病や自殺に追い込まれる社員が続出しています。
その賠償を求めても、これでは認められないケースが増えるだけです。
企業のブラック化に歯止めが利かなくなります」(今野氏)
これ以上、ブラック企業に人材を使い潰されたら、国力は確実に衰える。うつ病増加で医療費や生活保護費はかさむだろうし、若者の生活苦の結果、少子化が進めば、ますます財政は逼迫(ひっぱく)する。どこが成長戦略なのか。メリットといえばブラック企業の目先の決算や株価だけなのだ。
「驚くことに、『ワタミ』の会長が自民党の参院候補に取り沙汰されています。
長時間労働で追い詰められた女性社員の自殺が労災認定されても、
会長は『労務管理できていなかったとの認識はありません』と
悪びれることもない。そんな人物を公認すれば、もはや自民党は
ブラック企業促進政党というしかありません」(今野氏)
こういうところに政権の正体が見えるのだ。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/142567】
ブラック企業から身を守る法知識
2013年5月27日
長時間労働に、使い捨て……最近よく聞く「ブラック企業」の実態を描いたドキュメンタリー「ブラック企業にご用心!」が注目されている。
居酒屋チェーン入社2カ月後に過酷労働で自殺した女性、コンビニで“名ばかり管理職”としてうつになった男性――。ブラック企業をモチーフにした企業研修の寸劇を盛り込みながら、劣悪な労働実態を浮き彫りにした。
監督の土屋トカチ氏が言う。
「一部の企業は、『労働法を守っていたら企業活動できない』と
平気で言います。『今の憲法ができる前から店やってるんだから、
そんな法律に縛られないよ』なんて開き直るケースもある。
長時間労働は日本企業なら当たり前でした。かつても同じように
法律違反をしていたのです。でも、頑張った分だけ昇給できたので
救われていた。今は、そうじゃない。働きに見合う報酬は
得られなくなっているだけに悲惨なのです」
<退職後2年は残業代請求可>
では、どうすれば自分の身を守れるのか。土屋氏は「労働法を知っておくこと」という。
「1日の労働時間は8時間以内が基本(労働法32条)で、
それ以上になれば残業代が発生する。タイムカードは詐称する企業が
あるため、出退社の時間はメモも取りましょう。親が残したメモも証拠に
なります。同居のわが子が、毎晩遅くにヘトヘトになって帰ってくるのであれば、
書き留めておくといい。時給を15分、30分単位で計算する会社がありますが、
実は1分ごとに計算できます(24条)。また、会社を辞めた後でも、
過去2年分は残業代や未払い賃金を請求できます(115条)」
上司に暴言を吐かれた場合にも、内容と日時を記録しておけばパワハラで訴える際の証拠となるという。
弁護士の長谷川裕雅氏のアドバイスはこうだ。
「まず、残業代についての36条です。時間外労働させた場合、
基本給の割り増しが必要になります。時間外は25%増し、
休日労働は35%増し。これはキチッと請求すべきです。
39条の有給休暇は、1年目で10日以上が保証されている。
1年ごとに取れる休暇日は増え、最大で20日。要件を満たせば、
アルバイトでも取れます。民法627条の労働契約の解除も
よく問題になります。ブラック企業では、『忙しいから辞めるな』と
脅されたりすることもある。でも、法律上は2週間前に言えば
辞めることができます」
最も有効なのは、ブラック企業に入らないこと。見分け方も知っておきたい。
「離職率や研修内容、過労死を出しているかといった情報は、
ネットや過去の記事で簡単に知ることができます。アットホームを
売りにしているのも怪しい。土日集合でボランティアを強制なんて例も
あります。『年俸制』とうたいモチベーションを上げさせる企業もありますが、
新鮮な言葉には注意が必要です」(土屋トカチ氏)
信じられるのは自分だけなのだ。
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原発推進仲間のフランスとの原発推進ゴッゴについてのasahi.comの記事など(http://www.asahi.com/politics/update/0607/TKY201306070074.html、http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_top_pickup#Edit1、6月8日)、東京新聞の記事など(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013060701002127.html、http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013060802000125.html、http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013060802000123.html)。
あの菅直人元首相でさえが、「恥」と言ったのです。3.11東京電力原発人災で世界中の人たちに迷惑をかけた我が国が原発を推進し、輸出することに対して。
『●再び原発人災が発生した時、原発推進派議員に何ができるのか?』
『●東京電力原発人災処理、計画性もヘッタクレもなく』
『●原発で働く: 「コスト優先」、「命は二の次」』
『●敦賀原発廃炉に向けて足踏み: 自民党による政治的圧力?』
『●原発推進のために何でもする人たち』
『●もんじゅ: 責任者に責任を取っていただきましょう』
『●「成長戦略に「原発の活用」」: あ~恥ずかしい政権、恥ずかしい国』
『●「原発さえなければ」「福島の百姓は終わりだ」: 東京電力原発人災と自殺には因果関係あり』
原発推進国同士が手を携えて原発輸出をし、さらに武器輸出三原則の緩和による「武器の共同開発」まで言い始める始末で、「原子力=核」(兵器)でもあり、まさに「死の商人」へ向かっている、と言われても返す言葉がないだろう。こういった人たちには、どうやら「恥」という概念は無いらしい。
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【http://www.asahi.com/politics/update/0607/TKY201306070074.html】
2013年6月7日13時37分
「原発は重要」日仏首脳会談、共同開発・輸出協力を確認
安倍晋三首相は7日、オランド仏大統領と首相官邸で会談した。両首脳は「原子力発電が重要」との認識で一致し、日本での核燃料サイクルや、原発の共同開発・輸出の推進について協力を確認。武器輸出三原則の緩和をふまえた武器の共同開発でも合意し、会談後にこれらを盛り込んだ共同声明を発表した。
両首脳は会談冒頭に「パートナーシップ強化」を表明。共同声明では原発について、東京電力福島第一原発の事故もふまえて「安全性の強化が優先課題であることを共有し、原子力規制当局間の協力を拡大」と言及しつつも、仏と協力して再稼働や輸出を重視する安倍政権の姿勢を強調した。
使用済み核燃料を処理して再び使えるようにする核燃料サイクルに関し、青森県の再処理工場の「安全で安定的な操業の開始」で一致。会談後に、日本原燃が10月の完成を目指す工場の稼働に仏アレバ社が協力する覚書が交わされた。
・・・・・・・・・。
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【http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_top_pickup#Edit1、6月8日】
2013年6月8日(土)付
日仏共同声明―これは原発推進政権だ
フランスは世界屈指の原子力依存国家である。その国との協力の名のもと、安倍政権は、総選挙で公約した原発依存を減らす方向とは逆向きに突っ走る。
これでは原発推進政権だ。そんな風にしか見えない。
来日したオランド大統領と安倍首相が会談し、「原子力発電が重要である」との共同声明を出した。青森県六ケ所村の再処理工場の操業開始など核燃料サイクルへの支援や、高速炉の技術開発協力、第三国への原発輸出での連携を盛り込んだ。
福島第一原発の事故から2年あまり。まだその収束もできておらず、除染や被災者の帰還も実現していない。
福井県内の原発敷地で新たに活断層が見つかるなど、地震国ならではの危険性もあらわになった。安倍政権になってからも多くの国民は原発に依存する社会からの脱却を望んでいる。
そんな中での日仏両国による「原発重視」宣言である。確かに、フランスから実績がある廃炉や廃棄物管理について知恵を借りる手はあるかもしれない。しかし、ほかは首をかしげることばかりだ。
最大の問題は、行き詰まっている核燃料サイクル事業での協力を打ちだしたことだ。
中核を占める高速増殖炉「もんじゅ」については、原子力規制委員会が先月、1万近い機器の点検を怠っていたことを理由に使用停止を命じた。技術的にも実現のめどが立っておらず、廃炉にするのが現実的だ。
やはりトラブル続きだった六ケ所村の再処理工場は、仮に稼働の道が開けたとしても、使うあてのないプルトニウムが増えることになる。
世界の非核国で唯一、大規模な再処理工場を持つ日本が、核保有国のフランスと協力してプルトニウムの増産に突き進むことは、核拡散を防ぐ国際体制に限りなくマイナスである。
核保有国と被爆国とがこういう形で手を組むのでは、結局、核兵器もできる物質を持ったほうが得だとの考えが広まりかねない。日仏は、核燃料サイクルではなく、核拡散防止で力を合わせるべきだ。
安倍政権は最近、原発推進に前のめりな姿勢を鮮明にしてきた。成長戦略の中に原発活用を位置づけ、中東、インド、フランスに続き、今月中旬に訪れるポーランドでも東欧との原子力協力をうたう。
国民には綿密な説明を尽くさないまま、対外協力を利用して、なし崩しに原発推進へと政策のかじを切るのは不誠実というほかない。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013060701002127.html】
仏大統領「原発政策で共に協力」 国会で演説
2013年6月7日 19時15分
来日中のフランスのオランド大統領は7日、参院本会議場で衆参両院議員を前に演説し、原子力政策について「安全基準や廃炉に関し、日本とフランスは共に協力し合わなければならない」と述べ、連携強化を呼び掛けた。
東京電力福島第1原発事故に触れて「経験を教訓とし、同じような悲惨な事故が再び起きないようにしなければならない」と強調。原発を稼働する各国に安全基準の徹底を求めていく姿勢を示した。
1月のアルジェリア人質事件で日仏両国民が犠牲となったことには「テロに対して共に戦わなければならない」と指摘。北朝鮮やイランの核開発を「許すべきではない」と明言した。
(共同)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013060802000125.html】
【社説】
日仏首脳会談 方向性が違うのでは
2013年6月8日
安倍晋三首相は、来日したフランスのオランド大統領と日仏首脳会談を行った。原発の第三国への輸出や核燃料サイクル政策で連携することを確認したが、進むべき方向が違うのではないか。
認識があまりに違うと言わざるを得ない。会談後の共同記者会見で、安倍首相から発せられた言葉に対してである。
「世界の安全水準を一層高めていく観点から、日本の原子力技術への期待に応えていく」。福島第一原発でレベル7という史上最悪の過酷事故を起こし、いまだ原因も究明できず収束の道筋すら見えていない状況下にあるのにだ。
首脳会談では、米国に次ぐ世界第二の原発大国であるフランスとの間で、核燃料サイクルの技術開発で連携するとともに、アジアや中東諸国への原発輸出の拡大も目指していくとした。
安全面で完全に信用が失われ、事実上の破綻状態にある核燃料サイクル政策を、実績のあるフランスの協力を得て維持していこうというのである。
しかし、中核施設である日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)は、運転停止中のうえ、最近も一万点もの点検漏れが発覚し、原子力規制委員会から運転再開の停止命令を受けたばかりだ。青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理施設も、一九九七年の完成予定だったのに、技術的な問題で操業のめどが立っていない。
民主党政権では核燃料サイクル政策は抜本的見直しの対象と見切りをつけつつあったが、安倍首相が就任すると「継続して進めていく」との立場に一転した。
フランスは、発電に占める原発依存度が八割近い原発大国だが、オランド大統領は昨年の大統領選の公約で「二〇二五年までに五割に下げる」と表明。国内原発は実は縮小する方向なのである。それに対し、凄惨(せいさん)な事故も忘れたかのように原発再稼働を急ぐ安倍政権の姿勢は、明らかに異様だ。
共同声明では福島原発の廃炉や除染の共同研究を進めることで合意したが、それだけで十分ではないか。避難や仮設住宅住まいがなお続く被災者に思いをはせれば何よりもフクシマの収束を優先させ、それ以前の再稼働や原発輸出などあまりに無神経すぎる。
国際社会からみて、あれだけの事故を起こしつつ、なお原発に固執する政治姿勢がどう映るのか、よく考えてみるべきだ。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013060802000123.html】
【コラム】
筆洗
2013年6月8日
「抑えきれなくなった核の力は、私たちの思考方法以外のすべてを変えた。そうして、私たちは未曽有の惨禍へと漂っていく」。知の巨人アインシュタイン博士の言葉だ▼博士は、ナチスが原子爆弾を手にすることを恐れ、米国が核開発で先手を取ることを促した。ヒロシマ、ナガサキの惨禍に衝撃を受けた博士が、一九四六年に社会に向けて警鐘を鳴らしたのが、冒頭の言葉である▼博士が懸念したのは、核を使った最終戦争だった。それは幸い、今のところ起きてはいないが、人類は違った形で核の巨大な力が暴走する恐ろしさを知ることになった。チェルノブイリと福島での炉心溶融事故だ▼核の惨禍を繰り返し目にしてもなお、思考方法を変えようとしない人が、少なからずいるようだ。安倍晋三首相とフランスのオランド大統領は、その代表だろう。両首脳はきのう、首脳会談で「原子力発電が重要であること」を確認し合い、手を携えて各国に原発を輸出していくことを約束した▼福島で炉心溶融がどのように、起きたのか。津波ではなく地震の揺れで既に損傷していたのではないか。安全対策にとり決定的に重要なことも検証せぬまま、原発を動かし、各国に売り広げようとする▼アインシュタイン博士はこんな至言も残した。「狂気…それは、同じ事を何度も繰り返しながら、違った結果を期待することだ」
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zakzakの記事(http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130605/frn1306051059000-n1.htm)とasahi.comの記事(http://www.asahi.com/politics/update/0605/TKY201306050029.html)。
菅直人氏の行動の方が、よほど自公議員やその他の原発推進議員より、はるかにマシではないでしょうか? 番犬様に向かってオスプレイに尻尾を振る橋下元大阪〝ト〟知事より、菅氏の方がはるかにマシ。
『●東京電力原発人災処理、計画性もヘッタクレもなく』
『●原発で働く: 「コスト優先」、「命は二の次」』
『●敦賀原発廃炉に向けて足踏み: 自民党による政治的圧力?』
『●原発推進のために何でもする人たち』
『●もんじゅ: 責任者に責任を取っていただきましょう』
『●「成長戦略に「原発の活用」」: あ~恥ずかしい政権、恥ずかしい国』
『●「原発さえなければ」「福島の百姓は終わりだ」: 東京電力原発人災と自殺には因果関係あり』
「原発輸出、今は恥じている」と述べたそうだが、そう、そういう行為は「恥」なのです。「恥ずべき行為」なのです。
再び原発人災が発生した時、原発推進派議員に何ができるのでしょうか? 自分たちだけが、世界のどこかの「安全」な場所にでも逃げることができる、とでも思っているのでしょうか?
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【http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130605/frn1306051059000-n1.htm】
菅元首相、米国で世界に「脱原発、急げ」 退任後初の海外
2013.06.05
【ワシントン=柿内公輔】 東京電力福島第1原発事故の発生当時に首相を務めた菅直人氏が4日、カリフォルニア州サンディエゴで開かれた原発問題のイベントに参加し、各国が脱原発を急ぐよう訴えた。
イベントは脱原発を掲げる米環境保護団体が主催。菅元首相が海外で反原発のイベントに参加するのは首相退任後初めてという。
菅氏は「原発を稼働すれば核廃棄物ができる。早くストップ(稼働停止)させた方がトータルのコストは安くなる」と主張。安全性の観点からも、米国を含め世界が脱原発に踏み切るべきだとの持論を展開した。
菅氏は事故の直後に、最悪の場合として東京都を含めて5000万人が避難しなければならない事態も想定したと指摘。「日本が国としての機能を長期間失う可能性すらあった」などと振り返った。
国会の事故調査委員会の報告書などで、菅氏は福島の事故の発生当時、「指揮命令系統の混乱を拡大させた」などと批判されているが、菅氏はイベントで、「専門家の意見を聞いたし、私に上がってこない情報もあった」と反論した。
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【http://www.asahi.com/politics/update/0605/TKY201306050029.html】
2013年6月5日10時48分
菅元首相「原発輸出、今は恥じている」 米国で語る
【サンディエゴ=藤えりか】 訪米中の民主党の菅直人元首相はサンディエゴで4日、インドやトルコ、ベトナムなどへの日本の原発輸出について、「私も3・11前は『原発は安全』と(考えて)導入をお願いしてきたが、今はそのことを恥じている」と語った。・・・・・・・・・。
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『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
今週のブログ主のお薦めは、「松元ヒロ氏【写日記 その10】、「日本国憲法を擬人化した『憲法くん』・・・」」。
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■『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号) / 「放射能と学校給食③ 給食の現場をのぞいてみました」。編集部【6・2 3つのグループが反原発同時アクション 「脱原発の民意」を参院選に】、原発推進派を勝たせていはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6923144eaca1c35e79c91fe1917d57bf)
■『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号) / グリーンピース・ジャパン(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/28fc3e0ce8e924de3638fc171e3cc9a0)(GPJ)【福島など東日本太平洋沖の8港で調査 魚介類8体からセシウム検出】。豊田直巳さん【〝フクシマ〟の真実を伝える場に 福島に原発情報センター開館】
■『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号) / 宇都宮健児さん【風速計/人種差別・排外デモを許すな!!】、「在特会が二〇〇九年に京都・・・怒号し授業を妨害した事件では、四人が威力業務妨害罪、侮辱罪、器物損壊罪などで逮捕され、有罪判決を受けている・・・ヘイトスピーチを規制する立法の検討をするべき状況」
■『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号) / 【大藤理子の政治時評/六畳間の世界の「王様」は人権や国際感覚というデカい尺度で指弾されるとキレる】。【大塚将司の経済私考/規制緩和・構造改革ではなく製造業に照準を 幻想をまき散らすマスコミの責任は重大だ】
■『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号) / 村上朝子氏【本当は怖いシェールガス 安倍政権は地球の環境汚染を加速する】、「有害な化学物質を含む水圧破砕」。寺西和史さん【司法の独立・違憲立法審査権】、「権力に弱い最高裁」「裁判官が有機雇用者に」「何のための憲法裁判所か」「司法から審査権を奪う」
■『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号) / 松元ヒロ氏【写日記 その10】、「日本国憲法を擬人化した『憲法くん』と言うネタで全国を飛び廻っているお笑い芸人」「憲法くんが『私のことを自虐的とか言う人がいる。でも私は六六年間、戦争という名前で他国の人々を殺したことがない。それが誇りです。私をどうするか、皆さんに託しましたよ』と締めくくると満場の拍手に包まれた」
■『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号) / 浅野健一さん【取材は実名、報道は原則匿名で 弘中弁護士講演】、「村木厚子さん、・・小沢一郎さんらの弁護人を務めた弘中惇一郎」氏(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d219475afa2b49272cbbffc2d8efbbe1)(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/567f0bbb36fe5bdcc088e0bd1b802654)
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『自然と人間』(2013年6月号、Vol.204)の最新号について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
最も注目の記事は、森達也さん【第87回つぶやくニッポンの街角 誰が誰に何を言ってんの?】、「「日本軍による強制連行を裏付ける資料は無い」との訴えに賛同者として自民党・安倍晋三総裁(当時)を含む38人の国会議員が連ねている」。
『●「証拠が出てくれば反省しなければならない」のだから、反省してください』
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■『自然と人間』(2013年6月号、Vol.204) / 森達也さん【第87回つぶやくニッポンの街角 誰が誰に何を言ってんの?】、「「歴史事実委員会」を名乗る団体が、米ニュージャージー州の地元紙に掲載した・・・「日本軍による強制連行を裏付ける資料は無い」との訴えに賛同者として自民党・安倍晋三総裁(当時)を含む38人の国会議員が連ねている」
■『自然と人間』(2013年6月号、Vol.204) / 森田実氏【7月参院選の政局展望 安倍人気、野党はどこまで巻き返せるか】、「「某政党」の世論調査に操られるジャーナリズム」「日本のジャーナリズムの堕落を示す光景」「「月満つれば虧(か)く」か「月は益々成長するか」」。壊憲派に勝たせてはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/80ddda71c58dabc237ddde7a7eb375f7)
■『自然と人間』(2013年6月号、Vol.204) / 前田哲男さん【自民党憲法改正草案の核心 9条改正を中心に自民党の目指す日本の姿】、「96条改正は〝だまし討ち〟」、「前文は、民の上に天皇を置く「主権在君」」。『●憲法学者vs壊憲派議員、理はどちらにあるのか?』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6ec308d3b0b6b50bbc2e78123aeda7d0)
■『自然と人間』(2013年6月号、Vol.204) / 大河原まさこ氏【生活者の立場から「憲法96条改正」に反対】、「憲法は日本を孤立させたのか?」「すでに失敗した安倍政権の経済政策」「社会が貧しく傷んできている」。『●憲法学者vs壊憲派議員、理はどちらにあるのか?』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6ec308d3b0b6b50bbc2e78123aeda7d0)
■『自然と人間』(2013年6月号、Vol.204) / 矢野宏氏【放射能汚染地域ルポ 絆を壊したのは誰だ!】、「慰謝料請求以外に何があるのか!」「「放射能に負けない宣言」?」「我々は切り捨てられた」。責任者には責任を(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/90fdb2b7bf658b799f72db3c45455c4b)
■『自然と人間』(2013年6月号、Vol.204) / 中村ゆうき氏【廃炉か再稼働かで揺れる東海村 村上達也村長に聞く】、「あと一歩で最悪の事態だった」「恐るべき〝原子力ムラ〟の権力」。『●原子力発電、店じまいの時は何時になるのだろう?』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b4324ce9d76d12587e13e6df7c4a2a6b)
■『自然と人間』(2013年6月号、Vol.204) / 大谷昭宏氏【国民栄誉賞の政治利用で96条改正に執念 改憲に前のめりの安倍首相に公明党が異議】、「誕生時から平和主義を掲げた公明党 しかしPKO法案審議で変節した過去も」。自公に何を期待できよう(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c007564828f64859e07763882b08f63c)
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asahi.comの記事(http://www.asahi.com/politics/update/0606/TKY201306050557.html)。さすが東京新聞のコラム「筆洗」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013060702000104.html)。
6月6日のクロノスでの荻原博子氏のお話。大略以下のようなお話だった。計算上の1人頭150万。私やあなたの所得が150万増える訳でなく、お金持ちや大企業だけが潤うだけである。つまり、格差拡大。誤解させる安倍政権の悪しき宣伝。
滴なんて下には落ちて来やしない。
『●『新版 悪夢のサイクル/ネオリベラリズム循環』読了(2/4)』
『●ダブル党首選の街頭演説ネタ二題』
『●TPP、米韓FTAという先達に学ばないと・・・・・・』
『●格差社会を助長するトンデモな「ト」理論=トリクルダウン理論』
『●水コングロマリットとコモンズの自由化』
マスコミも「1人あたりの国民総所得」をきちんと解説すべきだ。あたかも私やあなたの所得が150万円増えるかのごとく誤解させている。「7月の参院選の目玉」だそうだが、それに乗っかり、この政権を支持してしまえば更なる格差社会・不平等社会が待っているだけだ。
この胡散臭い「産業競争力会議」は市民のことを考えているのではない。自分たちが肥え太り、大企業が儲かることだけしか考えていない。
『●企業の貯金250兆と「働くとは何か?」』
以下に、「産業競争力会議」とそのメンバー・竹中平蔵氏の胡散臭さについて抜粋。
「素案は、成長戦略をまとめる産業競争力会議で5日に示され、
12日までに正式に決めたうえで、14日にも政府方針として閣議決定する。
成長戦略に「原発の活用」が入れば、中長期にわたって原発に頼る経済・社会を
続けることになる。/朝日新聞は「成長戦略(素案)」を入手した。
エネルギー政策では、成長を担う企業が活動しやすくするため、
原発事故後の電力不足を解消したり、火力発電につかう燃料費がかさんで
値上がりする電気料金を抑えたりする必要があると指摘している」
(『●「成長戦略に「原発の活用」」: あ~恥ずかしい政権、恥ずかしい国』)
「政府の成長戦略を話し合う産業競争力会議の3日の会合に、
民間議員として出席した竹中平蔵・慶大教授はこんな見通しを示した。
公的施設などの民営化を急ぐべきだとの提言だ。/競争力会議の試算では、
空港や高速道路、上下水道といった公的な資産の総額は約185兆円。
負債を差し引いても約100兆円の価値がある。
こうしたインフラなどの「運営権」を売却すれば、
「最低でも数十兆円になる」(竹中教授)という」
(『●水コングロマリットとコモンズの自由化』)
「また、あの男が戻ってきた。テレビを見ていて、「ゲゲッ」と思うのが
竹中平蔵氏だ。安倍内閣は7日、内閣官房に「日本経済再生本部」を新設し、
看板を掲げた。再生本部には全閣僚が参加し、その傘下に民間人による
「産業競争力会議」を設ける。竹中は、この「競争力会議」のメンバーに選ばれた。
で、TVに出てくる出てくる。例によって、立て板に水でしゃべりまくり、さながら、
安倍内閣の閣僚みたいだ。しかし、この男が過去に何をやったか。
決して忘れてはならない。/竹中といえば、小泉内閣で金融・経財相や総務相を
歴任。経済政策の司令塔として、格差を拡大させた張本人だ。/金融相時代は
日本振興銀行を異例のスピードで認可し、郵政民営化に代表される「民営化」や
「規制緩和」を推し進め、外資をボロ儲けさせた“売国奴”でもある。
揚げ句が参院議員任期を4年も残して、トンズラした無責任男だ」
(『●格差社会の推進者の再登場、そしてそれを許すケジメのない人たち』)
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【http://www.asahi.com/politics/update/0606/TKY201306050557.html】
成長戦略第3弾、柱は民間活力 目標実現に高いハードル
2013年6月6日0時52分
安倍政権が経済政策「アベノミクス」の中核に位置づける成長戦略が5日、出そろった。規制改革などで民間活力を高め、国民生活の豊かさを示す指標である「1人あたりの国民総所得」を、10年後に150万円以上増やすといった数値目標を設定。ただ、具体的な道筋は不透明で、実現へのハードルは高い。
安倍晋三首相は5日昼、東京都内で講演し、成長戦略の第3弾を公表。4月に働く女性、5月に農業強化を柱としたのに続き、民間活力を柱に据えた。夕方には政府の産業競争力会議が成長戦略の素案を示した。
競争力会議で、首相は「医療、エネルギー、インフラ整備など、規制を背景に民間の投資が制約されている世界を大胆に開放する」と述べ、規制改革で成長を促す考えを強調した。安倍政権は14日に成長戦略を閣議決定し、7月の参院選の目玉としたい考えだ。
・・・・・・。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013060702000104.html】
【コラム】
筆洗
2013年6月7日
数字は、曲者(くせもの)だ。例えば、あなたの前にルーレット盤を置いて、回す。こんな数字が出たとする。「35」。ここで質問。「アフリカの国のうち何%が、国連加盟国でしょう?」▼当然ながら、ルーレットの数字と国連加盟率の数字には何の関係もない。だが、心理学者の実験によると、多くの人はルーレットの数字を参考に、加盟率の答えを上下させてしまう。人間というのは、数字を目前に示されれば、根拠のないものでも、影響されてしまうものらしい(ガードナー著『専門家の予測はサルにも劣る』)▼さて、この数字をどう受け止めるべきか。成長戦略を発表した首相曰(いわ)く、「一人当たりの国民総所得(GNI)は、十年後には百五十万円以上増やすことができる」。まこと、景気のよさげな話である▼そんなに収入が増えるのか、と思った方も多かろう。「所得」という言葉のなせる技なのだが、GNIは、国民や企業が国内外で得た所得の合計。企業が国内の工場を閉鎖し海外移転すれば、日本では失業者が出るが、企業が海外でもうけさえすれば、それも「所得」のうちである▼そもそも十年後に百五十万円増というこの数字、内閣府の担当者に根拠を聞いても「特に詳細な試算はしていない」そうだ▼いま、目の前に現にあるのは、円安での値上げ幅と、好調から一転下がった株価。数字の錯覚は要注意だ。
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東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013053102000111.html)。asahi.comの記事二つ(http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201306060572.html、http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201306050658.html)。
『●言葉が見つかりません・・・』
「須賀川市の野菜農家の男性(64)は、福島産野菜の一部に国の
出荷停止指示が出された翌日の二〇一一年三月二十四日に自殺した。
遺族によると、男性は原発事故後「福島の百姓は終わりだ」と話していたという」。
「「原発さえなければ」書き残し自殺」「原発さえなければ私の旦那は今も生きていた。夢もなくなったが・・・・・・」。東京電力原発人災と、どう考えても因果関係が大ありだ。また、「震災さえ」ではなく、「原発さえなければ・・・」というところが重要。原発再稼働・原発輸出したりできる政治家や電力会社幹部、財界の神経が分からないし、そういった政治家を支持し投票する人たちの気持ちが分からない。
『●哀しい遺書: 「原子力さえなければ」』
『●ドキュメンタリー映画『わすれない ふくしま』: 「震災さえ」ではなく 「原発さえなければ・・・」』
『●「「3.11」から2年② 原発という犯罪」『週刊金曜日』(2013年3月8日、934号)』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013053102000111.html】
「原発さえなければ」書き残し自殺 酪農家遺族が東電提訴
2013年5月31日 朝刊
東京電力福島第一原発事故で将来を悲観して自殺した福島県相馬市の酪農家菅野重清さん=当時(54)=の妻バネッサさん(35)と二人の息子が三十日、東電に約一億二千六百万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、菅野さんは乳牛約四十頭を飼育していたが、原発事故で原乳が出荷停止となり、牛の処分に追い込まれた。フィリピン国籍のバネッサさんと息子たちを一時帰国させていた二〇一一年六月、酪農場の堆肥小屋で首をつって自殺した。小屋の壁には「原発さえなければ」などと書かれていた。
訴状は「事故で酪農経営の先行きが見えず、家族もフィリピンに避難して菅野さん一人に重圧がかかった。心身ともに疲弊し、うつ病にかかって自殺した」と指摘し「事故と自殺には因果関係がある」と主張している。
提訴後に東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見したバネッサさんは「原発さえなければ私の旦那は今も生きていた。夢もなくなったが、二人の子どものために裁判を闘いたい」と涙ぐみながら語った。
東電広報部は「訴訟においてご事情を伺った上で真摯(しんし)に対応する」としている。
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【http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201306060572.html】
2013年6月7日
(私の視点)災害関連死 弔慰金審査、早急に検証を 小口幸人
震災から2年が過ぎた。改めて思うのは、家族を亡くした方々の悲しみは別物だ、ということだ。最も丁寧にケアされるべき人々だが、現状はそうなっていない。
問題を浮き彫りにするのが、災害弔慰金支給に関する審査だ。震災で家族を亡くされた一定の遺族に支給されるお金のことであるが、金銭だけの問題ではな・・・・・・・・・。
・・・・・・例えば、シートによれば、自殺の場合、精神科への通院歴があり、しかも震災から半年以内に対象疾病を発病した記録がなければ関連死ではないことにされてしまう。目安に過ぎない資料が、否定のために乱用されかねないのだ。審査結果は「県から来ました」とだけ言われて遺族に渡される。無機質な通知書は遺族の心を傷つける。遺族の声は「県の結果なので」で切り捨てられてしまう。 国は早急に各審査会で行われている審査を調査し、・・・・・・・・・。
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【http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201306050658.html】
2013年6月6日
父自殺、東電は謝罪を 原発事故、心晴れぬ和解
東京電力福島第一原発の事故後に自殺した福島県須賀川市の農家の男性(当時64)の遺族が5日、東京都内で記者会見した。東電とは原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)の仲介で近く和解する見通しだが、賠償金の支払いに応じながら、謝罪を拒んでいる同社の姿勢を批判した。
「東電は、私の家に来て・・・・・・。
(写真キャプション: 自殺した樽川久志さんの次男和也さんは
記者会見で「東電はしっかり謝罪して欲しい」と涙をこらえながら訴えた
=5日午後、東京都千代田区、福留庸友撮影)
・・・・・・・・・「東電は、私の家に来て父の仏前に線香をあげて欲しい。それがなければ、和解したといっても心が晴れない」。自殺した樽川(たるかわ)・・・・・・・・・。
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asahi.comの記事(http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305200635.html?ref=com_top_pickup)と東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013052102000126.html)。
裁判員制度に乗せられて、「死刑のスイッチ」を押させられるなんて、真っ平御免だ。ましてや、それが冤罪であったりすれば、二重三重の意味でトラウマ必至だ。死刑存置をもくろむ国や官僚、政治家が、死刑に対する市民の意識のハードルを下げさせるための制度が裁判員制度であると思う。その片棒を担がされるなんて耐えられない。敢えて重大犯罪の裁判にシロウト裁判員を参加させるところがその証左。
『●『つぶせ! 裁判員制度』読了』
『●『官僚とメディア』読了(3/3)』
『●『裁判員制度の正体』読了』
『●手遅れ!! ~死刑のスイッチを押すことと死刑執行~』
『●死刑という制度: 「吊るせ、吊るせ」の合唱で何か状況は変わるのか?』
『●「裁判員制度」の下での「死刑制度」存置支持』
『●それは、職業裁判官の怠慢にすぎない』
『●裁判員制度下で少年死刑判決』
『●裁判員の心を慮る・・・』
『●そのスイッチを押せない』
『●『きみが選んだ死刑のスイッチ』読了(1/2)』
『●『きみが選んだ死刑のスイッチ』読了(2/2)』
『●裁判員制度: 被告にとっても憲法違反』
『●裁判員制度を即刻中止に』
『●「死刑のスイッチ」を押すこと: 裁判員のストレス障害』
『●裁判員制度という不始末に最高裁はどのような落し前を?』
「初公判から判決までは、平均六日程度で、かつては半年も要していたことと比べると、大幅に短縮された」そうだが、裁判員制度の目的はスピードアップなのか?
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【http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305200635.html?ref=com_top_pickup】
2013年5月21日
極刑、向き合う裁判員 4年間で判決17件 近づく執行の局面
「裁判員制度」は、21日で施行から4年となる。この間、計17件の死刑判決が出され、一般の市民が「極刑」と向き合ってきた。死刑判断を市民に委ねる一方で、法務省は刑場公開などの情報開示に消極的で、日本弁護士連合会などは批判を強めている。
死刑判決17件中、確定したのは4件。うち2件は確・・・・・・。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013052102000126.html】
【社説】
裁判員制度 市民参加深めるために
2013年5月21日
裁判員制度が施行されて、四年になる。厳しい守秘義務や、有罪か無罪の評決の前に被害者が意見を述べる仕組みなどは手直しが必要ではないか。市民参加の意義を深める制度へ発展してほしい。
裁判員に選ばれる前は「やりたくなかった」という声が52・5%だが、裁判終了後には「よい経験と感じた」という声が95・4%も占めている。最高裁がまとめた検証報告書からは、裁判に参加した市民が、この制度を肯定的にとらえていることが読み取れる。
初公判から判決までは、平均六日程度で、かつては半年も要していたことと比べると、大幅に短縮された。その一方で、初公判前に裁判官と検察官、弁護士で争点を絞り込む公判前整理手続きが長期化している。争いのある事件では、九カ月もかかっている。
これは問題だ。検察側が全証拠のリストを開示することで、弁護側は被告に有利な証拠を集めやすくなる。同時に争点も明確になるだろう。全証拠のリスト化は早期に実現してほしい。
心のケアにも、もっと配慮が必要だ。死刑を言い渡した事件で、福島県の女性が「急性ストレス障害」と診断され、今月、国家賠償を求める訴訟を起こした。メンタルヘルスサポートの仕組みがあるが、全国二百十七カ所の提携先で、無料カウンセリングの利用は五回までと制限されている。もっと手厚いケアが望まれる。
裁判員に課される守秘義務も重すぎる。判決に至る経緯や評議の内容は、生涯、口にしてはならない定めで、違反の場合は懲役刑の罰則まである。これでは精神的な負担になるのは当然だ。
むしろ、市民がどのように考えて、結論に至ったかをある程度、オープンにした方が、将来、裁判員になる人にも参考になり、社会的な蓄積にもなるはずだ。守秘義務の緩和へ踏み出してほしい。
何より改善を求めたいのは、被害者や遺族が法廷で意見を述べる場面だ。まだ被告が有罪か無罪か決まっていない段階で、悲痛な思いや、犯人を憎む気持ちを吐露したら、裁判員の判断に影響を及ぼさないだろうか。いったん有罪か無罪を評決し、有罪の場合に限り、法廷で被害者・遺族の意見を聞くのが筋ではなかろうか。
裁判員に期待されるのは、市民の常識と良識である。「よい経験だった」という積み重ねこそ、この制度の浸透をより深め、民主主義を鍛え直す。
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asahi.comの記事(http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY201305220610.html)。
以前のブログより。
『●冤罪(その2/2): せめて補償を』
「飯塚事件の久間三千年さんは、冤罪であるにもかかわらず、
死刑を執行された。これは、被害者の遺族に対する、
何と表現して良いのかわからないが・・・・・・遺族の方たちも
複雑な感情を抱いてしまうはずだ。/どんな背景や力学が
働いたのかはそれぞれの事件によって異なるが、布川事件や
氷見事件、東電OL殺害事件、志布志事件、村木厚子氏冤罪事件、
足利事件・・・・・・、せめて賠償で報いる以外に方法が無いのではないか。
しかし、その扉は当方もなく厚い。」
もう一点、思い起こしておくべきこと。裁判官の責任は重い。
『●「アベノミクスに騙されないための政治経済学」『週刊金曜日』(2013年3月29日、937号)』
「■『週刊金曜日』(2013年3月29日、937号) / 今週の
おすすめ記事。山口正紀さん【冤罪の責任を問う裁判報道を
映画『約束』から】、
氷見事件(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%C9%B9%B8%AB%BB%F6%B7%EF)
で無実の人を有罪にした中牟田博章裁判長が「再審請求を審理する
資格があるのか」? ・・・」
「■『週刊金曜日』(2013年3月29日、937号) / ・・・「また同じことが
起きた。小沢一郎氏の元秘書三人・・・飯田喜信裁判長は・・・ゴビンダさんの
控訴審で・・・逆転有罪判決・・・司法記者の間では「常識」だ。
・・・報道は、「裁判長の誤認暦」に、全く触れなかった」
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%C8%D3%C5%C4%B4%EE%BF%AE)・・・」
『●「国家と教育」『週刊金曜日』(2013年3月22日、936号)についてのつぶやき』
「■『週刊金曜日』(2013年3月22日、936号) / 真野きみえ氏
【水谷建設の新証言「5000万円の授受はなかった」!?
新証拠申請を却下した高裁】。東京高裁の飯田喜信裁判長の
無茶苦茶さは「ゴビンダ氏に逆転有罪を科した」ことでも明白
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e7af4667d7aa977a9aef5d9d752cf599)」
『●政治的なトドメかな・・・・・・マスコミや裁判所によるこんなことが許されていいの?』
「江川紹子氏の、とある日のつぶやき。
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Shoko Egawa@amneris84
新聞は、なんで東電OL事件で一審無罪だったゴビンダさんを
身柄拘束し、逆転有罪を書いた主任裁判官の飯田喜信判事
(現東京高裁裁判長)の辞任は求めないのかにゃ。冤罪作りの張本人が
書いた判決をありがたがって受け止める愚。
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【http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY201305220610.html】
2013年5月23日8時46分
再審無罪のマイナリさんに補償6840万円 拘束15年
【田村剛】 1997年に東京・渋谷で起きた東京電力女性社員殺害事件で無期懲役判決を受けて服役し、昨年11月に再審無罪が確定した元被告ゴビンダ・プラサド・マイナリさん(46)について、東京地裁が請求通り約6840万円の刑事補償を認めていたことがわかった。2月6日付の決定。同12日に確定した。
刑事補償は、無罪が確定した元被告に、国が不当に身柄を拘束したことについて補償金を支払う制度。額は拘束中の苦痛や逸失利益などによって異なり、1日あたり上限1万2500円で、下限は1千円。マイナリさんの拘束期間は昨年6月までの約15年間(5475日)で、地裁は上限額を適用した。
マイナリさんは一審で無罪、二審で無期懲役の逆転有罪判決を受け、03年に確定。昨年6月に新たなDNA型鑑定の結果から再審開始が認められ、母国ネパールに帰国後の同11月に無罪が確定した。
近年、再審無罪が確定した主な事件では、茨城県で起きた強盗殺人事件「布川事件」で約29年間拘束された元被告の男性2人に各約1億3千万円、栃木県での女児殺害事件「足利事件」で17年半拘束された元被告の男性に約8千万円の刑事補償が認められている。
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「森住卓さんのフォトブログ」の記事(http://mphoto.sblo.jp/article/68223548.html)。
「東京湾の入り口に60万Kwの原子炉がある」と言われても・・・・・・ピンときませんでした。また元東京〝ト〟知事が「東京に原発を!」なんて言い出したのかと思いました。
一方、
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
というのもありました。
「横須賀での停泊中は原子炉の燃料は冷し続けなければならない。冷却水は海水。燃料冷却用の電源は岸壁脇の海抜3メートルのにある発電所から供給される」・・・、知らないことだらけだった。
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【http://mphoto.sblo.jp/article/68223548.html】
2013年05月23日
東京湾の入り口に60万Kwの原子炉があること,知ってます?
5月23日、米原子力空母ジョージ・ワシントンの原子炉の中から出る放射性廃棄物搬出されました。ジョージワシントンは全長333メートル、幅44メートル、高さ60メートル、乗員6000人。
原子炉2基60万Kwの出力がある。
横須賀での停泊中は原子炉の燃料は冷し続けなければならない。冷却水は海水。
燃料冷却用の電源は岸壁脇の海抜3メートルのにある発電所から供給される。
地震で津波が襲ったらひとたまりもない。冷却用電源が失われたら大事故につながる。
福島の事故後、津波対策が急務な日本の原発だが、ここ米軍基地の中は全くその対策が立てられていない。
「安全だ,事故は起きない」と言う「神話」がまだ生きている。
米軍基地内では日本の安全基準も適用されないし、立ち入り検査も行う事が出来ない.治外法権なのだ。
しかも、横須賀市など関係自治体は避難範囲を3キロまでしか設定していない。
首都東京の中心部から40キロメートルしか離れていない。
もし事故が起これば1000万人近い人が避難を余儀なくされだろう。
こんな危険な原子力空母が東京湾の入り口にいることをメディアの多くが伝えていない。
さらに米軍横須賀基地には原子力潜水艦が日常的に停泊している。一層危険がます。
[写真説明]
原子力空母ジョージ・ワシントンからクレーンでつり上げられた黄色いコンテナの中に放射性廃棄物が入っているが、中身については一切明らかにされない。
米本国に持ち帰る。
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asahi.comの記事(http://www.asahi.com/politics/update/0531/TKY201305300592.html)。
「成長戦略に「原発の活用」」するそうだ。バッカじゃなかろうか? あ~恥ずかしい政権、恥ずかしい国、である。3.11東京電力原発人災を経験した日本が「原発を活用」し、「原発再稼働に向けて「政府一丸となって最大限取り組む」」そうだ。信じられない国。
『●冷たい国: 国が経産省前テントひろばの撤去を訴え裁判を起こす』
『●もんじゅ: 責任者に責任を取っていただきましょう』
『●原発推進のために何でもする人たち』
『●敦賀原発廃炉に向けて足踏み: 自民党による政治的圧力?』
『●原発で働く: 「コスト優先」、「命は二の次」』
『●「国民の6割が脱原発を望んでいるというのに自民党が大勝した理由」』
『●「平和なアジアという井戸を掘る意思があるのかどうか、疑わしい」』
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【http://www.asahi.com/politics/update/0531/TKY201305300592.html】
2013年5月31日5時52分
成長戦略に「原発の活用」 政権素案、再稼働の推進明記
【藤田知也】 安倍政権が6月にまとめる成長戦略の素案に「原発の活用」を盛り込み、原発再稼働に向けて「政府一丸となって最大限取り組む」と約束することがわかった。東京電力福島第一原発事故を受けて脱原発を求める声は根強いが、安倍政権の経済政策「アベノミクス」で目指す経済成長には原発が欠かせないという姿勢を鮮明にする。
素案は、成長戦略をまとめる産業競争力会議で5日に示され、12日までに正式に決めたうえで、14日にも政府方針として閣議決定する。成長戦略に「原発の活用」が入れば、中長期にわたって原発に頼る経済・社会を続けることになる。
朝日新聞は「成長戦略(素案)」を入手した。エネルギー政策では、成長を担う企業が活動しやすくするため、原発事故後の電力不足を解消したり、火力発電につかう燃料費がかさんで値上がりする電気料金を抑えたりする必要があると指摘している。
そのために必要な政策として「電力システム改革の断行」「高効率の火力発電の導入」などとともに「原子力発電の活用」を盛り込んだ。具体的には、原子力規制委員会が安全と判断した原発は「判断を尊重し、再稼働を進める」としたうえで、地元の理解や協力を得るために「政府一丸となって取り組む」と明記し、原発再稼働を積極的に進める方針を打ち出す。
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『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
今週のブログ主のお薦めは、2つのSLAPP記事。三宅勝久さん【SLAPP 訴訟が山場に 白川氏のの本人尋問へ】と豊田直巳さん【経産省前テント村で起きている新しい文化を守れ 土地明け渡し訴訟はスラップ訴訟だ】。そして、「【金曜日から】・・・トンデモの科学出版から「〝公開霊験シリーズ〟『衝撃の告白! 本多勝一の守護神インタビュー 朝日の「良心」か、それとも「独善」か』」」、笑った!
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■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 昨日到着していたが、ようやく開封。「世界が警戒する歴史観 安倍晋三首相の本音」、単独インタビュー【中国で安倍首相をかばった村山元首相】、佐高信さん【暴走する“お友達” 高市早苗・自民政調会長】。壊憲(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%B9%E2%BB%D4%C1%E1%C9%C4)
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 真野きみえ氏【抗議の来日をした元「慰安婦」2人が被害を証言 「橋下大阪市長に審判を!」】。星徹氏【立憲主義の破壊に警鐘 「96条の会」が発足】。『●憲法学者vs壊憲派議員、理はどちらにあるのか?』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6ec308d3b0b6b50bbc2e78123aeda7d0)
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 三宅勝久さん【SLAPP 訴訟が山場に 白川氏のの本人尋問へ】。『●原発SLAPP続報: 原子力ムラを書いたら訴えられた』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d9269ad04e51c0851121ebcdf51bd983)。がんばれ田中稔さん(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/55006ca6377f7a331039d399f8a52a26)!
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 本多勝一さん【風速計/ドはずれている橋下市長の認識】。どうやらトンデモの元「ト」知事ではなく、ドハズレの「ド」知事だったらしい。反省してもらわなくては(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c9f38caddd98084b42de0513c704945a)、でも、「ト」氏には無理でしょうね
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 豊田直巳(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/48f1dcbe002362c01f9fd950bcfebbbe)さん【経産省前テント村で起きている新しい文化を守れ 土地明け渡し訴訟はスラップ訴訟だ】。原発スラップ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d9269ad04e51c0851121ebcdf51bd983)の第2弾
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 内原英聡氏【自衛隊全面協力『空飛ぶ広報室』の無邪気さ 沖縄出身の新垣結衣、安室奈美恵を起用】。天城慶氏【後継者をめぐる駆け引きか?! 政界引退した与謝野馨氏が「自民党復党へ」のなぜ】、原発推進派(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%CD%BF%BC%D5%CC%EE%B3%BE)は自民にお似合い
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 境分万純氏【「憲法九条は一言半句たりとも変えてはならない」 世界の紛争地帯で武装解除を指揮してきた伊勢崎賢治・東京外国語大学大学院教授に聞く】。壊憲派に勝たせてはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/80ddda71c58dabc237ddde7a7eb375f7)
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 青木理(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c6faa6b8e84cba0ca659950eda725bc8)さん【司法を正す 第23回/「恐喝」で懲役6年の実刑判決を受けた弘道会会長高山清司さん 「よろしく頼む」が恐喝の狂暴になるのか】、「料亭で一度だけ接触」、「恣意的判断の危険性」
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 明石昇二郎(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/af60c5256d41d4eaf63d53c5b47f0eec)さん【晩発性健康被害の損害賠償請求権を認めず 「加害者免責」カネミ油症判決の時代錯誤】、「賠償請求の権利がない?」
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 山口正紀さん【「橋下妄言」報道 なれ合いの「囲み取材」は止めよ】、「彼が三日で囲み取材を再開したのは、橋本人気が「メディア露出の賜物」であることを思い出したからだろう。今度は、「大誤報」と決めつけられたメディア側が囲み取材を打ち切る番だ」
■『週刊金曜日』(2013年5月31日、945号) / 【金曜日から】に面白い記事が。トンデモの科学出版から「〝公開霊験シリーズ〟『衝撃の告白! 本多勝一の守護神インタビュー 朝日の「良心」か、それとも「独善」か』」。かつては坂本竜馬や渡邊恒雄氏らも登場したらしい。信者の皆さん、正気だろうか?
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『DAYS JAPAN』(http://www.daysjapan.net/)の最新号について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
ブログ主のお薦め記事は、斎藤美奈子さん【OUTLOOK/原発の商談を成立させた日本とトルコの思惑とは】。「放射線管理区域に暮らすのは違法」・・・小出裕章さんの仰る逆転した世界。
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■『DAYS JAPAN』(2013,JUN,Vol.10,No.6) / 「本誌購読料の一部は原発被災地の子どもたちの健康支援に使われます」「一枚の写真が国家を動かすこともある」「人々の意志が戦争を止める日が必ず来る」。表紙は、「難民キャンプで息子を抱く父親。カブール、アフガニスタン」
■『DAYS JAPAN』(2013,JUN,Vol.10,No.6) / 【TOPICs沖縄 「この島のどこに主権があるのか」の沖縄の声 「屈辱の日」を琉球新報はどう伝えたのか?】。DAYS JAPAN Public Prize 鹿野修三氏【東日本大震災 亡き人への想いを胸に】
■『DAYS JAPAN』(2013,JUN,Vol.10,No.6) / 斎藤美奈子さん【OUTLOOK/原発の商談を成立させた日本とトルコの思惑とは】、「安倍晋三首相・・大経済使節団(100名超!)を従えての要はセールス旅行である。/官民一体で売ってきたのは、な、なんと原発・・あきれた死の商人ぶりである」
■『DAYS JAPAN』(2013,JUN,Vol.10,No.6) / 西尾正道氏【特集 放射線と健康障害の真実、ウソだらけの放射線と健康障害】、「ICRPの催眠術」「無料甲状腺検査を全国で」「エコー画像は本人のもの」「内部被曝検査の見直しを」「間違った測定法が数値をごまかす」「憂慮すべき海洋汚染」
■『DAYS JAPAN』(2013,JUN,Vol.10,No.6) / 西尾正道氏【特集 放射線と健康障害の真実、ウソだらけの放射線と健康障害】、「100ミリ以下安全説の虚妄」「志望者や内部被曝を切捨て」「低線量でも発癌の報告」「内部被曝の実態は未解明」「原子力推進の裏で」「全身化換算のトリック」
■『DAYS JAPAN』(2013,JUN,Vol.10,No.6) / 西尾正道氏【特集 放射線と健康障害の真実、ウソだらけの放射線と健康障害】、「放射線管理区域に暮らすのは違法」「チェルノブイリ被害者の死者数」「健康被害はがんにとどまらない」「ECRRとICRP基準値の大きな差」
■『DAYS JAPAN』(2013,JUN,Vol.10,No.6) / 西尾正道氏【特集 放射線と健康障害の真実、ウソだらけの放射線と健康障害】、「原発近隣地区にみられる高発がん率」、北海道泊原発周辺で・・・、「住民に居住・移住の選択肢を」
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CMLの記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-May/023856.html)と、Youtubeの映像資料(青木理さんのDig)へのリンク(http://www.youtube.com/watch?v=OrTq3Ed4iKA)。
真に生活保護を欲している人の中で一体何%の人が「仕事をせず、遊んで暮らしているという」のか? マスコミや一部の政治家の言動に踊らされていはいけない。「「生活保護受給者らしく」生活しているか、パチンコをしていないかどうかを監視し、隣近所に通報(密告)を奨励している自治体があります」・・・・・・監視社会なんて、ゾッとする。「オーウェルの「一九八四年」・・・まで、あと一歩ではないか」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/f81baf0ff3aec55a36b66065012ffa3c)。
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-May/023856.html】
[CML 023986] 生活保護 自立をめざして
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2013年 5月 1日 (水) 13:06:57 JST
坂井貴司です。
転送・転載歓迎。
生活保護受給者に対する攻撃が激化しています。
「生活保護受給者らしく」生活しているか、パチンコをしていないかどうかを監視し、隣近所に通報(密告)を奨励している自治体があります。
生活保護受給者は仕事をせず、遊んで暮らしているという偏見がマスコミなどによってあおられています。それに政府や自治体が悪乗りして、受給申請をはねつけたり、受給取消をしています。またぞろ餓死や自殺者が続出しかねない状況です。
生活保護受給者のほとんどは,働いて自立したいと願っています。しかし、仕事はありません。
そこで大阪・豊中市と北海道・釧路市は就職と自立を支援する独自の取り組みを行っています。
その模様をNNNドキュメントが描きます。
NNNドキュメント
「生活保護 自立をめざして 釧路・豊中…先進自治体の挑戦」
http://www.ntv.co.jp/document/
放送日:5月5日
放送時間:4:50~
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福岡県
E-Mail: ・・・・・・・・・
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
私も編集委員をしています(^^;)
定期購読をお願いします!
購読料は送料込みで1年間4320円です。
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【http://www.youtube.com/watch?v=OrTq3Ed4iKA】
青木理オープニングトーク+Dig「生活保護費引き下げ」2013.01.31
公開日: 2013/01/31
1月31日(木)「受給者の96%が減額!生活保護費の引き下げは何をもたらすのか?」
パーソナリティは江藤愛と青木理
スタジオに、首都圏青年ユニオン・青年非正規労働センター事務局長の河添誠さん、そして毎日新聞社会部の東海林智さんをお迎えしました。生活困窮者の現状や、生活保護制度の課題などについてお話を伺いました。
(Digニュースhttp://youtu.be/K77Twm3K3F4)
(ニュース侍「地方紙」http://youtu.be/Dws9YN0j2Go)
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