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▲神戸製鋼、小豆島の鉄鋼スラグを自主撤去

 山陽特殊鋼が、契約書の提出に応じず、鉄鋼スラグを自主撤去したことは、すでにマスコミ報道されていましたが、今度は、神戸製鋼が小豆島に持ち込まれた鉄鋼スラグを自主撤去とのこと。

 フェロシルトの時も、自主撤去でした。
 フェロシルトも砂防地域の埋め戻しに使われていました。今度も採石場です。
 05年9月というと、フェロシルト問題が大きく報道されていた頃でしょうか。なんだかフェロシルト事件のときと、とてもよく似ています。

■広島スポーツ掲載
http://hiroshima.nikkansports.com/news/f-rn-tp6-20070907-252681.html

小豆島に鉄鋼スラグ200トン、調査後撤去

 神戸製鋼所(神戸市)のグループ会社が、鉄鋼の製造過程で発生、道路の舗装材料などに使われる「鉄鋼スラグ」約200トンを香川県・小豆島に搬入し、香川県の廃棄物調査を受けた直後、自主的に撤去していたことが7日、分かった。

 香川県によると、05年9月、小豆島の住民から「採石場に鉄鋼スラグが搬入されている」と通報が県にあった。野積みされたスラグを確認した県が神鋼側に問い合わせたが、神鋼側は「地元採石業者に売った。廃棄物ではなく有価物」と主張。しかし、神鋼側は約1週間後、スラグを撤去すると県に連絡し、間もなく自主撤去した。

 香川県は「有価物だと主張するならば根拠を示してほしい、と神鋼側に求めたが、十分な資料を提示してもらえなかった」と話している。

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▲鉄鋼スラグ問題 愛知の報道(その2)

■毎日新聞の夕刊で、中部地区にも報道されたと思います。webにも掲載されましたので、紹介します。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070908k0000e040054000c.html

鉄鋼スラグ:愛知でも7万トン野積み 廃棄物として指導へ

民家の近くに野積みされた鉄鋼スラグ(中央奥)=愛知県愛西市で<写真有り>

 鉄鋼の製造過程でできる副産物「鉄鋼スラグ」が兵庫県・淡路島などに野積みされていた問題が広がりを見せている。リサイクル製品のはずのスラグが、廃棄物同様に扱われている実態が明らかになり、行政当局も対応に苦慮する。愛知県西部でも6カ所に計約7万トンのスラグが野積み状態で放置され、市民団体の調査では、現場の溶出水から、ヒ素やホウ素、強アルカリ性の排水などが検出された。スラグをリサイクル製品と認定してきた同県だが、調査結果などを受けて姿勢を一転、廃棄物とみなして指導に乗り出す方針だ。

 愛知県は02年4月、独自のリサイクル資材評価制度「あいくる」を導入。県がリサイクル製品と認定した資材について、公共工事での使用を推奨してきた。破砕処理後のスラグは、同県蟹江町の廃棄物中間処理業者「共同建設」が03年8月、道路の路盤材として「あいくる」の認定を受けた。

 同県でスラグの野積みが問題化したのは昨年初め。名古屋市の建設会社が約1万トンのスラグを共同建設から購入し、同県津島市の借地(休耕田)に野積みした。住民の苦情に対し、県は「あいくる」認定を理由に「廃棄物ではない」として、指導しなかった。

 しかし、環境団体代表で同県愛西市の吉川三津子市議(52)の調査で、津島市など同県西部に計6カ所の野積み現場が判明。野積みされたスラグは粉じんを発生させ、雨で強アルカリ性の排水を出す。各現場では、スラグが7~8メートルの高さに積まれ、シートもかけられず、社名やスラグとの表示もなかった。共同建設は取材に対し、このうち5カ所に計約6万3000トンのスラグを野積みしたことを認めている。

 さらに吉川市議が先月、計5カ所で野積み現場周辺の溶出水を環境生態学者と調査した結果、5カ所すべてで強アルカリ性を示し、環境基準を大きく上回るホウ素を検出。3カ所でヒ素、2カ所で鉛も検出した。

 愛知県建設企画課によると、「あいくる」は野積みを想定しておらず、環境対策は認定要件に含まれない。吉川市議は「リサイクルを偽装して廃棄物が商品としてまかり通り、行政が安易にお墨付きを与えた」と指摘。同県資源循環推進課は「粉じんや排水対策もなく、管理者などの表示もない。明らかに不適正保管で、今後は調査を経て指導する」としている。【日野行介】

 ■鉄鋼スラグ 鉄鋼の製造過程でできる副産物。原材料の3~4割が鉄鋼スラグになるとされ、05年度は全国で約3900万トン生じた。セメント原料や道路の路盤材などにリサイクルされるが、野積みされると粉じんが舞い、雨で強アルカリ性の排水を出すなど、環境や健康への悪影響が生じる恐れがある。

毎日新聞 2007年9月8日 15時00分

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▲どうして側溝が2列に並んでいるの?

 車で走っていたら、側溝が2列に並んでいるところを発見。えっ?なぜ?不思議に思って、何か一定のきまりがあるのかな?と、思わずあちこち見て歩いてしまいました。

 結論から言えば、2列の側溝が並んでいるところは、国道沿いも、県道沿いも、市道沿いもマレ。もちろんスーパーなど、大きな駐車場では、排水路が敷地内に巡らされ、出入り口に側溝があるケースがあるのは当然ですが、ひょっとして、合併後に愛西市独特のルールができたのかもしれません。

■2つ側溝が並んでいるところ


県道沿い(愛西市)

 右が道路
市道沿い(愛西市)


国道沿い(愛西市)

■側溝が1列のところ


市道沿い(愛西市)


市道沿い(津島市)

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