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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲柳川前御嵩町長の話を聞く(By 廃棄物処分場問題全国ネットワーク)
上京して2日目は、廃棄物処分場問題全国ネットワークの総会があり、基調講演として、前御嵩町長の柳川氏の講演がありました。
■廃棄物処分場問題全国ネットワークは、新たに活動体制を整えて、再出発します。
来年度からの体制づくりなどについて、話し合いがもたれ、承認されました。新たなスタイルで活動が始まります。
■基調講演「御嵩での闘いを振り返って~」、柳川前御嵩町長の話を聞いて
以下、講演の内容をピックアップしてみました。
御嵩の問題は、木曽川の水を飲んでいる下流域の問題。御嵩町民は木曽川の水を飲んでいない。500万人の飲料水の問題だったと柳川氏は語った。(もちろん、愛西市の私たちの飲み水も御嵩の運動で守られたわけです。)
・専門家の解釈論に、怒った!
検討会議で専門家が、「処理水は、木曽川に流れてる。しかし、産廃業者の技術者は『仮に有害物質が含まれていたとしても、希釈されて、水道水の基準を満たす』と言っている。私もそう思う」と言ったそうです。それに対して柳川氏は、専門家が言う言葉かと驚いたそうです。
というのも、今や、ppmの時代は終わり、ng(ナノグラム)やpg(ピコグラム)と、1億分の1gが問題視される時代であり、コンスタントに暴露することを問題視しなければなりません。かつての水俣病だって、1匹水俣の魚を食べたからと言って、水俣病にはなりません。毎日毎日食べていた人たちが発症したのですから・・・。
・「産廃処分場は、どこかに欲しい」 でも、「どこでもよいのとは違う」
業者は、埋めやすくて、安い土地を探します。環境のことは、2の次です。御嵩町は、産廃を引き受ければ、35億円儲かった。でも、自分たちが飲んでいない木曽川の水を守ることを選びました。
・議会が機能不全から、住民投票へ
・国立公園がかかっているという法違反がありながら、計画を進めた岐阜県