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▲愛西市議会がはじまりました

■まずは、市長が所信表明。マニフェスについても触れました。

 その中で、市長が自らマニフェストで達成した事業について説明をしました。ローカルマニフェストは、元三重県知事だった北川氏が中心になって広めており、マニフェスト選挙をした候補者は、市民によってマニフェスト通信簿を付けられたり、前犬山市長は市の広報で達成度を市民に公表したりしました。公約と大きく違うところは、財政的裏付け(財源)が必要ということです。

 市長が語ったご自分のマニフェスト達成については、後日お知らせしますが、3年前の市長選のときのマニフェスト討論会の記録が残っていますので、掲載しておきます。

 市長が取り組みに一番力を入れると約束したのは、「行財政改革」。

■3年前の市長選:津島市文化センターで行われたマニフェスト討論会の記録

1.後房雄氏講演の概要

【マニフェストの効果について】

 マニフェスト選挙によって政治が良くなる。
 自治体が変わらねばならない時代になった。
 愛西市は、188億円の公債がある。厳しい財政状況だ。
 今までは、中央が決め、地方が忠実に実行するやり方だった。しかし、地域ごとに問題は違う。地域ごとにどんなやり方をするかが問題だ。

【従来の公約とマニフェストは、どう違うか?】

 公約は、選挙が終わったら忘れ去られ、守ろうとするものではなかった。ほとんどの人が忘れてしまう物だった。
 今までは、市町村長が何かを決める幅がなかった。しかし、これからは自分たちでどうするかという時代になり、今までの選挙ではだめ。
 公約は、4年後の評価が出来ないのもであった。マニフェストは、4年後にどの程度実行できたか、確認できる物だ。そうでないといけない。
 マニフェストには、財政の裏付けが必要であり、新しい市長が、住民と約束したことをやるのに、議員・職員への指導力が強くなる。住民直結した行政となる。

2.3人の候補予定者のマニフェスト討論会スタート
 
【どのような市にしていきたいか?】

・八木候補(現市長)
  組織を利用し、大切にし、連携していきたい。
・N候補
魅力ある地域作りに
  循環バス・住民の声を聞くまちづくり
  4町村の歴史。スポーツコミュニティー
・O候補
  すばらしい歴史文化。全市的な中で進めて、隅々まで目が届く文化・歴史・レクレーション支援、コミュニティー支援をしていく
     
【今後の津島市との合併は?】

・八木候補(現市長)
      津島は、研究会に入らなかった。今後は津島市・海部郡を含めた・・・。
・O候補
     最初に体制を確保すべき。地域住民の団結→その後
・N候補
      愛西市のみで

【ビジョンは?】

・八木候補(現市長)
  西部の玄関口と言われている。
  水郷公園を計画していきたい。
  田園都市、田園風景を保全していきたい。大いに活用していきたい。橋の工事をしていきたい。
・O候補
  名古屋市に近く、交通の利便性を利用していく。
  木曽川の水郷文化・船頭平閘門など大切にしていきたい。
  大都市圏にあって??盛んであり、その特産品を愛西市のイメージアップにして全国に発信していきたい。
・N候補
  市民参加の魅力ある街作り
  住民投票条例・市民の声を聞く事が大切。
  情報公開コーナーの設置

【これからの4年は?】

・八木候補(現市長)
 1番重要 : 行財政改革
        自己決定の責任が地域に課せられた。更に厳しい財政状況であり、NPOなどとの協働が必要と考えている。
 2番目   : 少子化対策
        PTAのお母さんから子育て・学童の話があり、働くお母さんの目線の中で少子化対策を考えていきたい。
  3番目   : 防災対策
・N候補
 1番重要 : 少子化対策
       誰もが安心して住める街作り
       子どもの居場所作り
       子育てネットワーク
 2番目   : 防災
       新潟甲信越自身の教訓を生かしていく
       地域コミュニティーを大切にしていく
 3番目   : 高齢化問題
       高齢者が生き生きと暮らせる・・・
       能力のある人がたくさん居る・・
       国は冷たい政治をしているので・・
     
・O候補
      すべてが必要
 1番重要 : 少子化・高齢化
        H15年度、1.29人の出生率
        健全育成にならない
        高齢化→元気なお年寄りに街作り関与
 2番目   : 防災対策
  3番目   : 行財政改革
        国の支援も
        財政基盤の必要

【達成の具体策は?】  ← ここが重要!!!!!

・八木候補(現市長)

      1.行財政改革
        ・報酬1割カット、交際費の削減を自ら率先して行う。
        ・民間の活力の利用→20%の削減が出来る
        ・指定管理者制度も入れていきたい
        ・公募で市民委員会などを設置し、課題などの達成度を評価していく。
        ・職員数
          539名。団塊の世代の退職で、10年間に150名自然減がある。
          補充は少なく、年齢制限、任期付き採用を

      2.少子化対策
        ・小学校区に任期中に子育て支援センターや児童館を造りたい。
        ・ちびっこ公園などの公園整備

      3.防災対策
        ・公共施設の耐震について
                佐屋庁舎は、耐震審査に合格できないようだ。危険度の高い物から進めていきたい。
        ・河川の整備
                危険度の高い物ところから計画的に改修していきたい
        ・家庭
                助成金を増加、努力していきたい。
                地域に自主防災会の設置をする。

・O候補

      1.少子化・高齢化
        ・児童クラブ充実:余裕教室の利用。既存施設の使って、11カ所にしていきたい
          ボランティア・NPOの支援
        ・地域子育てセンター
          相談機能の充実
          仲間が気楽に集まる場所作り
          3カ所→4カ所にしたい
        ・ファミリーサポートセンター
          送り迎え。1時預かり。4年間で体制作りし、地域支援する。
        ・予防介護の考え方
          要支援・要介護が進まないよう総合的な支援
          H19年度1箇所、支援センター(財源は交付金)
      2.防災対策
        ・まず耐震化:2億円/年を考えている。財源は、地方交付税で補填される起債と補助金
        ・家庭補助は、60万円から100万円にする。
        ・転倒防具は、5万円をする。
        ・防災無線は、デジタル化にしたい。
           (平成17年から計画していく、12億円かかる。任期中には無理)
        ・消防は、出張所的なものを考えていく。H20年までに。 
      3.行財政改革
        ・職員採用を抑制
          4年間には、いろいろ事務が・・・ 
          年間10人ずつの退職者の見込み。半分以上を採用せず。

・N候補

      1.少子化対策
      ・8500人医療補助 2億円 2006年度開始
      ・母子保健事業
        市長報酬20%カットで 2006年から
      ・少人数学級 35人
        11人の先生を 2006年度から
      ・中高生も  2006年度から
      ・母子通園施設
      2.防災
      ・災害時の要援護者登録システム
      ・家具転倒防止
      ・住宅耐震 80万円では出来ないので拡大する。
      ・災害拠点の耐震
      3.高齢化
      ・高齢者福祉で、巡回バス
      ・低所得者の・・

 1週間前に受け取った議案について、順次市側から説明がありました。

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