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▲保健所で、子育て支援についてお話をしました

 私たちは、子育て支援の窓口として、児童課とか児童福祉課に出向いていました。しかし、最近、保健師の方々との接点が多く、深刻な問題を抱えているのは、未就園児のサポートをしている保健師のみなさんであることも知り、行政とNPOとの協働が徐々にできつつあります。

 今日は、津島保健所主催で、市町村の保健師さんの勉強会があり、「子育て支援における行政とNPOとの協働」について、NPOの保育事業グループリーダーとしてお話をさせていただきました。

 先日も日進市から視察に来ていただきましたが、「ファミリー・サポート・センター事業」と、厚生労働省委託事業「あいちこどもケア たすかる」、そして「れんこん村のいっとき保育」で、すべての預かり保育がこの地域で網羅できていることを紹介しました。そして、サポートするなかで、虐待予防や、育児に不安を持つ母親との出会いなどがあること。そして、保健所や市町村からは、行政ではサポートできない事例について、協力依頼がきたりしていることの紹介もしました。

 また、サポートを確保し続けるくふうなどについても、お話しさせていただきました。

 また、海南病院の小児科の先生による講演もあり、低体重児について勉強することができました。

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▲トーヨーボール、アスベスト調査がありました

 東京から友人が来てくれ、トーヨーボール周辺の大気調査をしました。朝から、車に機械を搭載し、風下側で測定しました。今日は、風が強く、コンクリート粉塵がたくさん飛んでいるよで、友人の黒いジャンパーのしわの部分に白く粉塵が溜まりました。

 愛知県、稲沢市、愛西市も合同でアスベスト濃度調査を実施しており、職員といろいろ話しをしました。

■活動当初を振り返って-平成18年の9月、はじめて中に入って

 上の写真は、アスベストが使われているのではないかという疑問が消えず、思い切って中に入ったときの写真です。このときは、不気味で、一階までしか入ることができませんでした。

 その後、私からの発表が新聞などで報道され、社会的な問題となりました。地域のみなさんに呼びかけ、学習会をしたりしながら、活動を広げていきました。東京の「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」等の協力を得て、アスベスト濃度調査なども実施していただきました。(初期の活動

 

 この間、国会議員にもお世話になり、上京して、環境省や経済産業省、厚生労働省と懇談を持ったり、地元の方と県へ交渉に行ったり、そして、解体が決まってからは、パトロールや常時大気調査をしたりと取り組んできました。

 こういったみなさんと共にした活動が、行政を動かし、ある程度の監視体制をつくる一助になったと思っています。

■解体中のトーヨーボールの姿を見て。

 この間、「地震が起きたときの崩壊」、「屋根の崩落」のことを県に訴えてきました。そして、今、建物の断面があらわになり、この主張に間違いがなかったことを確信しました。

 鉄骨にコンクリートが塗りつけてあるだけの軟弱な建物であり、北側の側面が倒れてもおかしくないこと。また、屋上の屋根には、大きな梁はなく、薄い屋根が貼り付けてあるだけで、いつ落下してもおかしくないと思いました。活動を始めてから、屋上の穴が大きくなり続けていましたが、県はそれを認めませんでした。もし、この屋根が落下するようなことがあったら、大きなアスベスト飛散事故となっていたと思います。

 みなさんと共に取り組んだトーヨーボール問題、更地になる5月まで、もうしばらく頑張って監視活動をしていこうと思います。

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