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▲愛西市火葬場問題:「総合齋苑建設調査特別委員会」がありました

■火葬場建設予定地の最近隣の「西保団地」、市役所で署名集め

 戸籍抄本が必要で、朝一番に市役所に行きました。そこで、こんな光景に出会いました。幟が立ち、男性も女性も一緒になって、火葬場建設計画を白紙に戻すように訴えていらっしゃいました。

 

 市側は、「地元の同意なしで進めることはできない」と言っていますが、一番の地元である「西保団地」の同意がとられないまま、計画を進めてしまっているのが現状です。
 私は、一度計画をストップした上で、西保団地と話し合わねばいけないと思っています。一方で計画を進めての話し合いでは、冷静な話し合いになるわけがありません。

■午前10時から「総合齋苑調査特別委員会」があり、委員外議員として傍聴しました。

以下、傍聴しながら記録を執りましたので、一部ですがお知らせします。

★委員長:太田芳郎議員 ★副委員長:加賀博議員
★委 員 :中村文子議員、大宮吉満議員、堀田清議員、近藤健一議員、鬼頭勝治議員、真野和久議員、榎本雅夫議員
★副議長:小沢照子議員
★行政側:市長・副市長・市民生活部長・課長ら・・・・。

(傍聴)
議員:吉川三津子、石崎たかこ議員、宮本和子議員、田中議員
市民:6名

最初に市長挨拶がありました。

 セレモニーホールの可否のご意見を頂いている。関の齋苑に行ったが、近くに住宅地があり、近くから造ってほしいと要望があった。関の齋苑からは「地元の方にも、視察に来てもうらうとよいかな」とアドバイスを貰った。海津市では、2部屋だったが、住民の要望で部屋を増やした。
 地元のみなさんには、理解を頂きたいと思っている。
 今朝、西保団地による庁舎内で署名活動があった。理解頂くべく、努力していく。

 私は思いました。近くの住民要望に耳を傾けた関市と、海津市の紹介があったわけですので、愛西市も近隣の西保団地ともしっかりと話し合いを持たねばと。

検討委員会からの報告がありました
 (加賀議員からの報告:検討委員会委員長&特別委員会副委員長)

・セレモニーホール建設について、西保町から委員が出ているので以下の確認をした。
西保町代表委員
 
「最初から、セレモニーホールを造るということだったので、承諾した。地元としては、はずしてもらって困る。環境アセスでクリアしているので問題ない。計画通り進めて欲しい」とのことだった。

・西保団地代表を検討委員会の委員にして欲しいとの要望について
 動向もみながら・・・。きちんとした結論は出ていないが、西保町代表は『我々は西保町を代表して出ているので、必要ない』と言っている。

 斎場建設基本計画に対するパブリックコメントの報告と考え方の説明がありました。

資料1資料2

32件の意見が、A4用紙2枚に要約されていたので、真野議員から「すべての意見をそのまま公表する考えはないか」との質問がありました。
それに対して、市側は「今回は約30件だが、多くなったときに公開できなくなるので、市としては、集約した形で公開する」との返答がありました。

 私は、「少ないならば、すべて公開すればよく、多くなったら多くなったときに考えればよい」と思いました。出来る限り「情報公開をしていく」という姿勢のもとですすめ、支障があるときは、そのときに考えるというのが、基本的な姿だと思いました。

 また、パブリックコメントを寄せられた方々の意図が伝わった回答となっているのかとの思いもしました。

 環境影響調査の結果報告がありました。

 概要書の配布しかなかったので、受託企業である「玉野コンサルタント」がどのような調査をしたのかの確認はしていませんが、愛知県の調査データ(弥富市役所)をもとに、負荷予測がされており、実際の測定は何がされたのだろうと疑問を持ちました。

 浮遊粒子状物質が環境基準を満たさないという結果がでていますが、施設が関与する割合がわずかだから良いのだとの説明がありました。

 こういった環境調査は、基本計画の前に実施されるものであり、「適地かどうかの判断基準となるもの」です。計画立案の順番が変です。(←議会で、何度も指摘してきたこと)

西保団地からの申し入れ書について

 西保団地は、計画地から一番近い地区です。団地から、「計画をストップして、西保団地の理解が得られていない以上、計画を進めないように」との申し入れがありました。このことに対して、真野議員から「西保団地と話し合うといいながら、一方で計画を進めるのは、問題だ」と。

 それに対して、市側は「計画をストップする考えはない」と発言しました。

 私は、ひとりひとりの暮らしのことに目を向け、圧力的に進めてはいけないと思っています。

 先日、大野町の方から「鉄鋼スラグ保管施設計画」の件で相談がありました。みなさんのお話を伺って、そこで暮らす方々の気持ちになって考えていくことが大切だとつくづくと感じています。

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▲大学の講義がはじまりました

 今年も、大学の非常勤講師を引き受けており、本日、20年度講義の初日でした。

 昨年は、受講生が多くて大変でしたが、今年はほどよい人数になりそうです(とは言いながらも、30名程度)。

 今年も昨年同様、
1.自分が一番関心を持っている環境問題は何か
2.その理由は?
3.「環境にやさしい」ってどんなこと?
4.「循環型社会」ってどんな社会?
という問いかけを学生にしました。

 この問いかけと、今まで関わってきた環境現場の問題をもとに、自分の頭で解決策を考える講義をしていく予定です。楽しく若者と語り合いながら、人数が少なければワークショップも取り入れて、進めていきたいと思っています。

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