goo

▲昨日、副委員長の辞職問題で「文教福祉委員会」が開催されました。何のための開催だったのか・・・

 私のブログは、自分の考えや、得た情報を発信しています。
 議員として得た情報は、市民みんなの情報です。発信することにより、皆さんからご意見を頂き、議員活動に反映していきたいと思っています。ご意見、お寄せください。

■ 昨日、文教福祉委員会が開催されましたので、
私の概要筆記ですので不十分ではありますが報告します。

 終わってみて、「何のための委員会開催だったんだろう」というのが、自分自身の反省です。
 前々日まで、委員会視察で私たち委員は、二日間も一緒にいました。そのときに話し合い、開催目的などを共有して委員会に臨むべきでした。
 副委員長の辞任問題ですから、当然、辞任の原因となっている議員からの事実関係の説明、そして、副委員長に強い辞任の意志が今でもあるかの確認がされるものとばかり思い込んでいたのが大間違いであり、委員長と副委員長で進め方などが協議され、進められると思い込んでいたことも大間違いでした。自分自身の反省点です。

20151017112403127_0003印部分手を入れました

●はじまったらすぐに、委員長が「副委員長」と「当事者である委員」を退席させました

・ 委員長「委員会条例第18条の 委員長及び委員は、自己若しくは父母、祖父母、配偶者、子、孫若しくは兄弟姉妹の一身上に関する事件又は自己若しくはこれらの者の従事する業務に直接の利害関係のある事件については、その議事に参与することができない」となっているので、2名を退席させます」(委員長は「ただし・・・」以降は読み上げませんでした。以下参照)

愛西市委員会条例
(委員長及び委員の除斥)第18条 委員長及び委員は、自己若しくは父母、祖父母、配偶者、子、孫若しくは兄弟姉妹の一身上に関する事件又は自己若しくはこれらの者の従事する業務に直接の利害関係のある事件については、その議事に参与することができない。ただし、委員会の同意があったときは、会議に出席し、発言することができる。
ただし、委員会の同意があったときは、会議に出席し、発言することができる。

 私は驚き、「退席させるべきでない。委員会条例を配布してください。」と発言し、「辞任申し入れの理由の事実関係を把握しなければ、副委員長の辞任の是非は決められない」との主旨の発言をし、二人の同席の必要性を訴えましたが、かないませんでした。

●議会として、委員長が「当事者」を特定しました

 しかし、正式な会議である「文教福祉委員会」で当事者として二人を委員長が退席させたことは、議会として当事者が誰かを特定したということです。
 この点に関しては、他の議員からも「退席させたことは、今日初めて、当事者が特定されたわけですが・・・」との発言がありましたが、委員長からの反論もありませんでした。
 更に、昨日の文教福祉委員会視察も「委員長権限で、参加を自粛させました」と報告がされており、事実確認をせずにこのような自粛をさせることは考えられず、そのようなことをすれば名誉毀損問題となるので、議会のどこかで既に事実確認がされていることが推測されます。

●結局、何も決まらず「全員協議会」のあとに、もう一度「文教福祉委員会」開催に

 副委員長の辞任をどう扱うかが議題でした。
 委員会条例では、辞任に関しては「委員会が許可する」こととなっており、「許可する」という法的表現から考えれば、辞任の意志が強く、その理由に間違いがなければ認めることが前提の表現です。辞任に委員会として強い拘束力を求めるのであれば「委員会の採決をもって決定する」との条文になると思います。
 つまり、昨日の委員会は「辞任届に書いてある理由の真偽の確認」と、「副委員長の意志の再確認」だけでよかったはず。

 しかし、「全員協議会でいろんなことを知った上で、判断すべきだ。この委員会での発言と全員協議会での発言が違ったらどうするのか」などの意見が他の委員からでて、委員会としての役割以上のことまでふくらんでいってしまったように思います。
 私は、「全員協議会は正式な会議ではないので、真実を述べなければ責任を問われる「委員会」の場で確認すべきであり、市民が傍聴できる場で確認すべき」との主旨の意見を強く言いましたが、全員協議会への認識の差からかみ合わない議論となりました。(愛西市では、全員協議会が議会活動の正式会議になっていない、遅れた状態であることは議員として知っておかねばならないことです)

●会派代表者会議や全員協議会等を、正式会議に!!!

(資料 平成20年 総務省から:地方自治法が改正)
各派代表者会議及び全員協議会等、議会活動の範囲を明確化するため、議会は、会議規則の定めるところにより、議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設けることができるものとした(法第100条第12項)。

↑ つまり、愛西市では会派代表者会議や全員協議会は、議員活動に位置づけられていますが、会議規則などを定めて、議会活動の位置づけとして「正式会議」としなさいということです。

 このことは、議会活性化協議会の副座長をしているとき、提案をしてきましたが、私のやり残した問題です。来年度からは、協議会委員に復活できる予定ですので、頑張って取り組みたいと思っています。

●文教福祉委員会を終えての反省

 もっと理論的に、落ち着いて話せるようにならねばと反省。
 当事者がいるのに、なぜ説明させないのか。そうした方向に持って行けなかった自分にも腹立たしい。
 また、ことの真相を確かめるのは、委員長に対してでもよかったと、これも反省。
 事件が起きてから、早3週間になろうとしています。市民の方々から、議会宛に意見がいろいろ届いています。真摯に受け止めるしかありません。
 今回の問題は個人の問題だけでは無く、議会の問題です。早急に議会としての方針を示し、説明責任を果たさねばなりません。早い可決をし、福祉などの問題をたくさん抱えていますので、早く本来の活動に戻りたいと思っています。

●21日は、全員協議会です(市民は傍聴できない会議)

20151017112403127_0002
何を話し合うのか、書かれていません。(はじめてだと思います)
委員会招集には印が押され、全員協議会には印はありません。
恥ずかしながら一緒に配布されて、はじめて気づきました。正式会議とそうでない会議の差でしょうか?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

10月16日(金)のつぶやき

昨晩、地方自治に関し、法律の専門家や名古屋市議の方々と意見交換をしました。議員の飲酒後の運転についても、唖然とされながらもアドバイスを頂きました。企業や教師など処分の現状、逮捕されなくても社会通念に反していることが問題であり、処分に至っているとの助言がありました。


本日、文教福祉委員会が午後2時から開催されます。
副委員長の辞任についての会議です。傍聴できます。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )