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▲周りからみえない高齢者の貧困

 子どもの貧困は、少しクローズアップされるようになりましたが、まだまだ核心には至っていません。

 最近、高齢者の年金受給者の生活保護の方に関わったのをきっかけに「高齢者の隠れ貧困」について勉強しています。
 年金受給者4000万人のうち、約4分の1が生活保護の基準以下で生活していると言われています。それも納得です。生活保護を受けるには様々な要件があり、それを満たされなければ受けることが出来ません。生活保護となれば、介護費や医療費、納税免除などがありますが、ボーダーラインで生活していらっしゃる方には、そうした免除がなく生活保護基準以下の生活になっています。
 また、市営住宅などを持っている自治体は、生活保護世帯でなくても、家賃減額申請などのしくみがありますが、市営住宅を持たない自治体には、そうした免除もない。
 年をとっても働け!というのが、政府の考えだろうが、これにも限界がある!調べれば調べるほど格差社会を感じ、手がさしのべられていない見えにくいケースの課題を感じる。
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