goo

12月7日(水)のつぶやき

08:15 from Tween
おはようございます。明日から一般質問がはじまります。私はラストバッターが指定席なので、9日午後に登壇する予定です。誰でも傍聴できますので是非お越し下さい。子どもたちの健康を守るため、子どもたちにツケを回さないために頑張るぞ!
09:21 from gooBlog production
▲食品の放射性物質検査 対象地域、品目を拡大 京都 http://t.co/lqyB2pzl
13:42 from Tween
私も明後日取り組みます。励みになる答弁、後押しに頂きま~す! RT @kuze_takahiro: 一般質問メモ。震災がれきの受け入れについて。酒井生活環境部長「極めて慎重に行うべきと考えている。放射能を含むものに関してはデータが不足しており、受け入れは難しい。」
17:32 from Tween
明後日の一般質問のために各部署をまわり、今帰ってきました。職員からみた議員って何なんだろう?今日の一日を振り返り、ふと思う私。縦割り行政ってどうすればよくなるんだろう?????
17:44 from Tween
はい、私も同じ主張です。 RT @zetagohshi: @yoshikawa325 「焼却して、濃縮した灰を外部の処分場におねがいするなんてできません。私たちが加害者になってしまいます。」瓦礫受け入れについては、こんな論点はいかがですか?もちろん無視していただいて結構です
17:45 from Tween
それにしても疲れた・・・(-_-)と思う私に、ムチ!ムチ!ムチ!
17:47 from Tween
はい、肝に銘じます。 RT @zetagohshi: @yoshikawa325 正しく評価してあげることが大切ではなかろうかと・・・。でほめるべきところは、ほめてあげる・・・。とくに、協働(共同)である程度成果が出たときに・・。
by yoshikawa325 on Twitter
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

▲食品の放射性物質検査 対象地域、品目を拡大 京都

 産経ニュースに以下のようなニュースが載っていました。
 私も最近は、子どもたちには検査済みの食品を使う必要性をひしひしと感じています。 

 リンクが消えるといけないので、展開しておきます。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111207/kyt11120702280001-n1.htm



食品の放射性物質検査 対象地域、品目を拡大 京都

 

2011.12.7 02:28

 


 ■府 今月から、知事表明


 福島第1原発事故を受けて、山田啓二知事は6日の12月定例府議会で「府民の一層の食の安全、安心確保に努めたい」と述べ、今月から、府外の食品に対する放射性物質検査の対象地域や品目を拡大する方針を明らかにした。中川貴由府議(自民)の代表質問に答えた。


 対象地域は、これまで検査を実施していた福島県など東日本17都県産から、府に近い岐阜県や愛知県などにも拡大する。


 また、新たな検査機器の導入に伴い、抽出検査の品目をこれまでの農畜産物3検体から、粉ミルクなど子供向け食品や加工食品、水産物などを含めた16検体に増やす。牛肉の抽出検査も月に1~2回から週1回に増やし、対象も1検体から産地の異なる8検体に増加させる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

12月6日(火)のつぶやき

13:45 from TwitBird iPad
今日議案質疑、午前中で終わりました。何点か質問しましたが、再質問が一回までというルールでは、十分な質問ができない!!!
13:49 from TwitBird iPad
議会が終わってから、会派代表者があつまりました。一人の議員から原発問題で意見書が示されました。私は大賛成!!!少し手直しの意見を述べさせていただきました。快く聞いて下さってありがとう。
13:53 from TwitBird iPad
はい、待ってます。一緒に取り組みましょう
RT @biyori_935 @yoshikawa325 http://t.co/bzu2Svz1
19:32 from Tween
午後は、文科省に問い合わせをし、まだよくわからないので県教育委員会に問い合わせをさせていただきました。丁寧に対応していただき、勉強にもなりました。感謝!
19:58 from gooBlog production
子どもへの被爆は最小限に!この考えのもと、放射性物質のこと、少しずつブログにまとめていこうと思います。 http://t.co/cWUlf5hW
20:35 from gooBlog production
▲ドイツ放射線防護協会からの声明文 http://t.co/qU6sZF0V
21:45 from Tween
12月13日、親子でも参加できるクリスマスコンサートをNPOのみんなと企画したら、200人の親子が集まりそう。ピアノ演奏とソプラノの生歌が聴けて手作りケーキのおやつもつくという企画。さてこの人数をどうやってうまく誘導するか???課題ですね。こどもは自由奔放だし・・・。
by yoshikawa325 on Twitter
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

▲ドイツ放射線防護協会からの声明文

10月に来日されたドイツ放射線防護協会会長・セバスチャン・プフルークバイル氏が以下の声明文をだされたとの情報が届きましたので、紹介します。

放射線防護協会                               2011年11月27日 ベルリンにて
 Dr.セバスティアン・プフルークバイル (ドイツ放射線防護協会会長)

●プレスリリース

 放射線防護協会 : 放射線防護の原則は福島の原子炉災害の後も無視することは許されない。
 放射線防護協会は問う : 住民は、核エネルギー利用から結果としてどれだけの死者や病人を容認するつもりだろうか?

 

 放射線防護における国際的な合意では、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを、汚染されていないものと混ぜることによって特定の放射線量を減らし「危険ではない」ものにすることを禁止しています。
 日本の官庁は現時点において、食品の分野、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の分野で、この希釈禁止に違反をしています。

 ドイツ放射線防護協会は、この「希釈政策」を停止するよう、緊急に勧告します。さもなければ、日本の全ての住民が、忍び足で迫ってくる汚染という方式で、第二のフクシマに晒されることになるでしょう。
 これによって、明確な空間的境界を定め、安全に設置され、良く監視された廃棄物置き場を利用するより、防護はさらに難しくなります。「混ぜて薄めた」食品についてもそれは同じことが言えます。現在のように汚染された物質や食品を取り扱っていくと、住民の健康への害をより拡大することになります。

 現在日本では、汚染物質が全県へ分散され、焼却や灰による海岸の埋め立てなどが始められようとしていますが、放射線防護の観点からすれば、これは惨禍であります。これでは、ごみ焼却施設の煙突から、あるいは海に投入される汚染灰から、これらの物質に含まれている放射性核種が計画的に環境へと運び出されてしまいます。放射線防護協会は、かくなる諸計画の中止を、緊急に勧告します。

 ドイツでの数々の調査は、チェルノブイリ以降、胎児や幼児が放射線に対し、それまで可能だとされていた以上に大変感受性が強いことが示されています。チェルノブイリ以降の西ヨーロッパでは、乳児死亡率、先天的奇形、女児の死産の領域で非常に著しい変化が起こっています。すなわち、中程度、さらには非常に低度の線量の増加に何十万人もの幼児が影響を受けているのです。ドイツの原子力発電所周辺に住む幼児たちの癌・白血病の調査(KiKK調査)も、ほんの少しの線量増加でさえ、子供たちの健康にダメージを与えることを強く示唆しています。放射線防護協会は、少なくとも汚染地の妊婦や子供のいる家庭を、これまでの場合よりももっと遠くへ移住できるよう支援することを、緊急に勧告します。協会としては、子供たちに20ミリシーベルト(年間)までの線量を認めることは、悲劇的で間違った決定だと見ています。

 日本で現在通用している食物中の放射線核種の暫定規制値は、商業や農業の損失を保護するものですが、しかし住民の放射線被害については保護しません。この閾値は日本政府が、著しい数の死に至る癌疾患、あるいは死には至らない癌疾患が増え、その他にも多種多様な健康被害が起こるのを受容できると表明したものに等しいと、放射線防護協会は強く指摘します。いかなる政府もこのようなやり方で、住民の健康を踏みにじってはならないのです。

 放射線防護協会は、核エネルギー使用の利点と引き換えに、社会がどれほどの数の死者や病人を許容するつもりがあるのかについて、全ての住民の間で公の議論が不可欠と考えています。この論議は、日本だけに必要なものではありません。その他の世界中でも、原子力ロビーと政治によって、この議論はこれまで阻止されてきたのです。

 放射線防護協会は、日本の市民の皆さんに要望します。
 できる限りの専門知識を早急に身につけてください。皆さん、どうか食品の暫定規制値を大幅に下げるよう、そして厳しい食品検査を徹底させるように要求してください。既に日本の多くの都市に組織されている独立した検査機関を支援してください


 放射線防護協会は、日本の科学者たちに要望します。どうか日本の市民の側に立ってください。そして、放射能とは何か、それがどんなダメージ引き起こしえるかを、市民の皆さんに説明してください。

放射線防護協会
会長   Dr. セバスティアン・プフルークバイル

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

▲放射線量に安全値はない(放射性物質の知識まとめ・その1)

 放射性物質についていろいろご意見を頂くので、勉強しながら資料をまとめておこうと思います。私も専門家ではありませんので、ここ違うんじゃないの?ということがあればご指摘いただきたいと思います。

▲放射性物質には、安全値はない!(しきい値とがまん値)

 この量を越えなければ害がでないという「量」があるとき、それをしきい値(閾値)と言います。放射線によるガンや遺伝子障害に於いては、しきい値はないと言われています。ここが他の有害物質と違うところであり、被曝をするということは、どんな意味に於いても危険です。つまり、どんなに微量でも危険なのですから、どこからどこまでが安全という線を引くことは、サイエンスの面から言えばできない物質といえます。

 ですから、「安全基準」を定めることはできず、ここからここまで我慢させるという線引しかできないのです。

▲ベクレル(Bq)とかシーベルト(Sv)って?換算のしかた

 ベクレル(Bq)は、1秒間に崩壊する原子核の数を表す物質の放射能の単位。
 シーベルト(Sv)は、人体への影響の度合いを考慮した放射線量(浴びた量)。

【ベクレルからシーベルトに変換してみよう】(厚労省健康局資料を参考に)

(例)200Bq の放射性セシウム 137 が検出された水を 1kg 飲んだ場合

    200Bq×1?×0.000013(セシウム137の換算係数)=0.0026mSv

(例)20Bqの200mlの牛乳を週5回飲むとすれば1年間で

    20Bq×0.2?×0.000013×260日=0.0135mSv

参考 : 係数は、セシウムー137の経口摂取の場合、
       国際放射線防護委員会(ICRP)では1.3x0.00001
   欧州放射線リスク委員会(ECRR)では、6.5x0.00001です。
        (ちょうど5倍違う)

▲今までの暫定基準の推移  



★1 国際放射線防護委員会(ICRP)の2007年の勧告

 一般人に対する3つの指標を設定
   ・緊急時          年間20~100ミリシーベルト
   ・緊急事故後の復旧時 年間 1~ 20ミリシーベルト
   ・平常時          年間 1ミリシーベルト以下
 としています。(国の原子力安全委員会も勧告を踏まえた考え)

★2  ICRPの勧告は、一般の人が受ける放射線の量をなるべく低く抑えようとするための指標であり、健康に影響があるか否かの基準ではない

 また、自然界から受ける放射線量や医療行為による放射線量は含まれていない。

 少しずつまとめ上げていきます。とりあえず今日は、ここまで。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

12月4日(日)のつぶやき

08:05 from web
RT @moriyukogiin: 【給食検査】
了解を得て、目安の数値は現在審議中の新たな規制を先取りすることが三役と幹部の懇談会で了承され、その方針に基づいて担当部局は非常によく整理された実施要項を作成してくれた。その要項は所定の決裁を受けすぐさま対象の17都県に発出 ...
08:05 from web
RT @moriyukogiin: 【給食検査】
他の政務三役や官僚から理解、協力してもらうために、専門家による非公開の勉強会も開催した。チェルノブイリに視察に行ききちんと報告会をしたことで理解が深まった。事業開始にあたり、放射性物質が検出された場合の対応について、文科省 ...
08:05 from web
RT @moriyukogiin: 【給食検査】
「不用意な発言」で混乱を招いたと批判するのは結構だが、根拠を示して欲しい。少なくとも早く給食の安全確保策を実施しなければならないという使命感と覚悟を持って粘り強く準備を重ねてきたのは事実である。放射能から子どもたちを守る! ...
08:05 from web
RT @moriyukogiin: 【給食検査】
給食の安全確保事業をスタートするために三ヶ月かかった。当初、厚労省や農水省の了解を得ないと財務省に認めてもらえないと言われて両省から了解も得た。筒井農水副大臣は、農水省の所有する検査器を出先機関が自治体の給食検査に貸し渋っ ...
08:13 from Tween
【国の学校給食対策】40ベクレル以上であってはならないと高い放射能を阻止できることは評価できる。しかし、40ベクレル以内ならばだいじょうぶという機運を作ってはならない。放射性物質には安全値がないことを、もっと教育機関や自治体に知らせるべきだと思う。
17:31 from Tween
今夜中に一般質問の組み立てだけは終えておこう。月曜日は関係部署を回らねば・・・。今回は災害ごみ受け入れ問題、学校給食問題、学童保育、公契約、防災の問題を質問する予定しています。ラストバッターなので、他の議員が質問して良い答弁が得られたものは端折ります。今回もその場で臨機応変。
17:38 from Tween
学校給食を食べるのは、1年間の食数の20%弱です。食数が少ないからとか、家庭での食生活が乱れているから給食だけ頑張っても・・・などと考えるのではなく、大人みんなが子どもの健康を真剣に考えるようになることが大切だと私は思う。
by yoshikawa325 on Twitter
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

12月3日(土)のつぶやき

14:49 from Tween
朝、さっと根菜類を薄味で火を通し、1回分の新聞で鍋をつつんで上から古いセーターをかぶせる。夕方になってもほんのりとあったか。野菜も煮くずれずに、味がしみて美味。以前、鍋帽子を作ったのですが、新聞紙と古着で十分です。煮込みやおでんの季節、省エネにもいいし、忙しい私にはぴったりです。
14:54 from Tween
土鍋だと更に効果的! RT @14s10s: @yoshikawa325
勉強になりまーす♪
17:23 from Tween
本日家から一歩も出ない一日となりました。机の前にずっといる生活・・・私にとってはめちゃくちゃ珍しいこと。腰が痛い!放射性物質についてもう一度勉強し直しました。フェロシルト事件のとき以来です、放射性物質についてこんなに一生懸命勉強したのは。後ほど簡単にまとめてブログにアップします。
by yoshikawa325 on Twitter
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

12月2日(金)のつぶやき

00:08 from gooBlog production
▲放射性物質:給食の目安、40ベクレル/?初通知…文科省 http://t.co/29BKxGNq
08:30 from Tween
おはようございます。今日の午後3時、議案質疑の事前通告締切です。昨日、それなりに調べたのでいくつか質問する予定です。ガンバ!
11:00 from Tween
さあ、今から子育て講座に顔を出し、午後からはワークショップのファシリをつとめます。今までとちょっと違ったものにしたいなあ。午後3時、議案質疑の事前通告の締切です。何とかまとまりました。電話でも丁寧に応対してくださった市職員や他の自治体のみなさま、いつもありがとうございます。感謝!
by yoshikawa325 on Twitter
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

12月1日(木)のつぶやき

11:30 from Tween
昨日は、子育て支援の活動で大忙しでした。明日は、議案質疑の事前通告の締切。午後から関係部署を回って聞き取りをしながら準備します。究極の間際議員!
17:44 from Tween
宮城県の災害ごみ、やっぱりバラツキがあります。http://t.co/kaYy2uGy
17:46 from Tween
RT @hosakanobuto: この3日間、学校給食の牛乳の放射性物質検査の結果を受けて、連続検査を実施し計測体制を継続することになった。厚生労働省の暫定規制値見直し作業をにらんで文科省がようやく方向性を打ち出した。すでに、原発事故から「暫定」が8カ月以上続いてきたこ ...
17:48 from Tween
RT @kunivoice: 今朝の原発PT事務局会議には、他党が準備中の食品の規制、計測等子どもや妊婦を守る為の議員立法に関して聞きました。また、原子力協定(特にヨルダン)についての詳細な内容についてヒアリング。
23:01 from Tween
給食は40ベクレル以下を目安に 放射性物質で初の通知 文科省http://t.co/pBEvlElm
by yoshikawa325 on Twitter
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

▲放射性物質:給食の目安、40ベクレル/kg初通知…文科省

放射性物質:給食の目安、東日本17都県に初通知…文科省(毎日新聞)

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111201k0000e040029000c.html
リンクが消えるといけないので展開しておきます。2011.12.01

 文部科学省は、学校給食の食材に含まれる放射性物質について、「1キログラム当たり40ベクレル以下」との目安を示す通知を東日本の17都県の教育委員会に出した。通知は11月30日付で、自治体による検査の支援事業などで基準となる見込み。文科省が学校給食で放射性物質の目安の数値を示したのは初めて。

 

 対象は、東北、関東甲信越と静岡県。これまでの一般の食品中の放射性セシウムの暫定規制値は、飲料水と牛乳・乳製品が「1キログラム当たり200ベクレル」野菜類、穀類、肉・卵・魚などが「同500ベクレル」となっている。厚生労働省は、内部被ばく線量の上限を、現行の年間5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げる方針で見直しを進めている。学校給食の目安について、文科省は厳しい方の値(200ベクレル)の5分の1とした。

 

 支援事業は、今年度3次補正予算に1億円を計上し、国が検査機器の購入費の半額を上限に都県に補助金を出す。市町村は、学校給食で使う食品ごとの事前検査を都県教委に依頼する仕組みだ。今回の通知で文科省は、40ベクレル超の食品は取り除いて提供し、複数の食品が超えた場合にはパンと牛乳だけの給食にするなどと例示したが、検査対象の選定や対応の判断は自治体側に委ねた。同省は事前検査のほかにも、調理済みの1食分をまるごとミキサーにかける事後検査の導入も検討している。【木村健二】

 


放射能検査、乳児食は別基準で 一般食品より厳しく(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1119/TKY201111190578.html
リンクが消えるといけないので展開しておきます。2011.11.19

 食品に含まれる放射性物質の新たな基準の分類について、厚生労働省は、粉ミルクなどの「乳児用食品」を新設する方針を固めた。野菜類や穀類、肉類などは「一般食品」として一本化し、「牛乳」「飲料水」と合わせて計4分類とする。新基準では、放射性物質の影響を受けやすいとされる子どもに、より配慮する


 新しい食品分類案では、粉ミルクや離乳食など乳児しか口にしない「乳児用食品」は、別の基準値を設ける。「牛乳」についても、子どもは大人よりも摂取量が多いため、配慮が必要と判断し、別分類として残す。「飲料水」を含めた別枠の3分類は、一般の食品より基準値が厳しくなる見通しだ。


 現在の暫定基準にある「野菜類」「穀類」「肉・卵・魚・その他」は「一般食品」として一本化する。分類は、主食のコメを別枠にするなど、細かく分ける考え方もあった。だが、厚労省は、一本化した方が、国民にわかりやすいほか、日本人は食品の摂取に偏りが少ないため、安全性に問題はないと判断した。


 茶葉や干しシイタケなどの乾燥食品は、放射性物質の濃度が高まるため、別の基準を求める声が出ていたが、飲食する状態の検査で対応することにした。


 いずれの分類でも、放射性セシウムを基本とする。


 新しい食品分類案は、24日に開かれる厚労省の薬事・食品衛生審議会に提案される。4分類で決まれば、食品によるセシウムの許容被曝(ひばく)線量をどう割り振るかが議論される。厚労省は、許容線量を年間5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げることにした。年内にも分類ごとの基準値案がまとまる予定だ。


 新しい基準値作りでは、まず1ミリシーベルトを食品の分類ごとに割り振る。その上で、年代ごとにとる食べ物の量や放射性物質による影響度の違いを考慮して、それぞれ許容される値を計算。その中で、最も厳しい値を全体の基準値として採用する。年代の区分は「1歳未満」「1~6歳」「7~12歳」「13~18歳」「19歳以上」の五つとし、18歳以下の子どもについて細かく評価する。


 暫定基準も同じ方法で算出しているが、年代区分が「成人」「幼児」「乳児」しかなかった。(沢伸也)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
   次ページ »