今日も寒いです。
2月9日に、半身の脱力で転んでねんざした足首、
やっと痛みが少しになってきました。
2ヶ月が過ぎました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
早く、散歩リハビリに公園に行きたいのですが、なかなか自力で行けません。
さて、
今まで私は、「高次脳機能障害」について、
あまり書いてきませんでした。
以前、
「文章を読めない、書けない」
「ふわふわ感」の記事など、当たり障りのない症状の一部に触れただけです。
本当は、もっともっと、高次脳機能障害と思われる
誰にも理解されない、不思議なつらい、日常生活に支障をきたす
症状を数々体験をしています。
「思考力や判断力低下」の症状によって、
何度も失敗を繰り返したり、
行動が遅くなったり、おかしくなったりして、
周りの批判にさらされもしました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
不注意から、
何度も自分や家族や他人を、
事故や事件の不幸に、巻き込みそうにもなりました
。
一歩間違えば、恐ろしい事故につながるようなミスもありました。
正常なら、絶対しない行動により、
変人扱いや、
加害者や犯罪者になりかねないような時もありました。
幸い、いつも危機一髪で、難を逃れてきましたが、
多くの代償も犠牲もありました。
私は、みんなと同じこの世界に生きながら、
まるで異次元の世界にいるような、
異常な世界に紛れこんでいたような状態でした。
しかし、その症状を、医師も含め周囲に訴えれば訴えるほど、
信じてもらえないか、冷笑されるか、
疲れているせいとか、ストレスのせい、
「精神的な病」のせいと言われるばかりで、
私の苦しみを、心からわかってくれる人はいませんでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
雑踏の中で、迷子になってしまった時のように、
集団の中での孤独を感じていました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
処方された精神科の薬も飲んでもみましたが、
「何か違う」と感じていました。
「何か原因が違ったところにある、しかし、今はそれがわからない。」
そう思って、すべてを受け入れて生きようと思いました。
今の医学で、原因がわからないなら、
これ以上、医師めぐりをしても、検査をしても、無駄だから、
「もうしない」と決めました。
それから、もう
「この症状については、一切、人に話さない。」と
心に決めて生きてきました。
症状の苦しさを訴えても、「変人」と思われるだけなら
「黙っていよう。隠していよう。」と思いました。
そうすれば、私の住む、おかしな世界は、人に知られることはないのだから。
私さえ、感じている異常を、言葉に出して表現しなければ、
黙ってさえいれば、
幸か
、不幸か
、
周りの人間には、
私の住んでいる「異常な世界」は知られることがなく、
周囲は私が「普通の状態」にしか見えないのだから・・・。
黙っていれば、
変な顔をされることも、笑い飛ばされることも、
冷ややかな視線を浴びることも、
軽蔑されることも、
見下されることもないのだから・・・。
私が紛れ込んでしまった、
「不思議の国のアリス」
のような世界は、
私にしか見えない世界。
皆の住む世界と重なって存在する
異次元の世界。
それを誰も知らない・・・。
そのほかの数々の症状もあり、
加えて「高次脳機能障害」を抱えたまま、
見かけ上は普通の人間を装い、働き、学び、生活することは
本当に必死の作業でした。
症状を抱えながらも働くために、体の症状はともかく、
「高次脳機能障害」と思われる症状については、
「隠し通さなければ、生き残れない。」と悟りました。
真剣にそう思い、
自分の感じている解決策の見えない「異常」は異常のままに受け入れ、
黙って耐えて生きていこうと誓い、そうしてきました。
時は何年も何年も流れ、症状は次第に形を変え、
多種類になり、私を苦しめ続けました。
長い長い月日が過ぎました。
ついにあることがきっかけで急激に悪化し、
ほとんど起きていられなくなりました。
いくら医師に訴えても相手にしてもらえなかった時、
たまたま見ていたテレビで、聞いたこともない病名が放送されました。
それは、「低髄液圧症候群」という病名でした。
後に、病態の誤解がないようにと
「脳脊髄液減少症」と呼ばれるようになった病態でした。
私は、5分とパソコンに向かえない状態で、
自力で検索しはじめました。
誰も、そんな状態の私に代わって、親身に調べてくれる人が
身近にいなかったからです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
自分を救いだすのは、自分しかいないと思いました。
必死でした。
そして、この病態だと、確信を持ちました。
数ヵ月後、
確信どおり、「脳脊髄液減少症」とようやくわかりました。
ここまで、数年どころではありません。
人生の半分この「見えないケガ」の苦しみで過ごしました。
本当に悔しいです。
人生返してほしいです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
診断してくれた主治医に、はじめて
自分の感じてきた「高次脳機能障害」の症状について話しました。
主治医は、「脳脊髄液減少症」でも「高次脳機能障害」の症状が起こることを
話してくれました。
はじめて、この「おかしな体験」を交通事故後遺症による、
「脳脊髄液減少症の一症状」として認め、
わかってくれる医師に出会えた安堵感と、
今までのすべての不可解な謎が解けた思いで、ほっとしました。
でも、今までその症状について
あまり多くを書いていません。
書けなかったのです。
それには理由があります。
(つづく)
2月9日に、半身の脱力で転んでねんざした足首、
やっと痛みが少しになってきました。
2ヶ月が過ぎました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
早く、散歩リハビリに公園に行きたいのですが、なかなか自力で行けません。
さて、
今まで私は、「高次脳機能障害」について、
あまり書いてきませんでした。
以前、
「文章を読めない、書けない」
「ふわふわ感」の記事など、当たり障りのない症状の一部に触れただけです。
本当は、もっともっと、高次脳機能障害と思われる
誰にも理解されない、不思議なつらい、日常生活に支障をきたす
症状を数々体験をしています。
「思考力や判断力低下」の症状によって、
何度も失敗を繰り返したり、
行動が遅くなったり、おかしくなったりして、
周りの批判にさらされもしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
不注意から、
何度も自分や家族や他人を、
事故や事件の不幸に、巻き込みそうにもなりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
一歩間違えば、恐ろしい事故につながるようなミスもありました。
正常なら、絶対しない行動により、
変人扱いや、
加害者や犯罪者になりかねないような時もありました。
幸い、いつも危機一髪で、難を逃れてきましたが、
多くの代償も犠牲もありました。
私は、みんなと同じこの世界に生きながら、
まるで異次元の世界にいるような、
異常な世界に紛れこんでいたような状態でした。
しかし、その症状を、医師も含め周囲に訴えれば訴えるほど、
信じてもらえないか、冷笑されるか、
疲れているせいとか、ストレスのせい、
「精神的な病」のせいと言われるばかりで、
私の苦しみを、心からわかってくれる人はいませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
雑踏の中で、迷子になってしまった時のように、
集団の中での孤独を感じていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
処方された精神科の薬も飲んでもみましたが、
「何か違う」と感じていました。
「何か原因が違ったところにある、しかし、今はそれがわからない。」
そう思って、すべてを受け入れて生きようと思いました。
今の医学で、原因がわからないなら、
これ以上、医師めぐりをしても、検査をしても、無駄だから、
「もうしない」と決めました。
それから、もう
「この症状については、一切、人に話さない。」と
心に決めて生きてきました。
症状の苦しさを訴えても、「変人」と思われるだけなら
「黙っていよう。隠していよう。」と思いました。
そうすれば、私の住む、おかしな世界は、人に知られることはないのだから。
私さえ、感じている異常を、言葉に出して表現しなければ、
黙ってさえいれば、
幸か
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartbreake.gif)
周りの人間には、
私の住んでいる「異常な世界」は知られることがなく、
周囲は私が「普通の状態」にしか見えないのだから・・・。
黙っていれば、
変な顔をされることも、笑い飛ばされることも、
冷ややかな視線を浴びることも、
軽蔑されることも、
見下されることもないのだから・・・。
私が紛れ込んでしまった、
「不思議の国のアリス」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
私にしか見えない世界。
皆の住む世界と重なって存在する
異次元の世界。
それを誰も知らない・・・。
そのほかの数々の症状もあり、
加えて「高次脳機能障害」を抱えたまま、
見かけ上は普通の人間を装い、働き、学び、生活することは
本当に必死の作業でした。
症状を抱えながらも働くために、体の症状はともかく、
「高次脳機能障害」と思われる症状については、
「隠し通さなければ、生き残れない。」と悟りました。
真剣にそう思い、
自分の感じている解決策の見えない「異常」は異常のままに受け入れ、
黙って耐えて生きていこうと誓い、そうしてきました。
時は何年も何年も流れ、症状は次第に形を変え、
多種類になり、私を苦しめ続けました。
長い長い月日が過ぎました。
ついにあることがきっかけで急激に悪化し、
ほとんど起きていられなくなりました。
いくら医師に訴えても相手にしてもらえなかった時、
たまたま見ていたテレビで、聞いたこともない病名が放送されました。
それは、「低髄液圧症候群」という病名でした。
後に、病態の誤解がないようにと
「脳脊髄液減少症」と呼ばれるようになった病態でした。
私は、5分とパソコンに向かえない状態で、
自力で検索しはじめました。
誰も、そんな状態の私に代わって、親身に調べてくれる人が
身近にいなかったからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
自分を救いだすのは、自分しかいないと思いました。
必死でした。
そして、この病態だと、確信を持ちました。
数ヵ月後、
確信どおり、「脳脊髄液減少症」とようやくわかりました。
ここまで、数年どころではありません。
人生の半分この「見えないケガ」の苦しみで過ごしました。
本当に悔しいです。
人生返してほしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
診断してくれた主治医に、はじめて
自分の感じてきた「高次脳機能障害」の症状について話しました。
主治医は、「脳脊髄液減少症」でも「高次脳機能障害」の症状が起こることを
話してくれました。
はじめて、この「おかしな体験」を交通事故後遺症による、
「脳脊髄液減少症の一症状」として認め、
わかってくれる医師に出会えた安堵感と、
今までのすべての不可解な謎が解けた思いで、ほっとしました。
でも、今までその症状について
あまり多くを書いていません。
書けなかったのです。
それには理由があります。
(つづく)