今日も寒いです。
寒いのは応えます。
おとといの続きです。
ブログになかなか「高次脳機能障害」の体験を書けなかった理由は
いくつかあります。
ひとつは、
高次脳機能障害による数々の、自分の過去の失敗を思い出すのがつらかったから。
次に、
生きるために、隠し続けた症状や過去の自分の失敗を、今さら思い出しながら
世にさらす事に対する抵抗感。
最後に、なにより、
私の「高次脳機能障害」による失敗の数々や
周囲の人に与えた迷惑の数々を書くことで、
高次脳機能障害の症状の軽い「脳脊髄液減少症」患者さんまでが
一括して
「高次脳機能障害も出る、脳脊髄液減少症患者は恐ろしい。」とか、
「高次脳機能障害でミスをする可能性のある、
脳脊髄液減少症の患者に、重要な仕事は任せられない。」と思われてしまうのではないか?
という不安があったからです。
脳脊髄液減少症で、恐ろしい体験のある
私が「高次脳機能障害体験」を書いて、
もし、他の患者さんに迷惑をかけたら・・・?
ただでさえ、理解されない症状で苦しみながら、
社会復帰をしようとがんばっている、同病の患者さんたちが、
もし、社会から新たな誤解や偏見の目で見られるようなことになったら、
と、思い悩んでいたのです。
でも、そんなある日、
「高次脳機能障害」になった、整形外科の女医さんの
テレビドラマを見て以来、
私の中で、「隠しておきたい。」という気持ちが変化してきました。
おそらく、直接の脳疾患、脳外傷によって起こる「高次脳機能障害」は
「脳脊髄液減少症」の「高次脳機能障害」よりも、
もっともっとつらいことは、想像できます。
医師でありながら、自らの半生をありのままに世に伝え、
「高次脳機能障害」という見えない症状の認知のために
がんばっていらっしゃる、その先生の存在を知った時、
私は自分が恥ずかしくなりました。
でも、
私には、実名で自分の体験をつづる勇気はありません。
でも、せめてここで、
これから、少しずつ、体験したことを文字にしていきたいと思っています。
そう思ってから、すでに数ヶ月がたってしまいました。
なかなか実行に移せません。
でも、今までの気持ちをこうして書けただけ、前進しました。
考えてから、行動を起こすまでが、
ものすごく時間がかかるのも、
迷いだけでなく、高次脳機能障害のひとつだと感じています。
気持ちが許す範囲で、無理せず、書きたくなった時に、
体験した「脳脊髄液減少症」の高次脳機能障害について、
書いてみたいと思っています。
これは、あくまで、私という一個人の
過去の「病気による失敗」にすぎないのですから・・・・
失敗は自分のせいではない、病気のせいなのです。
自分を責めるのはやめようと思います。
それに、
「脳脊髄液減少症」による脳の一時的な「高次脳機能障害」
は回復する病だと信じたいと思います。
本当に怖いのは、
高次脳機能障害を抱えた「脳脊髄液減少症」患者の起こす
「ミス」ではなく、
脳脊髄液が漏れているのに、「異常なし」と言われ、
患者がなんの治療も受けられないまま、
「高次脳機能障害」の病名ももらえないまま、
「放置されること」なのだと思います。
寒いのは応えます。
おとといの続きです。
ブログになかなか「高次脳機能障害」の体験を書けなかった理由は
いくつかあります。
ひとつは、
高次脳機能障害による数々の、自分の過去の失敗を思い出すのがつらかったから。
次に、
生きるために、隠し続けた症状や過去の自分の失敗を、今さら思い出しながら
世にさらす事に対する抵抗感。
最後に、なにより、
私の「高次脳機能障害」による失敗の数々や
周囲の人に与えた迷惑の数々を書くことで、
高次脳機能障害の症状の軽い「脳脊髄液減少症」患者さんまでが
一括して
「高次脳機能障害も出る、脳脊髄液減少症患者は恐ろしい。」とか、
「高次脳機能障害でミスをする可能性のある、
脳脊髄液減少症の患者に、重要な仕事は任せられない。」と思われてしまうのではないか?
という不安があったからです。
脳脊髄液減少症で、恐ろしい体験のある
私が「高次脳機能障害体験」を書いて、
もし、他の患者さんに迷惑をかけたら・・・?
ただでさえ、理解されない症状で苦しみながら、
社会復帰をしようとがんばっている、同病の患者さんたちが、
もし、社会から新たな誤解や偏見の目で見られるようなことになったら、
と、思い悩んでいたのです。
でも、そんなある日、
「高次脳機能障害」になった、整形外科の女医さんの
テレビドラマを見て以来、
私の中で、「隠しておきたい。」という気持ちが変化してきました。
おそらく、直接の脳疾患、脳外傷によって起こる「高次脳機能障害」は
「脳脊髄液減少症」の「高次脳機能障害」よりも、
もっともっとつらいことは、想像できます。
医師でありながら、自らの半生をありのままに世に伝え、
「高次脳機能障害」という見えない症状の認知のために
がんばっていらっしゃる、その先生の存在を知った時、
私は自分が恥ずかしくなりました。
でも、
私には、実名で自分の体験をつづる勇気はありません。
でも、せめてここで、
これから、少しずつ、体験したことを文字にしていきたいと思っています。
そう思ってから、すでに数ヶ月がたってしまいました。
なかなか実行に移せません。
でも、今までの気持ちをこうして書けただけ、前進しました。
考えてから、行動を起こすまでが、
ものすごく時間がかかるのも、
迷いだけでなく、高次脳機能障害のひとつだと感じています。
気持ちが許す範囲で、無理せず、書きたくなった時に、
体験した「脳脊髄液減少症」の高次脳機能障害について、
書いてみたいと思っています。
これは、あくまで、私という一個人の
過去の「病気による失敗」にすぎないのですから・・・・
失敗は自分のせいではない、病気のせいなのです。
自分を責めるのはやめようと思います。
それに、
「脳脊髄液減少症」による脳の一時的な「高次脳機能障害」
は回復する病だと信じたいと思います。
本当に怖いのは、
高次脳機能障害を抱えた「脳脊髄液減少症」患者の起こす
「ミス」ではなく、
脳脊髄液が漏れているのに、「異常なし」と言われ、
患者がなんの治療も受けられないまま、
「高次脳機能障害」の病名ももらえないまま、
「放置されること」なのだと思います。