23年前の事故、後遺障害認定
東京地裁 脳に障害、記憶力低下
2009年 4月16日 読売新聞
以下記事内容
23年前の交通事故、記憶低下など後遺症認める…東京地裁
23年前の交通事故が原因で脳に傷を負い、記憶力低下などの
後遺症が残ったとして、東京都内の女性と母親が、事故の相手方に
損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、東京地裁であった。
八木一洋裁判長は「事故による後遺症が認められる」と述べ、
事故の相手方に約2300万円の賠償を命じた。
判決によると、女性は中学生だった1986年、自転車に乗って
栃木県内の交差点を通過中に、出合い頭に自動車と衝突し、
頭蓋骨骨折などの大けがを負った。その後、疲れやすく、
記憶力が低下するなどの症状が出たが、自動車損害賠償責任保険の
審査では、事故と症状の因果関係が認められなかった。
訴訟で被告側は、「原告は事故後、有名大学に進学しており、
障害は回復している」と主張したが、判決は、「本人の努力で
大学合格を果たしたが、事故後の高校・大学時代は寝ていることが多く、
現在は整理整頓ができなくなっている」と指摘。
医師の診断などから、事故で脳機能障害を発症したと認定した。
4月17日 読売新聞掲載。
記事にしてくださった方のブログ
保険屋さんたちにとっては、ありえない「考えられない判決」のようですね。
患者の皆さんで教えてあげましょう。
脳脊髄液減少症とはどんな後遺症かを・・・。
当時医師にいくら症状を訴えても、信じてくれなかったこと、正しく診断されなかったことは患者のせいではないと思います。
東京地裁 脳に障害、記憶力低下
2009年 4月16日 読売新聞
以下記事内容
23年前の交通事故、記憶低下など後遺症認める…東京地裁
23年前の交通事故が原因で脳に傷を負い、記憶力低下などの
後遺症が残ったとして、東京都内の女性と母親が、事故の相手方に
損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、東京地裁であった。
八木一洋裁判長は「事故による後遺症が認められる」と述べ、
事故の相手方に約2300万円の賠償を命じた。
判決によると、女性は中学生だった1986年、自転車に乗って
栃木県内の交差点を通過中に、出合い頭に自動車と衝突し、
頭蓋骨骨折などの大けがを負った。その後、疲れやすく、
記憶力が低下するなどの症状が出たが、自動車損害賠償責任保険の
審査では、事故と症状の因果関係が認められなかった。
訴訟で被告側は、「原告は事故後、有名大学に進学しており、
障害は回復している」と主張したが、判決は、「本人の努力で
大学合格を果たしたが、事故後の高校・大学時代は寝ていることが多く、
現在は整理整頓ができなくなっている」と指摘。
医師の診断などから、事故で脳機能障害を発症したと認定した。
4月17日 読売新聞掲載。
記事にしてくださった方のブログ
保険屋さんたちにとっては、ありえない「考えられない判決」のようですね。
患者の皆さんで教えてあげましょう。
脳脊髄液減少症とはどんな後遺症かを・・・。
当時医師にいくら症状を訴えても、信じてくれなかったこと、正しく診断されなかったことは患者のせいではないと思います。