今夜7時半から、NHKで放送があります。
予告動画はこちら。
第二の白血病増加
68年もたって、なぜ?
見た目無傷、時間がたってから症状が出始める、認定されることのむずかしさ、
因果関係証明のむずかしさ、その因果関係の証明を、症状に苦しむ患者本人に求められる理不尽さ。
原爆症と、脳脊髄液減少症は、共通点も多い。
「そんな昔の交通事故で、今のあなたの症状が出てるもんか!
交通事故の衝撃で髄液が漏れるぅ。
そんなことがあるもんか。
あなたは何でも過去の交通事故に結び付けて考える。
そういう考え自体が病的で、
精神的な病でそういう症状が出ているんじゃないか?
もしくは、交通事故の後に、ころんだり、スポーツで発症したりしたんじゃないの?」
脳脊髄液減少症という事故後遺症の存在に気づいてもなお、
そんな暴言を無理解な医師に、吐かれた経験のある
脳脊髄液減少症患者も私以外にもいるだろう。
脳脊髄液減少症を知っているという医師だって、
すべてがすべて、患者にやさしい思いやる医師ばかりじゃない。
体験していないからには、たとえ医師にだって、
本当の患者の苦しみなんてわかりっこないと思う。
なんて理不尽なことだ。
原爆症に苦しんだ人たちは、
私たちより、
もっともっと悲惨で、苦しんだに違いないと、想像する。
この番組からも今後、脳脊髄液減少症に生かせることは、
学べるはずだ。
過去の患者救済軽視の過ちから学び、今後に生かすべきは、
水俣病、ハンセン病、だけでなく原爆症からも・・・。