脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

脳脊髄液減少症患者はパラリンピックに出られない?

2021年04月05日 | 心の葛藤
脳脊髄液減少症患者は、

たとえ、はじめどんなに重症でも、
寝たきりでも、

そこから10年以上かけて、
医師や医療の助けなく、
孤独に自分一人で自己流リハビリ重ねて、
回復しても、

決してオリンピックにも、
パラリンピックにも出られないでしよう。

なぜなら、そこまで自分一人でたどりつくのに、年月がかかってしまい、歳をとってしまうから、選手になる年齢をとうに超えてしまうから。

それに、
脳脊髄液減少症でどんなに過酷な症状を抱えていて、そこから努力を重ねて這い上がってきたかなんて、誰も理解できないし、
そんな症状や障害があるなんて、
誰も信じてくれないから、

回復した患者の姿だけみたら、

過酷な闘病や、孤独なリハビリを乗り越えた人みたいには、誰の目にも映らない。


患者の大変さも努力も、誰も理解しないから、誰にも賞賛もされない。

だから、
脳脊髄液減少症患者は、オリンピックにも、パラリンピックにもこの先、ずっと出られないと私は思う。

私は、コロナ前に、
回復の証として、

脳脊髄液減少症で闘病中の人たちを励ませるかも?と、
聖火ランナーに応募したけど、
それさえ、参加はかなわなかったから。

他の病気や障害の患者たちと比べて、
脳脊髄液減少症の真実が、世界中で医師にもまだまだ認められていない事が続く限り、

脳脊髄液減少症患者は、患者であって患者ではなく、
ただの、やっかいな人間、なまけもの、としかとらえられないのだと思う。



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新学期の、学校の先生方へ伝えたい事

2021年04月05日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
もう、何年も前に、ひとりの患者の母親が声をあげ、

文部科学省を動かして、
出させた、

通達文を、ご存知ですか?

その通達文は何回か改定されたようで、
平成29年にもまた繰り返しだされたようです。

だけど、いまだにみんな知らない。

先生もどこか他人ごとだと思っているかもしれません。

学校の先生方が知らなければ、

保護者にも伝えられないし、
子どもたちにも危険を教えられないのです。




脳脊髄液減少症は、
親からの暴力でも起こるし、
スポーツ事故でも起こるし、

学校内でのスポーツ事故、組体操での落下の衝撃、ドッチボールが首に当たったり、体操で首を痛めたりと、いつでもどこでも普通の怪我同様、体に衝撃が加わると、誰でも起こりかねないものなのです。

それなのに、医師にも認知度が低いから、症状の原因がわからないから、最終的に、心因性の症状にされてしまいがち。

原因に対する治療になかなかたどりつけないと、症状がつらすぎて、学校へ行けなくなり、ますます不登校扱いされてしまうという悪循環に陥る。

だから、まずは知ってください!

脳脊髄液減少症になると、どんな症状になるのかを。

どんなふうに誤解されて見逃されて、医師にも誤診されて、方向違いの治療や支援をされてしまうのかを。



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