打越通信

日記ふういろいろ

玉名

2009-10-30 07:02:31 | 熊本の風景
熊本県北部に位置する玉名市。
その玉名市の菊池川に接する高瀬地区。
ここに高瀬船着場跡の碑が建っている。



加藤清正の時代に大々的な工事が行われ作られた。



菊池川流域産の米をここに集め、米蔵(御蔵)を作り港を作ったと云う。
そしてここから大阪に向け米を移出していたのだ。
年間24万表を移出する藩内一の拠点だったのだ。



JR鹿児島本線の鉄橋が近くを通っている。



そして西南戦争の時には、高瀬の地の利を奪い合い、薩摩軍と官軍が3回にもわたる大戦を行ったところでもある。
「高瀬大会戦」だ。



高瀬裏川には石橋群がある。



高瀬眼鏡橋や酢屋橋、小崎橋などの石橋が見られる。
毎年、花しょうぶの季節には「高瀬裏川花しょうぶ祭り」が行われている。



JR玉名駅前にある巨大な釣鐘。
小岱山の麓にある蓮華院誕生寺奥之院の世界最大の大梵鐘(飛龍の鐘)がある。




そしてここ玉名は温泉地でも有名なところなのだ。
玉名温泉(立願寺温泉とも呼ばれ)は1300年の歴史があると云う。
熊本ラーメンの発祥の地の玉名ラーメン。
温泉につかり、美味しい玉名ラーメンでも食べてみたら最高だろうな。