風野真知雄著「わるじい秘剣帖 ⑦」

　桃太郎と芸者球子・桃子母娘が「住むかわうそ長屋」に新しい住人が
入って来た。いつも旅人の恰好をして近隣の宿屋へ出かけて行き、泊まらずに
夜になると長屋帰って来るのを桃太郎は不思議に思い探ってみた。商売をしている
様子がない。

桃太郎の息子の仁吾はとある屋敷の道場で稽古をしていた。
（潜入捜査をしているのだ）

よしみの朝比奈との会話から道中奉行を狙っている坂崎銀五郎というものが
浮かび上がった。変な住人はこの坂崎の家に出入りしていることを知り、
奇妙な住人に大嘘を吹聴して坂崎が上申書を書かせることに成功する。
桃太郎の軽妙な作戦は成功し坂崎は蟄居謹慎、奇妙な住人は長屋から出て行った。

球子が芝居見物に誘われて、桃太郎は少し落ち着かない。
球子が芝居見物中に子供が川に落ちた。桃子じゃないよ
船頭や近くにいた若い衆に助けられた。
親らしき人が駆け寄ってきて「まさかハイハイするとは･･･」と言って、
子供を連れていなくなった。
それを見た桃太郎の心配はつきない
もう桃子が可愛くてしょうがない。

球子から芝居中のへんなかけ声があったと聞いた。
桃子に迷惑がかからないような話以外関わらないようにしている桃太郎。
ここでも桃子一筋なんだな～

朝比奈が惚れた女を捜す桃太郎。
蕎麦屋をうっていたおかよは別場祖でも蕎麦屋をやっていた。

変なかけ声を主がわかったので桃太郎は会いに出かけた。
その人は隠居の身。隠居に子供がいて拐かされたらしいとふんで
話をしたら案の定、彼には子供がいた。

芝居小屋の座元が子供をかどわかしていたので取り戻し、
隠居した主の妾に子供（赤ちゃん）を渡して一件落着。

長屋に入りたいと言う人を面接する桃太郎。
どの人も桃太郎には桃子に影響しそうだと思い断っていた。
ある日三人家族と犬がやってきて長屋の住人になる。
犬は刺身を食べ三人はみそしるとご飯を食べている
不思議な光景を見てしまったので、球子に見た光景を話す。
球子からその住人に話しを聞いてもらう。
住人のおじいさんが前の家で２階から落ちて死んでしまったが、
おじいさんの上にこの犬が乗っていたという。
だから生まれ変わりだと信じていたというのだ。

しかしこの犬が大元で殺しがありそれを解決した桃太郎。
朝比奈が好いたおかよに刺客が迫る。

穴をたくさん開けている御仁がいた。元武家人らしいが･･･

そこへ別の依頼が･･･密偵を入れて欲しいと。
桃太郎の所には腕のいい奴がいてそれを送り込むことに。

花沢の隠居家の前は竹林になっていた。宴でも開こうかという。
そのためにだけ穴を空けるとは恐れ入る
好いたおなごの命日だという。しかし花沢に刺客が･･･
桃太郎は花沢を助け、事情を聞く。主家の姫と恋中になってしまって･･･
なんたる恋愛話
恋愛に年の差なんて関係ないとはこの時代からあったのね

拷問師の啓蔵の話。拷問師とは拷問の依頼で出かけて行く。
痛い思いをさせる拷問はやらない主義の持ち主。
言葉や動作だけで罪人に白状させる方法をとっていたが、
たまには新手の抱き石、鞭などもやるとか（痛い拷問はめったにしないらしい）

あるとき拷問師がヒジキを拷問で使用するという。

仁吾は札差の山城屋から知行地の年貢の件を教えを請う。
二重帳簿のことが判明したのだ。
そこからいろいろ書き写し、松平家の陰謀をしることになる。
書き写したものを桃太郎が密偵とした二人のうちの一人に渡す。
母屋に戻ろうとしたとき玄蕃に呼び止められた。
灯籠に付いていたのは血だと玄蕃から聞かされた。
「主に背き、くだらぬことをしたから切った」とノウノウという。
何をしようがそれは主の勝手･･･それがまかり通るのは許せない仁吾。
玄蕃から「供をせよ」と申しつかる。大丈夫か？

拷問師が狙われるが桃太郎が助ける。
桃子のためには出て行って欲しいが･･･彼には彼なりの理由があった。

桃子ちゃんのためならなんでもやる桃太郎。
じいじの奮闘はいつまで続く？
　

「にじいろジーン」

　ジーンちゃんが旅行したのはイタリア。風光明媚で見所満載。
美術館も有名。37度の温泉は無料で入れるって･･･
滝にあたるといいことある？
かなり湯量の勢いが強く踏ん張らないと飛ばされそう。
ジーンちゃんは飛ばされて･･･
最後湯に仰向けでプカプカ浮いていた。

レストランでは肉１㎏ぐらい食べるらしい。
女性でもペロッと食べるらしい。
ジーンちゃん食べ過ぎで体が膨張してた
ジーン人形今回は膨張させて作ってたのね

イタリアは一生で一回は訪れてみたい所だね。
（川をゴンドラで移動するのはかなり前にみたかな～）