陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「星めぐりの町」DVD

2019-04-13 22:28:03 | Weblog
愛知県豊田市。病気で妻を早くに亡くした後、自動車整備工として働く娘( 壇蜜)と
二人で暮らしながら豆腐屋を営む勇作(小林稔侍)は、手作りにこだわった豆腐を
主婦や居酒屋に届ける毎日を送っていた。
ある日、亡き妻の遠縁にあたる少年で、まさみという子をあずかって欲しいと
巡査から頼まれてあずかるがなかなか心を開いてくれず・・・

じつは2011年の地震で家族を亡くしていた。
彼はその当時5歳で・・・高台の家にいたので助かったがその後親戚をたらい回しにされた。
どこにも居場所がなくどうしてもここしか見当たらなくて巡査も大変だったようだ。
恐い思いがトラウマになって・・・少しのサイレンや地震にも反応して飛び出して行って
しまった。娘は捜しに行ったが雄作は家にいた。
もちろんまさみは雄作の家に戻ってきたけどね。

まさみ役の男の子がセリフがほとんどなく・・・
最初失語症にでもなったのかと思ってしまった。
ただ心を開けなかったので会話をすることがなかったと解釈した。
いくつくらいの男の子かな~。感じとして9歳か10歳くらい?
雄作が豆腐作りや豆腐の販売に出かける時に連れて行ったらやり方を覚えて・・・
なんでも吸収できる年ごろかもと思った。
豆腐屋の頑固な親父役も決まっていた小林稔侍さん。
テレビでは刑事役や探偵役とかいろいろやっているのでなんでもさまになる。
まさみを大きな心で受け止めてくれた包容力には感服した。
まさみが帰って来たとき壇蜜が大泣きしてまさみを抱きしめた時ジーンときた。

最後の「雨にも負けず・・・」の暗唱でまさみの声を聞いてホッとした。
しかしその後いきなり雄作に抱きついたのはちょっとね~。
もう少しなんとかならなかったの~。あれでOKがでたの?納得してない。
せっかくの物語が台無し
「~そういう人に私はなりたい」が最後の言葉だが、まさみは宮沢賢治のこの詩のような
男になりたいと思ったのだろうと解釈したけど・・・

ちょうど今頃の撮影だったのか桜満開で山間は素敵な場所だった。
愛知県豊田市の山の中ですか?
ドローンで桜の木の上からバイクを追いかける所は凄くよかった。
ちょっと泣けてちょっとホッコリする話だが最後だけ私は納得出来なかった。
 
コメント
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