小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

取り戻す

2013-03-27 14:15:22 | 日記
29    「 取 り 戻 す 」 25.03.25
利息制限法に定める以上の利息を払っていた場合には、その超過する部分の金利の取戻しができます。
また、不法な勧誘で買わされた訪問販売や通販商品の代金についても、一定の条件を満たせば取戻しの請求ができます。
ところで、安倍さんが言いている「日本を取り戻す」っていったい何のことなんでしょうか?
「取戻す」という限り、誰かに何かを「取られてた」ということになりますが、一体誰に・何を取られていたんでしょうか?
そしてそれをどうやって取り戻すのでしょうか?
さっぱり訳が分からない。 空虚な言葉じゃないですか?
「大きな政治の動きが起きるときには、必ず曖昧な言葉が使われる」とは、北海道大学教授の山口 二郎氏の言葉です。
 「郵政民営化は改革の1丁目1番地だ!」とか
「一億一心火の玉だ!」とか
「テロとの戦いの聖戦だ!」とか、などなど。
まさか安倍さん、鬼畜米英から受けた屈辱をリベンジして、「名誉を取り戻す!」なんて言わないでしょうね。


超能力少年

2013-03-27 13:43:13 | 日記
  超 能 力 少 年
「アルプスの超能力少年」というお話です。
スイスの片田舎の牧場で乳牛の乳を搾ってる少年が「超能力者」だということでおおきな話題になりました。
ハイキングしてる人がその少年に「いま何時頃かしら?」と尋ねると、少年は、乳牛のオッパイを軽く持ち上げて、ちょっと考えるように首をかしげて「9時32分だよ」と答える。 するとそれがぴたっと合っている。
ハイキング客が帰路同様に少年に時間を聞く。「いま何時かしら?」
すると、少年はやはり乳牛のオッパイちょっと持ち上げて、首をかしげて「今は4時26分だよ」と答える。 それがまたピッタシかんかんであっている。
そのためにこの少年は「超能力者」だ・・・と大騒ぎになった。
そこで、スイスアカデミーでは科学者・心理学者・物理学者などそうそうたるメンバーを集めてプロジェクトチームをたち上げて「少年はどうして乳牛のオッパイを軽く持ち上げるだけで、時間がはっきり解るのか?」。
それぞれ専門の立場から調査が行われたのです。
でも、どうしても原因が分からない。
仕方なく、その少年に直接聞くことにした。
「君は、どうして乳牛のオッパイを軽く持ちあげるだけで、時間が分かるんだよ?」
少年は答えました。  「牛のオッパイ持ち上げると、向こうの時計台が見えるのさ!」
つまり、この世に超能力なんか存在しない。 というお話です。
 安斎 郁郎 著 「だます人・騙される人」 かもがわ出版より 引用





 パート2
 ところで、スイスでは乳牛の搾乳技術のほか、その技術が改良されて人間のオッパイを格好よくする乳房マッサージの技術が開発されました。
どんなにペチャヤパイだって、しわしわオッパイだってこのマッサージをうければ、マリリンモンローみたいなツンと突っ張った格好の良いオッパイになるんです。
実はわたし通信教育を受けてスイス・アカデミー認定の資格を取りました。
オッパイマッサージをご希望の方は、予約を受付ます。  なんちゃって。

 パート3
バブル崩壊以来何代もの総理大臣や閣僚・政治家や官僚らは、財界からこの不景気を何とかしてもらいたいと懇願され、知恵を絞っていろんな施策をやって来たが一向に改善しない。
国民もしびれを切らして民主党に政権交代させたが、それでもちっとも変わらない。 
そこで登場したのが安倍政権。 安倍さん「超能力少年」よろしく、「お金をどんどん印刷すればいいのさ!」と言う。
お金を増やせ!・・・と白川日銀総裁(あだ名はのび太君)に言ったが、のび太はあまりいい顔をしない・・・でジャイアン(安倍総理)の言うことなら何でも聞くという黒川(スネオ)を日銀総裁にすげ替えた。
・・・でも、ジャイアンの言うことを聞いてやったことで何か成功したためしはない、失敗ばかり。(マンガ「ドラえもん」の中ではね。)
事実、麻生財務大臣は「俺たちは何もやってない」・・・と言っているのに、株価が上がり、円安になり輸出も増えているという。
こんなの、虚言に惑わされて世の中が騒がしくなってるだけじゃありませんか?。
みなさんの年金が増えて、懐が温かくなりましたか?
「一犬 虚ろに吠えれば 万犬 また吠ゆる」というところじゃないですか?  失政の反動が怖い。

ポイズンウエル

2013-03-27 10:37:51 | 日記
       ポ イ ズ ン ウ エ ル
 井戸の中へ毒物を投げ入れることを言います。
毒物を投げ入れるのはいとも簡単ですが、投げ入れられた方はたまったものではありません。
原状回復するのは容易ではありません。
橋下市長という権力者がやっているのは、まさにこの「ポイズンウエル」そのものではないでしょうか?
市の職員を威嚇して萎縮させて、思想調査などの不当労働行為を仕掛け、権力に忠実なロボット公務員にしていまおうとした行為に「府の労働委員会」が違反と認定した。
でも、ゴメンナサイで済まそうとケロットしている。
こんなのを「カエルのつらに小便」という。
「ゴメンナサイ」で済ませるものではなく、辞職ものじゃないですか。
選挙民もマスコミも政治家のオヘソの下の不行跡については厳しいが、こういう「ポイズンウエル」行為に対しては、寛容というか迎合的ですらあるのはいかがなものか。
教育委員会問題とか・刺青問題とか、次々と騒ぎを起こすことが目的なのか?
もちろん、公務員に怠慢や偏頗(へんぱ*)があってはいけないし、多くの人が選んだ首長なんだから、ある程度のことは仕方がないかもしれないが、ちょっと乱暴すぎはしませんか?
政治家というものは、人を傷つけるのではなく、人のキズを癒すことこそ求められているんじゃないでしょうか?
*偏頗(へんぱ)特定の人に依怙贔屓(えこひいき)すること。