小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

雷の臍

2021-07-16 18:51:24 | 日記
      R 03.07.17 雷 の 臍    NO.3083  飢餓の青春時代を経験した反動かも知れませんが、一時期食べるものに執着心がありました。 ボーナスをもらうと、世界の三大珍味と言われる「フォアグラ」ガチョウまたはアヒルを超肥満に飼育し て得た肝臓。 「トリフ」地中に棲息するきのこの一種で、豚の嗅覚を頼りに採取するもの。 「キャビア」チョウ鮫の卵、を順次食べました。 でも、そんなものちっともおいしくありません。 それ以外に数々の隠れた珍味があります。   「雷のへそ」は、かつての作家「開高 健」が洋酒天国 で絶賛したものです。 呑み助には垂涎的の珍味中の珍味でした。 地中海にしか生息しない「ヒシコ 鰯」の頭と中骨を1匹1匹ずつ丁寧に取り除いてくるくる巻にして、お臍のような恰好でオリーブ油に塩 付けした」珍味です。 それがなんと、近年本物ではないでしょうが、500円ほどで売られている。 1万円ほど出して買えば、さぞ美味しいんでしょうが、500円の珍味ではそれだけのものでした。
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