R 03.12.23 獣 害 NO.3340
動物愛護もいいけれど、その動物に人間としての生存権を脅かされている人
たちがいる。 ご近所のKさんの親族は、九州のある山間部の小さな集落で
農業を営んでいるが、近年野獣(猪・鹿・サル)の繁殖がひどく、農作物のほ
とんどが食い荒らされるという。 もう人間が生きられない限界集落となって
いるという。
射殺の許可と助成金をもらって、猟師が駆除しているが駆除の数よりも繁殖す
る数の方がおおいため、被害はますばかりという。 サルなど勝手に家に入
り込んで、冷蔵庫を開けて食物を食い荒らすし、棒を以って追い払おうとする
と、反対に牙をむいて威嚇するという。
これが文明国家(動物愛護をたたえる)日本の話です。 こういう問題は一地
方の特異な問題ではなく、国として対処すべき課題ではないか。