R 05.06.06 水 利 権 NO.3809
詳しいことはわからないけれど、土一升金一升といわれるバブル期に
こういう話があった。 高槻市の南部に300坪ほどのため池があった。
ある業者がこれに目を付けた。 この池を買収して、工事現場から出る残土を、
格安料金で捨てさせてあげると、ただ以上の条件で埋め立てができる。
埋め立てが終われば整地して分譲すればもうかる。
銀行もこのプランを絶賛して融資に応じた。 ところが、開発申請を出したところ、
この池から水を取水している農業者全員の合意が必要と指摘された。
一部の水利権者は札束補償で、水利権放棄に応じたが、応じない人が出てきて
計画は頓挫した。 ・・・続く