R 05.06.24 燗 柄 NO.3827
(らんか)
なにが面白いたって囲碁ほど面白いものはないという。 囲碁を見ていた老人が、
気が付けば路傍の石になっていというと言うような逸話があったと思っていた。
どこかに載っていたと思うが思い出さなかったところ、最近読んだ小説「幻庵」
(百田尚樹)の中にあった。
中国の故事で,木こりが童子達が打つ「囲碁」を見ていて、帰ろうと思い置いて
いた斧を持とうとすると、斧はぼろぼろに腐っていた。 山を下りて村に帰
ると知っている人は誰もいなかった(浦島太郎と同じ)。
つまり、囲碁を見ているうちに何百年も経っていたという中国の故事です。
読み方は「らんか」というが「か」は木編に「可」と書くがパソコンではこの字
が出てこない。 「柄」という意味だとあるから「爛柄」と書いた。
忘れていたことを発見するのは楽しい。