小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

カルチャー

2016-07-21 19:41:14 | 日記

       28.07.22    カ    ル チ ャ ー   NO.1140

  カルチャーの違いというものは、同じ国民であっても年代によってかなりの違いがあるも

のです。 (仕事の)現役を引退して8年になりますが、仕事上でお世話したお客さんから、

20年も経っているのに未だにお世話になったということでお歳暮・お中元を律儀にお送りい

ただいている人がいらっしゃいます。   当方はビジネスとしてお世話させたいただけなの

に、当該年度だけならだしも、その後にも引き続いて20年もお送りいただき、恐縮ですので

お心遣いは恐縮ですが、もうご無用に願いたいと申し上げたのに、いまだお送りいただいて

います。   私ども現役のころには、取引先等に対してお互い盆・暮れの贈答をしていまし

たが、厳しいご時世になってお互いにやめましょうと言うことになって、こういう習慣はかなり

減少しました。  でも、やはりお送りいだく場合があります。  その場合は贈答はしない

で、お礼状を書いてお送りするようにしています。

ところで、私どもでも一方的にお世話になっているような場合があって、お歳暮・中元を送り

ますが、受け取る側に人によって対応が異なります。電話でお礼を言ってこられる人・メール

で返信される人・まったくなんの返答もない人もいます。

私どもの常識(カルチャー)では、書面によってお礼状を出すことでして、いまだにそういう形

式を順守していますから、何の返事もないという人がいらっしゃると、ちょっと違和感が生じ

ます。


愉快犯

2016-07-20 21:15:10 | 日記

            28.07.21     愉   快   犯   NO.1139

 社会的な影響が大きい犯罪を犯すことによって快感をうるという困った人がいる。  消防

団員が放火したり・常〃自我が通用しない社会に対して・劣等感や閉塞感を感じている人

電車の線路に自転車を投げ込んだりして、事故発生の瞬間を固唾を飲んで見つめ、その緊

張感に浸って快感を味わっている。 そういう連中の犯罪の態様を「愉快犯」と言います。

でも、犯罪はどんな犯罪でも基本的には愉快犯ではないかと思う。

悪いことをして快感をうるのは人間の深層心理ではないか?

推理小説のほとんどは「殺人」がテーマです。

フランスの哲学者(兼作家)マルキッド・サド(渋沢 龍彦)の図書を沢山読みましたが、それ

でも日本の各地で発生している女子児童誘拐(殺人)事件ほどの悪質な犯罪は、かれの著

作の中にはありませんでした。

犯罪はますます凶悪化し「事実は小説よりもなお稀なり」となっています。

* マルキッド・サド・・・いわゆるサデイズムの権化。

人をイジメ・苦しめ・虐待することによって快感を得るという異常性格者。

人生の大半を刑務所で過ごしたフランスの侯爵。

「悪徳の栄え」「美徳の不幸」などの著作で有名。


死者

2016-07-19 21:03:05 | 日記

           28.07.20      死    者   NO.1138

 戦後70年を超えました。 あの悲惨な沖縄戦では20万人・サイパン島では5万人・広島

の原爆死者は7~8万人・長崎では4万人、人類史上最も凄惨を極めた東京大空襲では10

万人、これだけでも50万人ほどになる。

戦争は理由のいかんにかかわらず、やってはいけないものであることは100も承知の日本

人ですが、またまた戦争ができる国になろうとしています。 靖国神社に祭られているA級先

般たちが起こした太平洋戦争です。  そんな人をなぜ祀るのか?  時の政権の大臣が諸 

外国の非難にもかかわらず、あえてなぜ参拝しるのか?ワケが分からない。

でも、もう一つの戦争で戦後65万人が死亡し、その10倍もの人が負傷に苦しむ。  それ

は交通戦争です。  1年間に2万人を超えた時代に非常事態宣言が発せられ「交通戦争」

という言葉が産またのです。  罰則の強化と無法者に対する社会的非難(裁判の判決な

ど)が厳しくなって、事故は減少気味にありますがそれでも4000人以上の死者と30万件の

通事故がある。

日本人には譲る心が飢えて、自分本位の運転になっている。

ちょっとした譲る心があれば事故は半減するのに・・・・


ジギルとハイド

2016-07-18 19:37:55 | 日記

 

           28.07.19    ジ ギ ル と ハ イ ド  NO.1137

 優れた医者がいて、どんな病苦にも適切に対処し・献身的に働くことで、民衆から絶大な信

頼を得ていた。  同じころ、悪虐非道の限りをつくし民衆を恐怖のドン底に突き落とす悪人

が跋扈していた。  前者をジギル博士、後者をハイドと称した。

最初のうちは誰も知らなかったが、実はジギルとハイドとは同一人物で典型的な2重人格者

だった。 (ことがあとから判る)   人間の深層心理に潜む矛盾を明快に抉り出して、世に

警鐘を鳴らしたすぐれた作品で、昭和初期爆発的なヒットとなり今でものの例えとして「ジギ

ルとに快適と利便を提供する一歩で、いたいけない子供を轢き殺し老人や身体の不自由な

人を無残に跳ね飛ばし、人の心に潜む邪悪な性格を引っ張り出してスピード狂など「無謀」

にいざなう「車」こそ、現代のジギルとハイドではないのか?車に意思はないのだから、ハン

ドルを握る人間にマナーを順守させることが肝要でしょう。

 


ヤンキー先生

2016-07-17 20:56:17 | 日記

         28.07.18     ヤ ン キ ー 先 生   NO.1136

 元ヤンキーだった男が一念発起して勉学に励み、評判の教育者になったという実例があり

ます。  ヤクザの元情婦で背中一面に刺青のある女性が、これも一念発起して生活を改

め独学で勉強して、我が国最難関の司法試験に合格して弁護士になった。  という稀有な

実例もある。  彼女は乞われて大阪市の助役に抜擢された。  この仕事を難なく務めれ

ば、衆議議員~文部大臣も夢ではないと思われた。

ところで彼・彼女に共通していることは「元何々」であって「現ヤンキー」とか「現ヤクザの情

婦」でないということ。  つまり、いくら特異な存在であろうと「現役」の無法者では、教師に

なったり弁護士になったりすることはできるわけがありません。

ところが最近の政治家にはヤクザか無法者化の区別がつかない人が多い。

兵庫の県会議員の野々村某・東京都知事の舛添など、公金に手を付けて墓穴を掘ってい

る。   でも、これって氷山の一角ではないのか?

東京都知事選が面白い! 今度こそ馬鹿を選ばないでと願いたい。