28.07.22 カ ル チ ャ ー NO.1140
カルチャーの違いというものは、同じ国民であっても年代によってかなりの違いがあるも
のです。 (仕事の)現役を引退して8年になりますが、仕事上でお世話したお客さんから、
20年も経っているのに未だにお世話になったということでお歳暮・お中元を律儀にお送りい
ただいている人がいらっしゃいます。 当方はビジネスとしてお世話させたいただけなの
に、当該年度だけならだしも、その後にも引き続いて20年もお送りいただき、恐縮ですので
お心遣いは恐縮ですが、もうご無用に願いたいと申し上げたのに、いまだお送りいただいて
います。 私ども現役のころには、取引先等に対してお互い盆・暮れの贈答をしていまし
たが、厳しいご時世になってお互いにやめましょうと言うことになって、こういう習慣はかなり
減少しました。 でも、やはりお送りいだく場合があります。 その場合は贈答はしない
で、お礼状を書いてお送りするようにしています。
ところで、私どもでも一方的にお世話になっているような場合があって、お歳暮・中元を送り
ますが、受け取る側に人によって対応が異なります。電話でお礼を言ってこられる人・メール
で返信される人・まったくなんの返答もない人もいます。
私どもの常識(カルチャー)では、書面によってお礼状を出すことでして、いまだにそういう形
式を順守していますから、何の返事もないという人がいらっしゃると、ちょっと違和感が生じ
ます。