勝手なつぶやき

今日あった事、見たり聞いたりして感じた事、
ふと思い出して記憶がよびさまされた、そんな事を呟いてみようか・・

女流作家 水村美苗

2013-01-04 22:55:08 | Weblog
作家「水村美苗」を知ったのは、夏目漱石の未完の小説「明暗」の続き、
「続明暗」を読んだのが最初だった。

漱石の本の続きを書くなんて、大それたことを、と非常に興味をもった。
内容はもう覚えていない

そして「私小説」「本格小説」と読んで、年末年始にかけて「母の遺産 新聞小説」
を今日読了。
ズバリ!私小説好きにはどれも面白かった。

「母の遺産 新聞小説」は2011年4月2日が新聞連載最終だから
あの東日本大震災のことが小説の中の最後の章に書かれていて
本当に私小説だなと変なところに感心した。

祖母と母、母と娘の確執が赤裸々に書かれている。
実体験だというからすさまじい。
平々凡々な下の中生活レベルしか知らないから作家の
本物の中流生活ぶりにも興味がもてた。

私の稚拙な文では上手く説明は出来ない。
お薦めの一冊です。


明けまして2013年

2013-01-02 21:03:35 | Weblog
      
おめでとうございます。
元日も今日も空青く、穏やかに新年を迎えました
願わくは天変地異もなく平穏な一年が送れますように
皆様今年もよろしくお願いいたします。

どこへ行くでもなく誰が来るわけでもなく静かに読書な二日間でした。

もういいかな、と、こちらから出さなかった年賀状が三枚届き
もらえばやはり義理が悪く、急ぎ書いて投函して来た。

三枚のうち、母方の従兄弟と父方の従兄弟には返事を書き、
昔友達だった人は遠方だし二度と会うこともないだろうから
もう終らせていただきます。

気がかりな友もいる。
50年近く年賀状のやり取りをしていた筆まめな人が、
昨年こちらから出した賀状に「なしのつぶて」。

今年も、案じていますと書いたのにやはり返事無し。
なぜ心配かって、大震災に遭った地、住まいが石巻なのだ。

住所以外知らないので連絡の取りようがない・・・。
無事でありますように。