父（兄）と娘（姪）

兄と兄の長女Ｙは長年同じ家の中でいがみあって暮らしていた。
世間で父と娘の仲が悪いなんてのは珍しくもないことですよね。

この親子は折り合うということが出来ず反発しあっていた。
口を利くのは最小限、相手の居る部屋には行かないという徹底ぶり。

次女が「父とお姉ちゃんは性格が似ている」と言うと、
Ｙは、父に似ていると言われるのがいやだと怒る。

その父親が入院した。
意識はあっても口が利けず寝たきりになり、多分二度と家には戻れない状態になってしまった。

私たち叔母三姉妹は、はたしてＹは父親の面倒を看るだろうかと心配した。
ところが、意外や意外！入院時から付き添い、毎日病院へ通ってDr．や看護師さんの話を聞き
ベッドの傍に付き添っている。

いろいろあった確執を忘れるわけはないだろうけど、これが最後と思って世話をしているのか
本心はわからない。

声を出せなくなる前日に、兄がＹに「ありがとうございました」と言ったとか。
次女が、「父は『ありがとう』なんて言葉を知っていたんだねって、お姉ちゃんと二人で
笑っちゃった」と私に言った。
私も、あの兄がねぇと言って笑った。

心配の種

兄が入院したことを姪から連絡があって今日で６日目。
それからずっと精神的に気重になっている。

実家は義姉が５年前に亡くなってから兄は独身の長女と二人で暮らしている。
（次女は結婚して同じ市内に居る）

近しい身内といえば叔母の私たち三人姉妹だけ。
姪たちには他に頼りになる親戚はない。

兄の容態が悪化すると姪は私に電話をよこす。
それを聞く私だってオタオタするばかりで姉や妹に訴える。
どうすればいいのよ・・

私たち三姉妹はいつかはこういうことが起こるよね、と不安をもっていた。
姪二人は４０歳前後の年齢でも世間知らずです。

私たちだってもしものことがあっても自分の家のことではないので頼られても
仕切る能力はない。

容態に一喜一憂して怯えている日々です。
ただ成り行きにまかせるしかない。

予定していた旅行どころではなくなった。キャンセルの電話をいれました。
　　　　　　　

コーヒーカップ

先日の３人での女子会のとき、友のひとりＫちゃんから、娘が化粧品と小物雑貨の店を
オープンしたから行ってみないかと誘われた。

誘われた時点で私ともうひとりの友Ｙさんとの心は、行く以上何か買わないわけには
いかないだろうなと暗黙のうちに伝わった。

更に私は、気に入った物がないと困ると思った。
今欲しい物は何もないので。

狭いけどお洒落な雰囲気のお店だった。
店内を見回せば品物は少ない。

強いて買うなら最近割ったコーヒーカップかな・・・
カップは二種類しかなくどちらかを選ぶしかない。
ペアで１５００円と非常に安い。（ペアだから一つ７５０円）
花の写真をプリントしただけの味も素っ気もない物だったが買いました。

割れたカップは１０年前に旅先の宿で、女将さんがご自分で焼いた物をロビーに
展示しておいたのを、一目ぼれで買った物だった。
持ち重りがして良かったなぁ・・・

コーヒーは気に入ったカップをつくづく見ながら飲みたい。
そんなカップが見つかるまではこれで我慢して・・って、その前に割ってしまいそう。
ペアのもう一つは、洗面所のヘアブラシ入れにした。


　　　　　　　　　　　　　お気に入りだったカップ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　こちらは今はない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　

女子は女子、女子会

１０時の高速バスに乗るにはもう起きないと、と思いながら、うつらうつら
気合で起きると外は素晴らしい青空
一気に気分は盛り上がる。

昨日は昔乙女３人で女子会だった。
郷里で友人二人が待っていてくれる。
山藤と水を張ったきれいな田んぼを車窓に見ながら気分はルンルン

駅まで迎えに来てくれるという厚意を断った。
友の家までは中学校に通った道筋、天気も良く歩きたかったのだ。
かつて知ったる道とはいえ、歩くのは何十年ぶりだろう。

区画整理で新しい道も出来、建物は様変わりして迷う。
二差路三叉路、あれ～！どっち？
迷っても見当をつけて進んで行けば昔と同じ名前の店があったりする。

ここで学校帰りにパンを買い喰いしたよなぁとか、ここは同じクラスだった
男の子の○田の家だったはずなのに郷土料理の店になってる
○田の家魚屋だったから○田の経営かも？とか、楽しいったらない！

カメラ片手にもっと歩きたかったけど１５分で着いてしまった。

おしゃべりに夢中でランチのお店も調べていったのに、時間がなくなり
隣の中華屋さんでラーメンを食べて済ました。
懐かしく楽しい一日を過ごせて良い日になりました。

　　　　近所の通学友たちと１００貫デブなんて呼んでいた小母さんの居る造り酒屋
　　　　　　　

　　　　　　　　　　○田くんの家。今は郷土料理の店
　　　　　　　
　　　　
　　　　　　　　蕗、山ニンジン、アスパラ、こごみ等、山菜をたくさんもらってきた
　　　　　　　

母も娘も母の日

私も母、娘も母。
母の日のプレゼントを携帯に送り、見せっこして喜んでます。

　　　娘から美味しいクッキー 。種類が豊富でどれにしようかなと楽しくて美味しい。
　　　　　　　　
　
　　　　　　　　　　　　息子夫婦 から長崎のお土産も兼ねて
　　　　　　　　

　　　　　　　　　　娘は高三の長男から「感謝」と書いてある手ぬぐい？
　　　　　　　　　手ぬぐいって渡された？テ－ブルランナーにいいと思うけど。
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　中二の次男はカーネーションを。もしかして次男からは初めてのプレゼントかな。
　　　　　　　　　　　　　　

こどもの声もなく

「こどもの日」でも近隣から子供の声がまったく聞こえない。

ゴールデンウイークも終盤、空も陸もラッシュの様子をニュースで見るだけです

毎年この季節には夫婦でＧＷの期間を外し二泊～三泊の小旅行へ行っていた。
今年も行くつもりで地元の小さな旅行会社募集の道東四日間（北海道）を申し込もうと思った。
行程もゆるく高年齢向きでよさそうだった。

夫に話したら、三泊はしたくない、行きたくないと拒否した
いつだって乗って来たんだけどなぁ。

自分で運転しないツアーだから楽だと思ったんだけど・・・
高齢になって４日間も出て歩きたくなくなったんでしょ。

この良い季節です、私はしつこく行きたい。
別口を提案した。
「岩手三陸海岸縦断」一泊。
三陸鉄道リアス線に乗れる！

この方面へは車で二度ドライブしてるけど三陸鉄道リアス線にはまだ乗ったことがない
前から乗ってみたいと思っていた。
「これはどう？」と誘ったら「行ってもいい」って。

自分は元気でも留守中のことが心配な人がいるのは足を引っ張られるようで
つまらないですね。
夫の名誉のために、夫は呆けても認知症でも病弱でもないです（⌒▽⌒）アハハ!
まぁ、少し心配なところはあるけど

ただ家を離れたくないだけのようです。

ゴールデンですか？

猫の餌よろしく、もらってきた肉の処理もよろしく。
これを押しつけて息子夫婦は長崎へと旅行へ行った。

猫に餌は与えます。
しかし、頂いてきた肉は私の嫌いな桜肉（馬刺し）なのだ。
新鮮ゆえ生々しくて触るのも嫌だ。

刺身で食べるのが好きな息子は、帰って来たのが遅いうえ、朝早く家を出るので
食べる時間がない。

ひとまず昨夜冷凍しておいた。
煮れば私も食べられるかもしれない。
「桜肉レシピ」で検索をしたら、あるある！
馬の顔が浮かばないのはやっぱり食べなれたカレーでしょ！

にんにくと生姜をたっぷり入れて、野菜も肉が隠れるくらいたっぷり入れた。
早めに作って味見をしたら、なんてことはない、牛肉か鯨肉のようだった。
食わず嫌いだったんだわ。

まだレバーがある。見るだけで気持ち悪い。
これどうしよう。とりあえず冷凍にしておいた。