勝手なつぶやき

今日あった事、見たり聞いたりして感じた事、
ふと思い出して記憶がよびさまされた、そんな事を呟いてみようか・・

記憶の糸

2006-06-28 12:25:01 | Weblog
高校時代の友人から電話がきた
先日、東京近辺に住んでいる人だけでクラス会をしたそうだ。

いまだかって、クラス会とか同窓会には出たことがない。
学校も勉強も嫌いだったから。

特に高校は広い地域から集まってくるので、クラスでも口を聞いたことのない人
のほうが多かった。
出席簿の順位の近い人、出身中学が同じ人でグループを作っていたように思う。

その東京のクラス会でこの人なら会いたいと思う友が初めて出席して、そこで私のことが話題になった、と電話をくれた友人が教えてくれた。

遠足で山へ行った帰り道のこと、「akoちゃんがお腹を痛がりそれが盲腸だったんだよね」って。
え~~私がそんな時に盲腸に~?
確かに盲腸で手術した痕は今でも大きく残っているが・・・?
思い出せないのだ。

けれども少しづつ記憶が戻ってくる、山を降りながらお腹が痛くてたまらなかったこと、家に着いて七転八倒して医者に行った事。
手術の時の医者の言葉、メスをいれながら「まだ切ってないよ、まだだからね」
などと安心させながら実は切っていたこと。

記憶って不思議、糸を手繰るように次から次へと思い出していく。
これでしばらくは昔の懐かしい思い出に浸って楽しめるぞ。






背あぶり山

2006-06-24 22:02:46 | Weblog
一週間ほど前だったか、地方紙に「背あぶり山」の山躑躅が見ごろと掲載されていた。
カラーの写真がとてもきれいだった。
今朝起きたら晴天チャンス!
手近に暇そうな人がいたので誘って行ってきた。

この山は標高が863m、頂上近くまで車道が整備されている。
家からは車で2時間くらい。
お茶だけ用意して途中コンビニでおにぎりを買っていった。
高原は風も爽やか、広々として緑の中に躑躅の赤が点々と映えていた。

     
       
山頂まではさらに少し登る。登り口に「熊出没」の立て看板、さて困った。
音の出る物を何も持っていない。
苦肉の策、コンビニでもらった割り箸をたたきつつ、口笛を吹きながら登ったのだが
この奇妙な音に恐れをなしたか、熊には遭遇しなかった。
頂上で眼下に猪苗代湖をみながら食べたおにぎりは格別に美味しかった。

                    

青梅の季節

2006-06-21 17:04:46 | Weblog
我が家には紅梅と白梅、2本の梅の木がある。
この写真の老木は白梅で、私の生家からこの地に移して30数年、子供の頃は
よくこの腰折れの木に登って遊んだものだ。
梅の木と私、共に老いるのを見つめ合っているということか。


しかし、梅の木のほうは既に100歳を越していて、これから先もまだまだ生きるだろうから
お先に御免はこちらでしょう。

 ここ数日夫は梅干しと梅酒の漬け込みに余念がない。
家ではこれは夫の仕事で、材料を買うことから一連の作業を全て一人でこなす。
昨年は10キロの梅を漬けた。計算しながら塩梅良く漬ける。
梅干しはほとんど他所にもらわれていってしまうのだけれど。
海外にも。

娘婿の姉がカナダ在住で梅干しを心待ちにしているのだ。
「美味しい」と言ってもらえるのが励みなんでしょう。
今日は梅酒の仕込みです。



好天に恵まれて

2006-06-17 12:05:40 | Weblog
梅雨の合間、晴天になった今日、孫の幼稚園の運動会だった。
年少組は午前中で終わるようにプログラムが組まれている
じじばばも下の孫の初運動会なので前から楽しみにしていた。
で、今帰って来た。

は~ぁ、なんと言っていいやら
年少さんのお遊戯は可愛い”ペンギンダンス”
みんなで腰をふりふり踊っているのに、家の孫は最初から最後までぼ~っと
立っているのだ。



それも怖い顔をして。
昨日娘が電話で、「見に来ても踊らないかもしれない」と言っていたのはこのことだったんだ。
何故みんなと一緒に踊らないのかと問うと「ペンギンダンスは嫌い、歌も嫌い」と
答えたという。
予行練習でも頑として踊らなかったそうだ。

昨日、母親には「お母さん、見に行かないからね」
父親には「ビデオ撮ってあげないよ」と言われて「イヤダッ!」と言ったと聞いていたので今日は期待して行ったが残念!

この孫、小さいのに頑固者で骨のある奴なのです。
”20メートル走”では、走っている途中で、靴が脱げそうのしぐさで(靴を指し)
歩いてました。




目が点、二題

2006-06-13 15:21:00 | Weblog
それほど暑くもなく風もほどよい。
デジカメを持ってブラブラといつもの散歩道へでかけた。
”せせらぎ小道”と名づけられたこの道は、片側が疎水を利用して小川のように
作られている。
石や木や花などを配し、市民が憩いの場として朝に夕に散歩を楽しんでいる。

遠くから誰か川べりにかがんでいるのが見えた。
近づいて、ギョっ
なんとなんと女性がシャンプーをしているではないか

いえいえ、シャンプーという世代の方ではない、髪を洗っていると言った方が
ぴったりだ。

びっくりして足を止めてしばし見ていたが、さすがに持っていたカメラのシャッターは押せなかった。

それからスーパーへ行った、ここでは分別もありそうな男性が、バナナ売り場で
気にいったのを見つけるまで、一房取っては高く抛り投げ又取っては投げるを
繰り返している。


バナナって傷みやすいんだけどな~と思いつつも注意できない気弱者です。


    

            

猫とまたたび

2006-06-10 23:44:28 | Weblog
隣県の植物園に行った。行った、というか通りすがりに入っただけ。
入場料は200円。
園内は人影もなく、花の盛りでもなく、緑一色。
そんな中”またたび”の樹を見つけた。
そうだ!家の二階の猫にお土産にしよう、猫って”またたび”が好きなんだってね。
誰も見ていないのを幸いと一枝頂いてきた。

家に帰り早速猫に与えてみたら、狂喜して食いつき、酔っぱ~、ころん、と。


那須へ

2006-06-08 16:34:46 | Weblog
6日に友人達と3人で那須へ行って来た。
目的はゴヨウツツジを見ることだったが、あいにく今年は"咲き年"ではないらしく
大木は葉ばかりで、白い花はほんの少ししかつけていない。
けれども森の中の新緑は美しく、身も心も洗われるようだった。
那須には見所がいっぱいある。
レンゲツツジ、紅サラサドウダンの満開も見てきた。

下に降りて、お目当てのコーヒーのお店を探す。
情報通の友の話しによれば このお店、雅子妃が那須のご用邸に滞在時におしのびでいらっしゃったとか。
陶芸をなさるというご主人と奥さまのお二人だけの、狭いけど趣のあるよい雰囲気のお店だった。


この奥さまが、とても商売上手といおうか、ご主人にコーヒーだけを註文したら
さりげなく側にきて自家製のお菓子の宣伝をなさって離れない。
しかたなく註文して食べ終わったころ又来る。
今度は特別に染めさせたという手拭いを長くしたような、無目的に使う布を
勧めるのだ
ちょっとしつこいというか
根負けもあったけど、柄が気に入り2枚買う。

夏用の”のれん”が欲しかったので二日かけて作ってみた。
そのままでは、いかにも手拭いをぶら下げているようなので、市販のバイヤステープで縁取ってみたが・・・いかがなものでしょう。





涙腺過剰

2006-06-04 17:31:57 | Weblog
歳のせいか近頃涙腺が過剰になってきたようだ。
テレビのニュースを観ていて悲惨な子供の事件には目が潤む。
赤ちゃんが産まれた瞬間の映像『おぎゃ~、おぎゃ~』にも、うるうるとくる。

早生まれの孫が小一の運動会で、ビリから二番目で目の前をヨタヨタと駆けて
いったときはうるうるどころではなかった。
構えたカメラの焦点が合わないのだ。


お隣の奥さんとは、たまにお茶飲みをする仲。
隣人となって30数年だから、何度も同じ話を聞くはめになる。
20年ほど前、外階段から落ちて肩を怪我された後遺症で、今も肩こりや首の痛みに
悩んでおられるが、この話しは何十回も聞いているので、お気の毒とは思っても
涙は出ない。(薄情だから、またか~なんて・・・)

この奥さんは、下の子が生後数日しか経たぬ時にご主人を交通事故で亡くされている。
話しがこの時のことになり、上の子の手をひき下の子をおんぶして死のうと思い湖に行った、というくだりになると、何度も聞いているのに涙がでる。

二人で目を赤くしながらお茶を飲む。

この先どれほどの涙を流すだろうか、願わくはうれしい涙が多くありますように。