めんそ～れ 沖縄

記憶を手繰ってもはっきりとは思い出せないほど昔（２４年前？多分）、
一度訪れた沖縄は当たり前といえば当たり前、まったく想い出の記憶とは 違っていた。

 あの赤瓦屋根に守り神シーサーは所々に見かけるだけで何処も同じな
都市風に変わっていた。
それでも南国の島らしい景観は異国情緒を味わえ、旅だなぁと
ちょっと感激したりして

本島だけなら２泊３日で充分見る所は見て周れる。
ツアーだからつまらない所にも連れて行かれるのはしかたない。

旅行中これといってハプニングもなく、人間ウオッチングもしていたけど
自分達夫婦と 同じおとなしそうな人ばかりで面白いエピソードもなかった

 お土産を買い漁る周囲の人を尻目に、あらかじめネットでこれとこれ、と
決めていった物以外はいっさい買わなかった。

  　　　　　

　　　　　　　　　８０数枚の写真を撮った中からアルバムにしました。 　

　　http://orangestudio.homeip.net/gallery/user.php?userid=33935　　　　　　

あったか～

何日ぶりだろう？　外気温１１度、室内はぽかぽか（ストーブはつけています）
昨日の今頃は風に小雪も混じりダウンコートにフードを被り買物へ行ったのに。

明日は一足早く初夏を実感してきます。
毎年今年こそと思いながら行きそびれていた沖縄へ。

年が明けるとあちこちの旅行会社から春の旅のパンフが送られてくる。
内容は似たり寄ったりだから何処のツアーでも同じなのだが決めかねていたのは
出発地の空港まで遠いということ

ほとんどが羽田か仙台で、飛行場までの送迎はあっても飛行機に乗るまでに
くたびれ果ててしまう。それが嫌だった
かといって福島空港からの定期便はない。

２／１９日土曜日の新聞の折込に、○旅行会社のチラシが入っていた。
ご存知あれです！盛りだくさんの企画が載っているあれ！

その中に小さい囲みながら【緊急】と書いてあるのが目に止まった。
なんとなんと、福島空港から出発するチャーター便「沖縄行き」だった。

これだっ！迷わず申し込み受付日の月曜日９時から一番で申し込んだ。（多分一番？）
電話で聞いたところによると他の観光会社からは募集せず○社だけ４０名の
割り当てだとか。

こんなラッキーに巡りあい明日から２泊３日と短いながら行ってきます。
２４、５年ぶりの沖縄変わっただろうな

そうそう歯茎のポッチンは今のところお静まりです。
大事にそろりそろりと

　　　　　　

夕餉のお菜と、またも歯ハハハ

夕食が済み後片付けが終わるとほっとする。
いかにして夕食を簡単に済ますか、毎日頭を使うのはこれだけ

今日も今日とて考えた結果がこれ、「ホッケのミリン干し」に「ほうれん草のお浸し」
「ナス焼き」に「もやしの味噌汁」。
これって昔からの夕餉のお菜って感じではないですか。


またまたしつこく歯の話しをします。
歯科の先生から今日来るように言われていたので手術日を決めるのだなと思った。

Dr.の説明。
【歯茎のポッチンは急には大きくならない。
食べても痛みを感じないようなのでこのまま様子をみたらどうでしょう。
メスを入れるのがむずかしい場所で１００パーセント成功するかどうかわからない。
潰瘍とかそういう腫れではないので心配はいりません。】
こんなことを仰った。

手術はしないですむならしたくはない。
気にはなるけど・・・

何か症状が変わったらいつでも来てくださいと言ってもらったので
しばらくこのままにしておこうと思う。

だったら前の歯科医院へも行けるから両天秤でどちらの先生にも看てもらうことにする。
厄介なものを抱えた感じでいやになっちゃうな～

大当たりだよ～

夕方夫がポストからハガキを持って来た。
ちらっと見て目に飛びこんできたのが「大当たりだよ～」の文字
心当たりがある。あれが当たったんだ！

大手でない小型のスーパーが地震後リニューアルして前より品揃えが豊富に
なったので近頃よく利用していた。

抽選券をもらったのはチェーン店全店舗まとめての春のキャンペーンと銘うって
売り出し中のことだった。

その日は１０００円で一枚の抽選券を二枚もらい、住所氏名を書き抽選箱に入れた。
その後もらったのは当たるわけないとエコバックにいれたまま今も放置してある。

行き先は　◎「東京お台場、東京タワー、浅草散策昼食付き」
　　　　　◎「山形県高畑ワイナリー、上山温泉入浴付き」
どちらか希望するほうに○をつける。　東京に○しておいた。

招待は一人だけなので同伴者は７９８０円が必要。
夫のお金で買物をしてるのだから夫と行くしかないかなぁ

それほど魅力のある所ではないのでまだはっきり行くとは決めていない。

　

お彼岸 墓地の話し

家の近くの墓地は春秋の彼岸、夏お盆となると通りは俄然賑わう。
昨年の地震後のお彼岸は淋しいものだった。
お墓はほぼ全部といっていいほど横倒しになり、古い墓石は割れ、重なり、
ひどい有様だった。

１年後の春彼岸。
整然と立直り花を供えられたお墓を見て二度と地震は嫌だとつくづく思う。

　　　　　

下の写真　　小高い丘陵にある墓地はいづれ私が入るべき場所
家から車で１時間半ほどの所にあります。
（言っておきますけどお墓はまだですよ　）
　　　
　　　　　

数年前のこと、高校時代に仲の良かった友達と話していて、偶然彼女の嫁ぎ先の
菩提寺がうちと同じで、お墓も同じ墓地内の私の場所から見下ろせる所に
あることがわかった。
元気で賑やかなＫちゃんが言った。
「お～い！akoちゃ～ん！って墓の中から声をかけるから「うるさいね！相変わらず」って言わないでね」
「いいね、いいね、淋しくなくて」と言って二人で大笑いした。

彼岸には仏様が家にお帰りになるとか明日はお線香でも上げに行ってこよう。
　　　　

歯アハハに続きあり

歯アハハなんて笑っていられなくなってしまった。
昨年の９月２９日の記事です。　http://blog.goo.ne.jp/ako1105_001/m/201109

歯ぐきが膿んでいると言われて古い銀歯（被せ物）をはずし
中を治療して新しい銀歯を被せたまではよかったのだ。
すっかり治ったと思い喜んでいたのも束の間だった

被せて３日経っても歯ぐきに違和感があり痛かった。
医院では「異物に拒否反応みたいなものだからそのうち慣れます」と言う。
しばらくして歯ぐきに待ち針の頭くらいの大きさのポッチンができた。
毎月消毒に通いレントゲンを見ながら詳しい説明も受けた。
我慢できなくなったらブリッジするしかないとなるべくこのまま持たせたいような言い方だった。

被せた銀歯はしっかりしていて食べ物を食べても歯自体は痛まないから我慢できた。
半年間月一回消毒に通い、ポッチンは少しづつ大きくなっていった。
それがここ数日違和感ありありで鈍痛もあり、怖くて見ないようにしていたのを見てしまった。
待ち針大だったポッチンが小豆粒くらいに膨れている。

もうダメ～・・　医院替える！
替えたら１０数年も行きつけの今までのところには行きにくくなる。
それでも別の治療法があるかもしれないと口腔外科の先生の居る病院へ電話をした。

ラッキーなことに１０時半だけ予約が入っていないからすぐに来れるならとの返事をもらえた。

診察の結果、歯ぐきにメスを入れ膿みをだす簡単な手術をすることになった。
怖くはない。毎日気になりどうなるんだろうと心配しているよりどんなにいいか。

４月初めに手術します。
たった１時間で済むそうだからどうってことはない。

いい先生なの～！すっかり気に入ってしまった私です

 

 

 

 

 

松花堂弁当

今日は娘と今年二度目のらんらんランチをして来た。
誕生日のお祝いもしていなかったので少し張込んだお昼をご馳走するよと誘った。

今私はＫ市に住んでいるが、亡母はここに実家があった。
子供の頃夏休みになると母に連れられて蒸気機関車に乗って
Ｋ市に行くのが最大の楽しみだった。

それが今日のランチとなんの関係があるのとお思いでしょ

母の実家の近くに黒板塀の老舗高級割烹料理店がありました。
格式の高そうなその店をよく覚えている。

私がこの市に居を得てからも度々前を通っていた。
長く続いたそのお店は３・１１の震災後廃業してしまったそうです。

そこの板場で腕を磨いた方が今年の１月に日本料理のお店をオープンした。
ランチなら気軽に入れそうと行ってみたということなのです。

ご夫婦だけで切盛りしてらっしゃるようでお料理を運んだりお茶を注いだり
ご主人が気軽になさっていた。

見た目も美しい松花堂弁当はなかなかのお味でしたよ。

　

　　　　　　今日はホワイトデー。物々交換ごっこ
　

震災一年後

なんとまぁ、生活習慣とは身に沁みつき恐ろしいことよ。
今朝まで、今日は昨年のあの時間には家に居て黙祷をしようと思っていたのだ。
それなのにあっと気がつけば午後の２時、万歩計を付けてエコバックを肩に歩いていた。
このまま進めば昨年と同じ魔の時にはスーパーの店内だ！　
しかたがない・・進もう

「天声人語」氏も書いている。
もう一年か　まだ一年か　問われたらどう答えようか・・・。

福島県は天災に加え人災ともいえる原発事故もあり、この一年毎日、新聞の県版、
テレビの地方向けニュースで全国より豊富な情報の中にいたと思う。
（勿論、岩手、宮城など地震津波の被災地はそれぞれ同じだったことでしょう）
体験談に涙しない日はなかった

少なくても原発に関しては収束などはしていないのだから
まだ一年か・・後何年待てばいいのだと問いたい。

今日は朝からやけに陸自のヘリコプターが飛んでいる。
煽られてますます昨年のことが思い出される。あっちへ行ってくれないかな～！
　　　　　　
　　　　　　　　

去年の今日、震えながらスーパーから家に向かう途中に見た倒れそうだった家、
潰れかかった家は取り壊され、新しい家が何棟も建築中。
　　　　　　　　

放射線量測定器

市内の公共施設、学校、幼稚園、保育所などの正面玄関前には空間の放射線量が
わかるスタンド式測定器が立っている。

これのある所では必ず立ち止まって値を見ることにしている。
見たからどうってこともないけど見るのです

我家を中心にして北へ約５００ｍと南に約５００ｍでは値が違う。
　　　　　　　

左側は公共の施設、近くに大きな公園もあり樹木が多いせいか
今日は１．０６６マイクロシーベルト。
右側は保育園、０．４２５マイクロシーベルト。
その日その時間によっても違う。　今日は少し高めかな。
室内は戸外よりずっと低いです。

市内にはびっくりするくらい低い所やなぜかそこだけ高いホットスポットもある。
この市の線量が怖いと思うかそうでもないと思うかは人それぞれの感じ方です。

つい最近、週刊誌の広告にセンセーショナルな見出しが載った。
Ｋ市で（私の住んで居る所）子供に甲状腺がん
ガ～ン
すぐに週刊誌を立ち読みに走った。

　　　　　　　　　　　　　要約
【がんが見つかった子供の母親は原発が爆発して放射能漏れの噂を知り、
すぐに室内の窓や戸に目張りをして閉じこもった。
父親や義父母はなぜそこまでするかと怒ったけど子供二人を連れて北海道に逃げた。
避難先の札幌の病院で検査をしたら甲状腺にしこりがあるのが見つかった】
こんなことが書いてあり、けっきょくこのご夫婦は離婚したそうだ。

嘘ではないだろうけど、なんだかな～・・・
別の母子は「Ｋ市には帰りたくても二度と帰れないと母子で泣くこともあります」
なんて言ってる。
避難警戒区域２０キロ以内でもないし、むしろ避難して来た人たちで仮設住宅が
いっぱいの市です。

私が楽天的なのでしょうか。
先のことは誰にもわからない。

ぽつねんとふきのとう

我家と地続きに建っている家の裏庭に蕗の薹がぽっぽっと頭を出してきた。
そのうち一面蕗の薹だらけになるだろう。

この季節が来ると洗濯物を干している私に「蕗の薹食べますか？」って
奥さんが声をかけてくれていた。私はそれを待っている。
これは一昨年までの話しです。

昨年３・１１の地震のあと、奥さん（Ｔさん）の姿を一度も見ていない。
市内に息子さん一家が居るのでそこへ行ったのだろうと思っていた。
５０代で未亡人になり長い間一人暮らしをしていたＴさんは考えてみれば
８０歳を越していたはず。
元気で口達者な方だったのでそんなに高齢には見えなかった。

庭越しにお話できたので「御茶のみに来て」なんて誘われてお邪魔したら
うちの娘に縁談だったり、アハハ遅い！嫁いでいました
布で巾着を作って下さったり、浅いお付き合いがあった。

先日病院のボランティアをしている人から意外なことを聞いた。
そこの介護施設に認知症で入所なさっているんだって

元気なＴさんしか知らないから信じられず、荒れた家と庭にぽつねんと
出てきた蕗の薹をみると侘しさが募ります。