新幹線に乗って

昨年秋に亡くなった義兄の一周忌法要へ行って来た。
一年ぶりに会った姉は、足は弱っても娘一家と同居して落ち着いた生活をしている。
犬と助け合ってしっかり留守を守るのがお役目のようだ

姉たちの住んで居るのは仙台市内、お寺は隣り合った市にある。
今回は妹と二人で新幹線で行った。
妹と電車で出かけたのは遠い遠い昔のこと。
（電車でなく汽車といっていた時代だったかも・・？）

二人共結婚前の娘時代のことだった。
友人の結婚式のお呼ばれで上京する妹に、母が姉の私を付き添いに付けたのだった。

だから昨日の仙台行は電車の乗り換えもあり、ちょっとした旅気分だね、とうきうきと出かけた。

総勢１１名のこじんまりした法要だったがお葬式ではないので料亭に席を移した会食は
笑い溢れる楽しい場となった。

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　会場を仕切るしっかり者の姪
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　私たち三婆姉妹を撮る姪
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　


乗車券は乗り継ぎもあり往復を買いたかったので「みどりの窓口」で求めた。
窓口の人が「往復ならこんな割安のがあります。ずっとお得ですよ」とＷきっぷなるものを勧めてくれた。
窓口で乗車券を買うなんて滅多にないからこんなのがあるなんて知らなかった！
家に帰って金額を調べてみたらなんと２,４００円もお得なので驚いた

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　

茗荷好き

待ちに待った露地物の茗荷がやっと出回ってきた。

スーパーに行き、まず最初に、産直野菜の売り場へ直行して茗荷はまだかと
確かめていた。

茗荷ならなんでもいいと拘らなければ四国○県産地の物がいつでも売っている。
太って見た目きれいなのが３個パックにおさまっている。
一度買って食べて、香りも薄く土で育ったあくの強さがなくこれ茗荷じゃないと思った。

家の庭の自慢だった茗荷がここ数年生りが悪い。

今日地元産のを買って帰ったら小皿に数個家の茗荷がとれていた。
見ただけで新鮮、小粒でも活きの良さがちがう。（⌒▽⌒）アハハ!べた褒め。

すぐに夕食用にキュウリと即席漬け、みそ汁、キャベツの千切りと合わせて焼肉の付け合わせにした。
買ってきた茗荷は塩麹に漬けた。

たくさんとれるといいな。
ドレッシングでサラダにしたり、さっと茹でて鰹節でお浸しもいいな。

　　　　

秋のただなか

暑くもなく寒くもない秋日和の中、散歩をしていると
どこからともなく金木犀の香りが漂ってきます。

「せせらぎ小道」は秋桜が揺れトンボが飛び交い平和な日本の秋です。

それに比べて国会とやらでは、乱闘、怒声の中「安保法成立」だって！
物騒な話です。

ずっと平和な日本でいさせて下さい。
ただそれだけです。

　　　　　　　　我が家の庭の秋。秋海棠と秋明菊、コムラサキシキブ
　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　

続 あわや介護

夫は手の指も大分回復して箸で食べ物も挟めるようになった。
車の運転もしている。

今度の父親の出来事を娘には連絡しなかった。
結果もわからず話すのは心配させるだけだと思ったので。
このブログを見て知ればいいか。そんな気もあった。

二日経っても何も言ってこないからまだここを見てないな、見て驚くなよ、なんて
ちょっとおもしろがったりして。（悪い結果でなかったから言えることですが）

三日経った昨日、ブログをみたと電話をよこした。
その日のことを、握る力と感覚がないから字もうまく書けないしボタンもはめられなかったけど
今はどちらも出来ると話した。

今日はメールで、別の脳外科で詳しく調べてもらったらといってきた。
行ったところで結局はＭＲＩを撮るだけだから今は行っても同じことと返信した。

良くなった証拠を見せようと、夫に「ここに自分の名前を書いてみて」
紙とボールペンを渡したら笑いながらすらすらとしっかりと書いた

添付したのを見た娘の返信「やっぱりいつもの字と違うね」

元々特別達筆だったわけではないから前と同じだけどな

余計なひと言。私は字が下手、夫は私よりは上手です。
　　　　　　　　　　　　

あわや介護生活かと・・

この先どうなるのかと不安な二日間だった。
だった、と、過去形で言える今がうれしい。
昨日の朝のことだった。
一人で朝食をとっていた夫が寝起きの私に
「箸が持てないんだけど・・右手の親指と人差し指に感覚がない」と言った。
握っても力が入らないとも言う。
口調は普通でしっかり立って歩けている。
脳だ！
脳梗塞かもしれない。
早期発見早期治療が脳では原則だ。
どうしようどうしようと焦るばかりでまだ出勤前だった息子を呼んだ。

脳外科のある病院と思っても咄嗟に何処にすればいいのか思いつかない。
以前、眼の手術をした病院へ電話をして、すぐ診てもらえますかと聞いた。

電話に出た人は「患者が多くて緊急でもすぐには診られない、順番で長い待ち時間になります。
まず近くのＭＲＩのある個人病院へ行き、結果をみて大きな病院へ回してもらったらどうですか」
そういって家に近いＭＲＩのあるクリニックを教えてくれた。

長くなるのでここでおきたドタバタは省略します。

結果は、脳梗塞ではなかった。脳に異常は見られないとの診断だった。
今日は血液検査の結果を聞きに行って来た。

先生はにこやかに「２７もの検査項目のどれも基準値範囲内ですよ」と仰った。
昨日も今日も夫が元気なく沈んでいたので何かあるかもと思っていたので
どこも悪くない？キツネにつままれたようだった。

ただ一つだけ引っかかりは血圧が上が２００もあったこと。
家で測ったら１６０～１７０になったけどそれでも高血圧だ。

薬を嫌って飲んだことのない夫もさすがに血圧を早く下げたいから薬を飲むと言った。

指の感覚は戻っていない。
車に乗るのはまだ危険なのに出かけるつもりでいるので明日から見張りで気をつかいそう。

孫の効用

家の車は購入して３年目、明日車検に出すことになっている。

この夏お墓参りで車の助手席に乗っていたときのこと、なにやら車内が臭い。
どこから臭うのかクンクンしてさぐった。
少し前に車内の掃除もしたし、夫の下着も取り替えているし・・（あくまで自分ではないと）

エアコンの吹き出し口からではないかと見当をつけた。

夫は何年も前から鼻が悪く臭覚がない。
クンクンしている私にイヤな顔をしていたが「この車イヤな臭いがするんだけど・・」
言ってみたが全く無視された。　当人は臭いがしないのだから当然

数日後娘一家が来て、娘は夫の車で下の子を連れてあちこち出かけた。
帰宅して、「車の中イヤな臭いがして臭覚過敏で車酔いしやすい子が気持ち悪くなった」と言った。
父親が居るところでは言ってない。

夫にすれば点検も自分でするほどの愛車だから「臭い臭い！」なんて言ったら
怒るだろうなと言いにくかったが、車検も近づいたことだしこう言ってみた。

「Ｋ（孫）がね、車の中の臭いに酔ってお昼も食べられなかったんだって」（本当です）

今日の午後、車の中で何かしていると思ったら取説を持って出て来た。
「排気フィルターが汚れて真っ黒だった。3年も乗っていて一度も交換しなかったからなぁ。」

それが原因だったのかは交換して鼻の良い人が乗ってみないとわからないけど。
孫は頑固者によく効きます。

調剤薬局で

４週間に一度、眼科に眼圧の検査に行く。
昨日がその日だった。
なぜだか左眼が正常値にならず毎回上がったり下がったり変動がある。

検査の後は目薬を出してもらいに調剤薬局へ行く。
昨日も落ち込んだ気持ちで薬局に入ったら、いつもの【ざ～ます言葉】の初老の男性薬剤師が居た。
椅子に座るとすぐに、「今日は眼圧どうでございましたか？」
聞かれたくないのに聞く。

機嫌が悪いんだから私・・処方箋の目薬をもらえばいいんです。
仕方がなく答えた。

薬剤師「私はね、サプリ飲んでて、とてもいいのですよ。それとお風呂に入って眼の上下を
１００回づつマッサージするんです。ほら、この小さな活字もメガネなしで読めます」
そんなの私だって読める。『眼圧と関係ないでしょ！』

サプリいいですよって何度も言う。サプリを売りたいようだ。
ここは調剤薬局だよね。

いい加減腹が立ってきてこう言い返した。
「サプリを飲んで病気が良くなることはないと医学者は言ってます。
それで良くなるのだったら病院はいらないでしょう」

ハッとした顔をして、
「そうですね。先生に診てもらっていらっしゃるのだから。
お大事になさいませね。」

疲れていて目薬もらって早く家に帰りたかった。
素直でない嫌味なバァさんだと思ったでしょう。

　　　
　　　　　階段の花を取り替えていたらキナコパンが高見の見物をしていた。