筍の季節に思い出すこと

お店で新鮮な土のついた筍を見ると買わずにいられない。
今日も今日とて福岡産の小振りなのを買って来た。
半生の鰊と蒲鉾、人参、牛蒡と煮た。
調味料に塩糀を少々いれたら味アップ！　美味しい。　

筍の季節になると必ず思い出すことがある。
結婚して埼玉に住んでいた頃のこと、住まいは開発されたばかりの新興住宅地だった。
近辺にはまだ雑木林や原っぱなどがあちこちに残っていた。

あるとき散歩の途中で竹林に立派な筍がにょきにょき生えているのを見た。
育った所は街中だったのでそれまで竹林など見たことがなかった。

連休には里帰りするのでこれを取ってお土産にしよう。
ベビーカーにまだ２歳くらいだった娘を乗せて夫はシャベルを持って手ごろなのを
２、３本掘ってきた。
誰にも出会わなかった。

翌年また同じ時季に今年も筍を掘って実家に持っていこうと同じ場所に行き、
２、３本取って帰ろうとしたとき、敷地に軽トラックが止まっているのを見た。
小父さんがこちらを見ている。
そこではじめて気がついた！　
自然に生えているのではなく竹林には持ち主がいるのだと。

咄嗟に、謝りもせずベビーカーを押して逃げた

筍泥棒を、子連れの若い夫婦だからと見逃してくれたのでしょうね。
今思い出しても恥ずかしいし馬鹿なことをした思う。

いまさら懺悔です

　　　　　　

　　　　　一昨日フジテレビで買ったサザエさん人形焼き。
　　　　　　　　　　　波平さんを一個食べた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　

招待旅行

過日スーパーの抽選で当てた日帰り旅行で東京へ行ってきた。
こんな旅行ははじめてなのでギュウギュウ詰めのバスで昼食付きなんて
お粗末なランチなんだろうなと期待は全くしていなかった。
”タダより高い物はない”っていうでょ？

誠に失礼しました

乗車場に新しくきれいな大型バスが３台連なって待っていた。
指定された座席にはひとりひとりにお茶とおやつが入ったビニール袋が置いてある。
　　　　　　

あら！至れり尽くせりじゃないの　とたんに気を好くしたりして
席は良い場所だったのだけどすぐ後ろに座った一人参加のじいさまが怖くて
この人の周囲の席の人たちはビビりまくった。

ツアーだからバスを降りる都度集合時間を決められる。

世をすねてなにもかも面白くないって顔と態度のじいさまはろくに見物もせず
席に戻るらしく、決められた時間１０分前くらいからカウントダウンし始める。
で、こんなことを大きな声で言う。

団体行動なんだぞ。いつまでも何やってんだ！人の迷惑考えろ。
遅く来てへらへら笑ってんじゃねぇ、さっさと座れ！
１分遅れた、２分遅れてる！　たらたら歩いてんじゃねぇ！
実は自分が集合時間を勘違いしていて誰も遅れていないのだけど

本当に５分遅れて来た人が汗をかきながら「すみません、すみません」と戻った時に
すみませんですむかとバス中に響くほど怒鳴った。

友達同士で楽しくはしゃいでガハガハと笑っていた人にはこう言った。
うるせ～！屁でもねえことで（方言です、くだらないこと）笑ってんな！

おじいさん、貴方どうして参加したの？来なければよかったでしょ。
と皆言いたかったと思う。

最後に隣席の人にこんなことを言っているのが聞こえた。
俺　またこのスーパーで買物して当てよう　だって！
いいかげんにせいよ

　　　　

　　　お台場　フジテレビ

桜によせて

昨日妹の家で満開の桜を見ながら思い出した話をした。

亡母が生前私に言ったこと。
「Ｊ子（妹）の姑より一日でいいから長く生きたい」
こんな風に一行で書くと母が人の早死にを願う酷い人間のように思われるでしょうか・・・

妹は温かみのない厳しい姑に仕えていた。
別にいびられたり意地悪をされていたわけではなく、気楽にはしていられなかったと
いうこと。
母はそのことでいつも末娘のことを案じていて、娘が気が楽に暮らせることを
見届けて死にたいと願って言ったことなのです。

この話しをしたら妹は「知らなかった、はじめて聞いた」としんみりしていた。
そして、「私は母を家に呼んでこの桜をゆっくりと見せたいと思っていた」と言った
わが一族は妹の毅然とした姑が苦手で誰も遊びに行ったりはしなかった。

その姑、間もなく１００歳、優しい言葉のひとつもかけてやらなかった嫁に
介護施設に一日おきに見舞ってもらい、今点滴だけで生きている。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　今日の散歩道の桜
　　　　　　　　　

桜とのり弁

今年も妹の家の満開の桜を見に行くことができた。

お土産は黙っていてもお約束ごとになった「のり弁」！
昨年１１月には２個しか買えなかったので今年こそ３個ゲットするぞと
早めに駅に行った。

遠目で一人売店から出て行く客を見た。　悪い予感がする

お目当ての「牛のりべん」が二つしかない。
仕方なく一つはふつうの「のりべん」になる。

たった今お客様がお買い上げになって・・・と販売員さんが言う。
クックック○～～～やられた～

今日はこの前ガマンをした私が「牛のりべん」を食べた。
これは美味い！一段目に牛のしぐれ煮とのり、二段目に牛挽のそぼろにのり。
二段重ねの豪華版だ。

もうひとつの「牛のり」を食べた甥は駅弁ではこれが一番旨いと言っていた
次に行くときもこれだね！

　　　　　　

　　　　　　　桜は満開で見ごろだったけど逆光で失敗した　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　

塩糀入りハンバーク

ひょんなことから知って覚えた「塩糀」は言わばブログの効用です。
今では塩、醤油、だしの素と同じ程大事な調味料のひとつとなっている。

なかなか自分で作る気になれず瓶詰めを買ってきて使っていた。
瓶詰めは量が少ない割りに値段が高い。
漬物や炒め物などをしているとすぐに使い切ってしまう。

１０日ばかり前、行きつけではないお店で乾燥糀というのを見つけた。　
はじめて見た。　ブームのせいだろうか。

塩まで付いている。これは簡単！

説明書きを読むと一袋で５５０グラムの塩糀が出来るらしい。

買ったその日に仕込んで１０日目の今日出来上がった

早速ハンバークを作ってみた。
つなぎのパン粉も卵も入れずに合いびき肉と玉ねぎだけでコネコネした。
（それでいいと書いてあった・・・けれど半信半疑）

不思議？形くずれないんだ！

美味しかったが難をいえば挽き肉５００グラムに塩糀大匙２杯は多すぎたみたいで
ちょっと塩っ辛いハンバークになった。

反省　市販の瓶詰めよりも塩味がきついようだから次回は塩をひかえ目に。
あ～ぁ！喉が渇く～～


　　　　　ひとつ１５０ｇのジャンボハンバークが４個できた。
　　　　　二個は冷凍して妹の家にお土産にします。
　　　　　　　　　

美容院で

昨日美容院でへアマニキュアをしてもらっていた時のこと
私より５歳くらい年上かなと見うけられる方が大きな風呂敷包みを
抱えて入ってこられた。

美容師さんが「着物を持って来られたのですね。お預かりしておきます」と言う。

その方怪訝そうな顔で「今日は土曜日ですよね、土曜日でしょ」

中に居た一同顔見合わせて「今日は・・・金曜日～です・・・ねっ？」
金曜日なのに自信なげに答える。

その方「え～～～！土曜日は明日？」

午後から結婚式へお呼ばれで着付けとヘアーブローを予約していたらしい。

「あぁ～、私呆けたのだろうか」と、気落ちされた様子で仰る。

中に居た人たちは口々に「誰にでもあることですよ！」
「勘違いしただけでしょ」と慰めの言葉をかける。
しょんぼりしてお帰りになった後でオーナーさんが言うには、
過去にきっちり着付けをして一日早く会場に行ったお客様もいたとか。

未だ間違った経験はないけど、外出前日に確かに明日だったかと
何度もカレンダーに付けた印しを見るのはいつものことだ。

そそっかしいので他人事とは思えなかった。ご用心ご用心。　

　　　　
　　　　
　　　　　　　　　　　

病院へ

今朝も熱が３７度２分から下がらず喉はますます痛む。
病院へ行きました
主治医ではなく初めてお目にかかったDr.は診察前にインフルエンザの検査を
するように看護師さんに指示し、鼻に綿棒を突っ込まれてしまった
Ａ型でもＢ型でもなくマイナス判定だった。
やはり喉の炎症で抗生物質の薬と他に２種の薬が出された。

この病院には周囲に３軒の調剤薬局がある。
処方箋を持ってどこに入ろうが自由。
自由でもそこは好きずきってものがある。私はこだわります。

Ａ薬局　初老の男性薬剤師の話し方が嫌い。
貴方何様？と聞いてみたいようなバカ丁寧な言葉をつかうのがいらつく
例えば「このお薬はね、○○の効用がございますんですよ。
一緒にお水をたくさん飲んでくださいましね。お大事になさいませ。」とか
「どうなさいました？」なんて余計な事を聞いたりする。
「先生に話してあります。具合が悪いのです、しゃべりたくないです。」と
言い返したくなる。

Ｂ薬局　どの薬剤師も待合椅子で座っている人の傍に来て、
跪かんばかりに屈んで、渡す薬の説明をする。
患者に対するマニアルどおりなのかもしれないけど立って歩けそうな人には
カウンターで渡してくれればいいのよ。
うっとうしい！

Ｃ薬局　混むけれどあっさりしているここがいいです。

こんなことばかり言っていると治る病も治りませんね。
まず性格を治せってか？

　　　　　　　　　竹の子御飯を炊きました。
地の物は未だ市場に出ないけど１キロ当たりの放射性セシウムの基準が
１００ベクレルになり、県産は出荷停止になるかも・・・
二階の息子夫婦にはメモを付けて上げておいた。

ありゃりゃ　気がついた？メモに書いた放射能の放の字を法だって！

　　　　　　　

急に熱が

昨日のお昼までは忙しく動いていたのです。
掃除機をかけ洗濯をして自転車で郵便局や買物に走り・・クルクルとね。
この程度は普通ですか。
でも年齢を考えると堪えますよね、ご同輩の方々！

あまりの頭痛とだるさに熱を測ったら平熱が３６度もない私が３７度４分。
夕方には３８度４分。

一昨日から喉が痛かったからいつもの扁桃腺炎だろうと自己診断です。
堪らず寝ました。

どういうわけかお腹が空いて９時頃お茶漬けを食べたりして

昨夜は何度も起きておでこに当てる保冷剤を替えたり熱を測ったり熟睡できなかった。

明日も辛かったら病院へ行こう。

梅は咲いたか桜は

梅は咲いたか桜はまだかいな

ようやく桜の蕾が膨らんだのに今日は冷たい雨です。

図書館に予約して半年待った本が入り一日で読了。
ミーハー興味で発売を知るとすぐに予約を入れたのだった。

週刊誌の芸能記事を読む感覚で借りたわけでして・・・

三浦友和「相性」著作ということではなく、語り、ロングインタビューだとご本人が「まえがき」に書いている。

１９８１年に百恵さんが書いた「蒼い時」も予約で借りて読んだ。
あの時はベストセラーになったほどだから長いこと順番が回ってこなかった。

お二人の結婚生活は相性よろしくお幸せでなによりです
いまだかってケンカをしたことがないなんてこんなご夫婦が現実にいるのですね。

あいにく相性悪かった私なんぞは素直に信じられないのです。
悪いなりに頑張ります　百恵ちゃんも頑張って！（*⌒д⌒*）あはは

　４月１２日の庭の紅梅
　

帽子続き

帽子を新調した話しを書いたらその帽子が見たいとコメントがあった。

まず、間違ったことを堂々と書いたことを訂正しておきます。
表示タグをよくよく見たらイタリア製ではなくオーストラリアのブランドだった
イタリアとの思い込みがソフィア・ローレンにつながったまでで・・・

反省

お洒落っぽいのは苦手です。
こんなところがギリギリ許せる範囲内です。
ソフィア・ローレンがあきれて泣きますね。

　　　　　　

　　　　　　　　色褪せてお払い箱になった帽子