副題1、「珍しく、新聞の夕刊を、その日のうちに読んだら、朝日新聞が、本日、梅枝の6代目時蔵襲名について、記事を上げていた。で、この一文の中に間違った記述が含まれることとは、なったが、梅枝、ファンのわたくしは、自分のことは、おいておいて、彼のために喜んでいる』
私は29日の夜、自分の文章を途中で切り上げました。自分の体力温存を図ったのです。雪ノ下の黒物語を書くのは、非常に消耗します。で、少しね。楽しいことをして、自分の体にエネルギーを取り込みたいと思って、Google検索に 梅枝 歌舞伎と入れました。真夜中でしたけれど。すると、初めて、彼の6月1日から、始まる六世時蔵しゅうめいについての、マスコミ的に開示されたニュースに出会いました。歌舞伎美人と言う松竹が運営しているサイトでは、この六世時蔵の誕生のニュースは、2024年一月に一回出てきた後では、一切出てこないのです。
その一回だけあったニュース(しかも、松竹運営の、自陣内ニュースで、報道された記者会見)以降は、ニュースとして出てきていないのです。
しかし、あと一か月に期限が迫っても、朝日新聞もNHKも全くこれを取り上げません。
ここですが、これを音声入力として、スマホに入れたのは、2024年5月30日の午前6時から、7時の間です。音声入力は、手で、タイピングするよりも早い出来上がりですが、誤変換が多発します。私の場合だけかもしれませんが、誤変換だらけなので、公開できません。
で、今夜も、夜10時ごろから、誤変換直しに取り組んで、半分程度、誤変換直しができたら、その後、明日31日公開しましょう・・・・・という予定でした。ところが、珍しくライブで、朝日新聞夕刊を読んだのです。つまり、午後3時には、配達されていた夕刊を、夜8時に読んだのです。すると、あった! 梅枝の記事が初めて、結構大きく。ふ、ふ、ふ。
というピンクのフォントの挿入を、夜の8時に入れて、早朝書いた原文に戻ります。
私に対する弾圧は、白鵬いじめと並行して歌舞伎界でも、通底して行われているのです。
NHKは、古典芸能に関する番組を持っています。今の司会者は、女子アナを別にすると、高橋英樹と大久保佳代子です。以前のように、南野陽子と、秋村アナ(男性)が、コンビで、司会をして、毎週、歌舞伎の話題が出たころが懐かしいです。今週、その番組はなんと左団次特集でした。
久しぶりの歌舞伎でした。しかし、左団次を、取り上げるよりも今は、梅枝襲名を取り上げるべきだと、考える私は、(左団次が、ユーモアのある人であることは、知っていて、NHKが、開示した、高麗屋・三代・襲名時の、口上も、実際に歌舞伎座で、聴いています。だけど、今週、左団次を、取り上げるとは、非常に悪意ある措置です。『まぁ、そうですか』と言ってそれを見ていましたけれど、NHKも朝日新聞も読売新聞も、家庭画報も婦人画報も、婦人公論も、なにも、梅枝の、六代目時蔵襲名について、言及していないのです。
ここで歌舞伎専門の雑誌【演劇界】が休刊していることも、大きな損失ですが、
梅枝にとっては、異様に情報がないです。これをね、私は例の鎌倉エージェントの2人=伊藤玄二郎と、まだ実際には生きている井上ひさしの後ろめたさの表れであろうと見ています。
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副題2、『松竹は、団十郎をつぶす気だろうか、団十郎を、金銭面・回収の為に、働かせすぎですよ。つまらない演目ばかり、地方でやらせて、団十郎のファンをも、減らしていますね。彼本人も、飽き飽きしていると思います。同じ演目を三年以上、同じ形式で、演じさせて、こき使う問い形で、働かせていますね。しかも共演者は、少ないです。これでは、勉強する機会がないと、言うのと、同じです。経営者としては、大間違いです。相撲界の八角理事長と、同じ発想ですね。もしかすると、これまた、裏に、伊藤玄二郎とか、まだ生きている、井上ひさしがいて、その、発想の通り、動いていますか?
あの二人は、背後にCIAのサポートを受けている、大・大特権者です。そして、わたくしのことをむしけら以下に扱っています。でも、下の写真を見ると、団十郎も、同じです。彼を労働者として扱い、自分たちは、大卒で、ダークスーツを着てワイシャツにネクタイを締めている本社サイドの偉い人間だと、役者を差別しているのがありありと、見えますね。』
私は今まで歌舞伎に関していろいろ書いてきました。ほとんど正しいと思います。たとえば、襲名の日の記者会見のあり方についても、批判を展開しています。
上は団十郎の、2018年の、襲名記者会見の模様で、一月十八日に、急遽行われたものです。その数日前に、私は、団十郎が、海老蔵名義で、演じた、「源氏物語が、ひどい」という個人メールを、ある女性と、交換しています。
相手は、津田塾を出た人で、中流の上であり、頭がよくて、会話をしていると、内容が、本当に楽しいのです。しかも、CIA側陣営に立っていると、推察している女性なので、割とはっきりと、本音でものを言います。
2017年の源氏物語はマスメディア露出は、多かったのですが、内容としては無残でした。つまり、鎌倉で、私が論破批判をしていることを海老蔵を、使って、否定して、復讐しようとした武部聡志を、肯定している舞台でした。筋書き(=プログラム)を見ても歌手の名前も、曲目の名前も出ていません。鶴岡八幡宮で、演奏された【ジャパン・オルフェ】と、まったく同じものを使っているからです。この問題について、書いたブログを後で、後註に入れておきます。海老蔵は、人が良すぎます。頼まれると、いやと言えないのでしょう。でも、演劇として、体をなしていなかったです。
ところで上に置いた写真についての説明に戻ります。松竹の小川課長は、「松竹定款に触れるので、松竹に関する写真を一切使ってはならない」と、明言しました。しかし、上は、NHKニュースから採録したものです。NHKニュースは、一億二千万人の日本人すべてが、見る可能性のある、メディアですから、松竹が、私に「これも、歌舞伎の中の、一シーンだから、使うな」という事があったら、それは専横極まりないということです。
団十郎の襲名記者会見の日の本当にひどい松竹の歌舞伎役者に対する取り扱いを書いているものですから、この梅枝の新・六代目時蔵の襲名披露記者会見に際してはグッと手法をかえて来ています。
眞秀ちゃんの襲名記者会見も変えてきました。つまり、わたくし、まさしくトリックスターであり、歌舞伎界を正常にすると言う役目を担って居るのです。まあ、まほろちゃんは父親がフランス人だし、寺島しのぶが、三宅坂の国立劇場のロビーで
明瞭に私をいじめたので、その功績もあって特別扱いでした。8歳位の子供に、ものすごい量のマスメディア露出があったのです。それに比較すると、四代目・梅枝が、どれほど歌舞伎界に貢献しているか・・・・・その量の差は計り知れないです。
しかし、玉三郎が大河ドラマの天皇を演じたとき、次は、梅枝が天皇役でしょうと、思っていたのに、尾上右近でした。
:::::::::まったくの余談になりますが、京橋の明治屋前で、尾上右近とすれ違いました。ちょっと、首をかしげて、考え事をしている感じで、通り過ぎました。少し、背が低いです。今般話題の、4代目梅枝の、実弟である、萬太郎も、勉強家だし、せりふは通るしで、文句のつけようもない器ですが、惜しむらくは背が低いです。兄の、梅枝が、背が高いので、反対だったらいいですが、立ち役に励む萬太郎の方が、背が低いです。富十郎の世代では、これで、いいのですが、今の役者は、以前より、長身化していますので、そこが、残念ですが、技と、引き続いてのお勉強で、頑張ってください。顔が美形なうえに、せりふが通るので、立派な立ち役になれるでしょう。そして、女形などには、あまり手を出さないのも結構です。侍女程度を、兄と、コンビで、演じることがあったが、すでに、兄が侍女役の段階を超えたので、萬太郎が、女をえんじることはないとおもいます。かれのすごい勉強ぶりが、反映していたブログが、閉鎖されていますね。残念です。
役者の素顔を知っているという意味では、米吉も二回ほど、その素顔を見ています。大変な美形で、かつ背の高さが、ちょうどいいので、一般的に言うと、人気があります。しかし、驚くべきことに、気が強い人なのですよ。リーダーシップをとろうとする人で、素顔と、演技者としての、姿にギャップがある人です。
さて、梅枝の素顔ですが、他の役者同様にというか、それ以上に頭の良い人です。歌舞伎座五階に、300人ぐらい入れる、ちいさな劇場があって、月に一回程度、5000円のチケットで、ファンが、役者と、交流できる、一種の講演会がありました。今は、コロナ禍で、廃止になっていて、松禄が、オンライン形式で、お客を招く、似た会を催しているらしいです。
その往時の、歌舞伎座五階での会の、時、梅枝の発言は、言葉数は少ないのですが、お客がどっと笑う、高度なものがあり、お、お、お、やはり、別格なのだなあと思いました。
獅童が【あらしのよるに】を、初演したときに、山羊を演じる若い役者たちが、【みい姫】を、演じる梅枝に向かって、「梅枝兄さんは、いつもの、あか姫のままでいいんです。特に山羊風の動作をしなくてもいいです」と言ったそうですが、如何にその演技力の高さが、信頼されているかがわかります。目下の、人から、信頼を寄せられるのは、得難いことでしょう。
ところで、彼の従兄弟に中村隼人がいます。この人は、大変な人気があります。多分、精神が柔軟で、かつみずみずしいからです。特にお母さんの、心構えが、謙虚なので、こういう男の子ができたのだと思います。お父さんも、お母さんも正統派の美人ですが、ともかく、二人の間から、いい子ができました。一方、梅枝の、一般社会内での人気は隼人ほどではありません。
しかし、役者としての、密度の濃さとしては、まだ、まだ、梅枝の方に、一日の長があります。
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副題3、『坂東玉三郎が、中村隼人と、中村梅枝を、高く評価をしているのには、歌舞伎を見始めてから、すぐ気が付いた。それで、どこかで、それを書いたと思う。すると、私のブログを否定したい輩から、玉三郎に、婉曲なる、しかし、確固たる命令が、下った。「他の、若手にも、めをかけてやってください」と。で、玉三郎はあの温厚な、姿からは、想像もできないほどの、指導的地位を、正々堂々と、獲得し、
歌舞伎界全体を見渡す人となった。歌之助に重要な役を与えるのは、こういう玉三郎の、姿勢が反映をしていると思う。猿翁亡き後の、歌舞伎界の、棟梁である。親が、歌舞伎界の、大物では無い役者(例えば、玉朗など)を、ピックアップしいい役を与えている。
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副題4、『梅枝は、私がひいきにして、ファンとなったせいで、マスコミ露出が抑えられてきた。それを、ひそかに心配し、援助の手を差し伸べたのは、仁左衛門である。仁左衛門もまた、歌舞伎界全体を見渡すことのできる棟梁である。
仁左衛門は、数々の当たり役を持っている、名優です。現在、もっとも、人気の高い役者の一人でしょう。彼は、悪人の役を得意としています。ただ、それは、正当なる、正義の方向の立ち役=例えば、武蔵坊弁慶とか、大石内蔵助には、それぞれ、得意とする、東京の役者が、すでに、いるので、それらに、抵触しない様に、ふるまっている、彼(または、丈)の、謙虚さの表れだと思います。
ところで、数少ない仁左衛門の、お殿様役の中で、真山青果の、元禄忠臣蔵、第五景【御浜御殿綱豊卿】の、相手役(この場合は女性を意味する)として、梅枝を、中臈 お喜世にリクルートをしたのには、驚きました。
2016ねん だったと思うので、今から、8年前です。二人の男 =赤穂浪士の討ち入りの覚悟を、確認したいお殿様と、ひそかに忍び入って、この夜のお客、吉良上野介を打ち取りたい、お喜世の義兄・・・富森助右ヱ門・・・・・この二人の白熱した議論と、腹の探り合いを、受け止め、助けるお喜世は、せりふも動きも少ないのですが、彼女がいるからこそ、男二人の緊迫感が、観客に伝わるのでした。富森助右ヱ門は、当時染五郎を名乗っていた、現・幸四郎です。そして、この芝居では、父、五代目時蔵が、わき役に回っていますね。また、お殿様の知的参謀は、左団次でした。面白かったです。
でね。本日初めて、それを知りましたが、学者や、評論家からは、史実を無視していると、大不評だったそうです。しかし、仁左衛門は、関西の役者です。現在は、東京在住でしょうが、関西では、歌舞伎は一時期上演回数が少なくて、不遇だったのです。だからこそ、評論家に気兼ねなどせず、面白いものをお客に見せたいとなって、綱豊卿が当たり役となったのです。
ところで、仁左衛門は、自分が不遇だった時代を記憶している人なので、マスコミで、取り上げられない梅枝を、ひそかに支援しようとしている存在です。
2020年11月毛谷村というお芝居で、梅枝の、息子、大晴(ひろはる)君を初お目見えをさせています。温情あふれる措置ですが、この6月でも、昼の部、で、
仁左衛門が端役で出るのですよ。その役は、なんと、女なのです。中年の女です。そして、オリジナルには無い、子供連れという設定です。その子供こそ、旧四代目、梅枝の息子大晴(ひろはる)君なのです。どれほど、大晴君、( =今度、五代目梅枝を、襲名する。を、かわいがって、いるかが、わかります。梅枝(=新、六代目時蔵)はしあわせです。
なお、初期の総タイトルに入れていた【六世・時蔵の襲名幕は千住博作で赤い地色に、白い滝が流れる図案でした。素晴らしい。】は、後日書きます。