新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2019・11・9…ダイヤモンドホールで『ザ・クロマニヨンズ ツアー PUNCH 2019-2020』

2020-05-22 06:21:14 | ライブ
2019年11月8日
ダイヤモンドホールでのライブ
『ザ・クロマニヨンズ ツアー PUNCH 2019-2020』

で…

ロックンロールに身を任せて
頭の中が真っ白…
楽しくて楽しくて
11月なのに
汗をいっぱいかいて

職場で溜まったストレスを
職場で溜まったストレスを
職場で溜まったストレスを
どっぷり
ダイヤモンドホールに
置き去りにした前夜


別に置き去りにしたストレスを忘れ物のように
取りに戻った…と言う訳ではなくて…


おそらく私が置き去りにしたストレスは
清掃員の方…もしくはサンデーフォークのアルバイトのオニーチャン、オネーチャンがゴミと一緒に片づけてくれたはず…笑



だから
ストレスなんてこれっぽっちも
ありませーん!!



だけど…代わりに溜まっているものが…


それは…疲労!!


昨夜のライブで
つい飛び跳ねたからでしょうか…
ビートに合わせて身体が揺れたからでしょうか…
あるいは、四十肩、五十肩の腕なのに…何度も突き上げたからでしょうか…


身体のあちこちが痛い…


特に…腰が痛たたた…


これ、仕事だと痛くてたまんないのですが
(現に、この日は仕事帰り…仕事はきつかった…)
で仕事中、どんよりと重くて痛かった腰が
不思議とダイヤモンドホールに向かう道中
あるいはホールに入ってみると
それほどでもないのよ…
確かに痛いんだけど
十分我慢できる痛み…
仕事中はあんなに痛かったのに…



わかったぞ…
クロマニヨンズのロックンロールは腰の良薬なんだ!!
クロマニヨンズのロックンロールは腰の良薬なんだ!!
クロマニヨンズのロックンロールは腰の良薬なんだ!!



どこで…どうして痛くなった…なんてことは不問…笑


クロマニヨンズのロックンロールは腰の良薬なんだ!!



…ということで昨日同様
新譜「PUNCH」を引っ提げての全国ツアー
ダイヤモンドホールで2日目の


2019年11月9日
『ザ・クロマニヨンズ ツアー PUNCH 2019-2020』
のレポ
をば早速…








まずは前説
ライブを煽るオニーチャンが
「丹下段平」風に片目眼帯をつけて登場…

いつものよーに
煽って…煽って
盛り上げておいてからの
冷静沈着なる注意事項を一通り

そして
また
「ナゴヤのクレイジーロッケンロールのみなさん、心の準備はできましたか?ロックンロールの用意はできましたか?完膚なきまで打つべし!打つべし!お前の鉄拳叩きこめ!ロッケンロールの血が騒ぐ、ザ・クロマニヨンズ!!」


ザ・クロマニヨンズの登場は

ご存知
「明日はどっちだ」
「明日はどっちだ」
「明日はどっちだ」こと「あしたのジョー」からの
「丹下段平のテーマ」に乗って
ステージの“PUNCH”の文字に明かりが灯る…



ヒロトさんが登場するやいなや
マーシーが登場するやいなや
小林勝さんが…桐田勝治さんが登場するやいなや

客席大興奮!!


「オーライ!ロッケンロー!!」

この一言でさらに…客席は大興奮!!!興奮の渦!



私は…といえば
「PUNCH」のようによくきいた
ザ・クロマニヨンズのビートに身を任せて…
ロックンロールの渦に…
身を投じるだけ…笑


「会ってすぐ全部」



甲本ヒロトさんに
マーシーに
ベースの小林勝さんに
ドラムの桐田勝治 さんに

「会ってすぐ…」なのに
もうのっけからエンジン全開
ノレル!ノレル!!

♪会ってすぐ全部 会ってすぐ全部  わかってたんだな~


強烈に心に響く…心にガンガン伝わるフレーズ
それに身を任せての
ご機嫌のロックンロール!!
のっけから
最高!!

「怪鳥ディセンバー」


♪かっこいいぜ! しびれちゃう!! かっこいいぜ! ぶっ飛ばせ!!~




ご機嫌のロックンロールに身を任せて
このサビのフレーズが
まためちゃかっこよくて…痺れちゃうんだよね!!

ところで
「怪鳥ディセンバー」ってなんだ???


「ケセケセ」

ブルージーな旋律が気持ちいい

「アッハハ、アッハハ」
お客さんの合いの手を入れるタイミングが完璧で

みなさん、私以上に、ノックアウト寸前くらいに
「PUNCH」がきいた…いや事前に「PUNCH」をきいた…ようで


枕もとで鳴いている
ヤカマシイセミのことを歌ってるようだけど

「ケセケセ」が
私にとっては
「消せ消せ」と歌っているように
聞こえてくる


嫌だったことを脳裏の片隅に浮かべては
「消せ消せ消せ消せ」

なんて気持ちがいいんでしょう!!


その後の歌詞は
「死ね」「死ね」「死ね」「死ね」

ここ以外の歌詞を切り取って
ここだけ聴くと…それはそれで大変な歌


まあ私は
嫌な記憶よ
「消せ消せ消せ消せ」と
消えていく感じがしちゃうから…大満足!!


「デイジー」




と『PUNCH』の楽曲が新譜の曲順どおりに
演奏されていく

疾走感溢れるロックンロール!!
マーシーの甲本ヒロトさんに寄り添うエレキで奏でる旋律がかっこいい!!


「ビッグチャンス」

リズム隊とマーシーが鳴らすギターリフが
ばっちりとハマってる!!


ここまでの疾走感あふれる
ロックンロールのビートじゃなくて
この曲は独特なリズム

ヒロトさん身体をくねくね
ツイストを踊ってる!

唄もユーモアたっぷりで
「ハッ」とか「フッ」とかの謎の合いの手

♪労働後うまいぜ缶ビール
労働後飯ウマイ~(イエーイ)



お客さんとの掛け合い
息もばっちり

歌詞はひねりなんぞ
まったくなく…ストレート
共感できるそのまんま…

歌っている
甲本ヒロトさん
コーラスしている
メンバーがめちゃ楽しそう!!

私も…
まさに
労働後うまいぜ缶ビール 労働後飯ウマイ~なんだけど
今夜もライブ後うまいぜ缶ビール!!
うん、間違いない…笑

「アルバムの曲順どおりにやらせてもらってて、まずA面最後の曲です!」と



「小麦粉の粘土」



メロディアスな
ミディアムテンポな曲

刻むベースの重低音が気持ちいい

繰り返し歌われる

♪あっというまだよ~
♪あっというまだよ~
♪あっというまだよ~


想いはすべて
このサビに凝縮されてる感じがする!!
え、もうA面最後なの~
楽しい時間て
あっという間なんだよね!!!

歌詞はマーシー
CDで歌詞を味わって聞くと
摩訶不思議感満載…さすが、奥行きを感じて
なんて言うのかな…
のっけからのインパクトはないけど
何度も聴きたくなる不思議な魅力を持った唄…


ここで甲本ヒロトさんのMC
大歓声を楽しみながら

このまま最後まで楽しんでってくださいと(割れんばかりの大歓声!!)

アルバム曲は全部やること
全部やっても30分くらいしかないから
他のアルバムからもやるぞー!!と
これからとりかかるのは少し前のアルバム
5枚目のアルバム『Oi! um bobo』から
どんなアルバムだったか思い出してくださいと


「あったかい」



♪あったかい あったかい あったかいーな あったかくてうれしいな
あったかいの大好きさ あったかくてありがとう~


あったかい の言葉が
リフレイン

聴きながら
ビートに合わせて揺れてるだけで
私の気持ちまであたたかくなってきているような


「底なしブルー」


ブルース感満載の
ご機嫌ビート
ヒロトさんのハーモニカが映える!映える!!
めちゃめちゃかっこいい!!

ブルースのシンガー&ハーピスト
『サニー・ボーイ・ウィリアムソン』へのリスペクトをしてる
ヒロトさんの熱い想いが直球で伝わってくる!!

たたみかける
ビートの嵐の渦に
巻き込まれて…
若干後方から「圧」が感じられる
人の渦に巻き込まれて
もう…最高!!!


また現在進行形、一番新しい13枚目の
若々しいアルバムからやりますと…
ここはヒロトさん
口調を変えて
「B面も素晴らしい曲がー!!ちょっと映画監督みたいになってた…笑」


「クレーンゲーム」



叙情的な詞と疾走感のある演奏とヒロトさんの力強いヴォーカルと

♪とれそうでとれない

♪何かに似てる 何かに似てる 何かにとても似てる~


確かに…
私の歩んできた人生を振り返ってみると…笑


歌詞が…ストレートすぎる…
もっとひねらんと…もっとひねらんと…
と思いながらも歌詞に惹かれていく…


「ガス人間」



実にメロディアスなこの歌
間奏のマーシーのエレキも
実にメロディアス…


♪ガス人間~



のコーラスが楽しい!!

まあ、私は
「カス人間」ですけど…苦笑


「整理された箱」

♪パラパ パラパラパー



ご機嫌なロックンロールだけど
歌詞をよんでみれば
倉庫で仕事をしてる人をテーマにして歌った歌

♪パラパ パラパラパー
と歌えば、単調で飽きそうな仕事も楽しいと感じられるかも…

社員さんとの会話のところはちと笑える…

実は
この

♪パラパ パラパラパー~



のメロディー
けっこう耳にこびりついててついこのメロディーが浮かんでくる!!

ここで
ハープで「メリーさんの羊」のメロディーを吹き鳴らす
甲本ヒロトさん
マーシーもエレキを持ち替える


「アルバムの曲順どおりにいかせてください!B面4曲目!楽しんどるか?」と


「リリイ」



郷愁を誘う歌の世界
この曲はシングルで
映画やドラマののタイアップになるとめちゃヒットしそうな
素敵な曲!!
前向きなリズムに切ないメロディー
寄り添うマーシーのエレキが泣ける
ローテンポの中、甲本ヒロトさんの唄がストレートに伝わってくる
澱んでしまってる私にも
ピュアな想いが蘇ってくるような
甲本ヒロトさんのハープも心に沁みる

ユリの花を

♪咲かせるよりも 枯れないほうが~(いい)


いやあ…
心に沁みるスローなナンバーです!!

甲本ヒロトさん
ハープを吹きならしながら
「この感じでもう1曲やらせてください」と


「長い赤信号」

重低音の刻むベースの心地よさ

甲本ヒロトさんの伸びやかな唄声が
ハコいっぱいに響き渡る
そして甲本ヒロトさんとマーシーが見事にハモる!
郷愁を誘う甲本ヒロトさんのハープの心地よさ


このまま続けてやると、後アルバムから1曲しか残ってないので
やると終わっちゃうので、それは最後にやると
その前にわーと盛り上がっていただきたい!!と

クロマニヨンズがやりたがっていると
ずっと最後まで楽しい感じだと思い込んでます!!と語って
「クレーンゲーム」のカップリング曲

「単二と七味」




いやあ…
乾電池のことこんなに熱く歌う歌
初めて聴いた…(笑)
七味は七味らしく…ちょっとだけスパイスが効いている!!…笑


ここからは
最後までぶっ飛ばしていくと

「生きる」


菅田将暉さんが主演の
日本TV系日曜ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」の主題歌でしたね

それはそれは
ご機嫌なビート
探検家をテーマにしたストーリー性の感じられる
マーシーの歌詞



♪見えるものだけ それさえあれば
たどりつけない 答えはないぜ
ずっとここには ずっとここには
時間なんかなかった~




夢中になっていれば
時間なんか忘れられる…
そんなことを感じさせてくれる…


そして

「どん底」

シンプルなこれぞ、ロックンロール!!って感じで
歌詞がストレートそのものって感じで


♪どん底だから上がるだけ~



もう…繰り返されるこのフレーズがすべて!!
この楽天的な言葉の繰り返しが…気持ちいいんだよね!!

…で、このザ・クロマニヨンズの

♪どん底だから上がるだけ~




このフレーズ、凹んだ時にきくといいよね!!!

クロマニヨンズのライブ
基本的にはビートに身を任せて…揺れてるだけなんですけど…笑


歌詞の中に
はっとさせられるフレーズがあるのよ!

この
「雷雨決行」もそう!

♪引き返すわけにはいかないぜ 夢がオレ達を見張ってる~


このサビのフレーズがいいんだよね!
なんか元気づけられるというか…
なんとも素敵なフレーズなんですよね…

ボルテージも最高潮の

「ギリギリガガンガン」

拳を振り上げ
人が押し寄せる波を後方から眺めながら

♪今日は最高の気分だ―~


たたみ掛けるロックンロールが次々と…

ここで
昨日と同様
やっぱ前方では頭の上を人が泳いでる!!
キケンだからやめてほしいな…
私のいる真ん中あたりでも
多少後ろから人の「圧」を受けたり
肘が当たったりして
ちょいと痛い思いしてるのに
(そもそも、何もしなくても腰が痛い…苦笑)
ダイブやられたら大変!!


ドラムのリズムに合わせて
甲本ヒロトさんがハープを吹き鳴らし
そのリズムに合わせて
「イエーイ」「イエーイ」のコール&レスポンス
をまじえてからの

「ナンバーワン野郎!」


とことん!
とことん!
ロックンロールに酔いしれて…気分は最高…

本編ラストは

最後にとっておいた曲でお別れだと

「ロケッティア」

ちょっと風変わりな曲だけど
十分盛り上がれる!盛り上がれる!!

ただ、並びが
「ギリギリガガンガン」
「ナンバーワン野郎!」
と続いた後なので
当然それに比べれば
爆発力はかなわないけど…


UNの前では
恒例、ツアーグッズのマフラータオルを掲げ

楽しかった、またくると
もうちょっとやろう!ロックンロールを…と


「突撃ロック 」


♪永遠です 永遠です 永遠です 突撃ロック …


もう歌い出しから
かっこよすぎる!!

たたみかけるビートが気持ちよすぎる!!

そして

「タリホー」



ストレス発散に…
この曲最高なんだよね!!



ラストは

これぞ、クロマニヨンズの原点


「クロマニヨン・ストンプ」

ビートに身体が揺れっぱなしの
充実感いっぱいの…
ノンストップの1時間半!

いやあ最高!!!

ストレスを置き去りにした
替わりに
どっぷり「疲労感」のお土産をいただいて…



でも
この「疲労感
まんざら悪くない!!だって楽しすぎて楽しすぎて
ヒロトさんの一挙一動に酔いしれて
ひろう(疲労)感

ヒロト感」にも感じられて
かえってイイ感じ!!!


ヒロト感」最高!!





PS…翌日曜日は…腰が痛たたた…