新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2019秋…得三で…SPECIAL MOJO CLUB …第2部

2020-05-27 05:53:56 | ライブ
2019年の秋に行われた
SPECIAL MOJO CLUB のライブレポ




休憩挟んで

第2部



まずはアルバム「ホーム・シック」の1曲目

「Jump! (mellow down easy)」


から





休憩時間は50代だった私を瞬時に
20代へとタイムスリップさせてくれる
ノリノリの懐かしいナンバー
重低音のベース
杉山章二丸さんの刻むリズムの上で
三宅伸治さんのエレキが炸裂
かつ…そこに加わる吉田GAKKOさんのキーボードの旋律
そして…KOTEZさんのハーブと
5人で演奏するご機嫌なビート
グルーブ感がタマラナイ

「ストーン」



畳みかけるサウンド
まさにブルージーなロックンロール


KOTEZさんのハーブがご機嫌のビートに映える!!​


まずは三宅さんからの杉山章二丸さんへの
質問から…

「さあ、2部はどのアルバムからやってるでしょうか?」

杉山章二丸さん、元気よく

「ホームシック!」と答え、ご満悦!


三宅さんが語る
僕らのセカンドアルバム…この頃は杉山さんは〇〇剤で頭がいっぱいで…笑
今ではすっかり断ち切りまして…笑…そんな「ホームシック」から…と

「がっかりさせないで」



ミディアムテンポな1曲
間奏の吉田GAKKOさんの奏でる旋律が気持ちいい…

♪僕の予想どおり事が運ぶコツコツコツコツ…~




いやあ、このサビ懐かしい…
この歌に影響を受けて、今までコツコツコツコツ仕事をやってきました!!???


ここでの
三宅さんのMCは
今回の杉山さんの企画は
企画ミスであるという話…笑


そもそも、ここにきてるどのくらいの人が「社会復帰」と「ホームシック」をきいたことがあるかと…
(お客さんに挙手してもらって)
半分くらい、廃盤で、最近はブックオフでもみないと…

ここで杉山さんの説
「誰かが買い占めてる」と
お客さんから声が…「800円で売ってた!」

三宅さんは
やってて、本当に知ってくれてるのかと…こうなったら、やりますけど…笑
(これには、お客さん、私も含めて拍手喝采!)

三宅さん
聞いたことがあるとか、一緒に口ずさむとか、口ずさめなかったら手拍子してみるとか、乗ったふりしてみるとか…なんでもいいから参加してください…と
笑えるー!!


次はライブでほとんどやらなかったらしい曲
グレン・ミラーに影響を受けて作ったと

「シャラ・ラ・ラ (夢の又夢)」




しっとりとしたナンバー
曲の後半にいくにしたがって
リズムは躍動的に
見事な5人のグルーブ感
ラストはフェイドアウトのように音量を落として
ラストのキメは5人揃って…と思いきや
杉山章二丸さんのドラムをたたく音が1拍分、はみだした!!…笑


演奏終わって
三宅さん
「今のが、決まったらお客さんから大きな拍手、もらえたと思うけど…苦笑」


すぐさま
杉山さんがいい訳を…笑
「2019年バージョン」

これを断ち消すように
三宅さん
「いや、飛び出すバージョン…笑…CDを聴いてもらうとわかると思うんですけど、フェイドアウトしてラストで、揃って…それを再現しようと思ったんだけど…笑」

「がんばれ!杉山章二丸!!」


声援の声が飛び交う!飛び交う!!

三宅さんがさらに
重ねる一言

「それくらいは大丈夫です…以前、全然違う曲のカウント出してたからね…笑」


重低音のブルースロック

「バチあたり」

三宅さんのエレキが響き
それに呼応するかのように
KOTEZさんのハーブが響く!響く!!
そしてリズム隊が確実なビートを刻み
圧巻ともいえるほどの見事なグルーブ感

♪バチ当たり続き毎日さ~





確かに20代の頃
そう思ったことも何度もあったような


で…この曲の〆はばっちりと
杉山章二丸さんのドラムを音もはみだすことなく…


三宅さん
ばっちり決まって嬉しそう…
「ドラムはとびだしませんでした」と…

MOJO CLUB は売れたためしはないけど
唯一、ポカリスエットのCM曲が入っていて
宮沢りえさんのおかげでスマッシュヒットしたCMソングがあること
歓声がおきなかったのを…三宅さん、ちょいといじけた素振りで
「別にちょっとヒットしたからって、ずいぶん前のことで、跳ばしてもいいんだけど…」

とお客さんを煽って


ここは
KOTEZさんもお客さんを煽って

「聴きたいですよね!?僕も聴きたい」…笑

「君が降りてきた夏」


間奏のKOTEZさんのハープの響きが
より郷愁感を醸し出す…




いやあ、懐かしい…よく聴いたなあ…
ポカリスエットのCM
淡い…ファンタジーのよーな色彩の背景の中で
宮沢りえさんが…ゾウに乗っていたような…???
この記憶は…ちょっと曖昧だけど…


曲の後半はドラム、ベースの加わって
さらに曲を彩るキーボードの音色
ジャズ・テイストすら感じられる5人のグルーブ感は圧巻!


刻む重低音の心地よい中


名曲
私にとっての応援歌


「ガマン」

この曲を聴いたからこそ
MOJOCLUBの虜になったといっても
過言じゃない…素晴らしい…今でも絶賛!!!してる曲


若い頃から

辛いとき…
このロックンロールにどんだけ励まされたことか…笑


いや、今でも仕事がキツイとき
この曲を心の中で口ずさんで…
無理無理元気をもらってることもしばしば…


「つらいことがあってもガマン!ガマン!
どえらい目に遭わされても、ガマン!ガマン!!
今にみてろ!今にみてろ!!」
ってね!!

「(I'm A)Pawer」



もう…
畳みかけるブルージーなロックンロールの嵐に陶酔!
間奏は…ベースの谷崎浩章さんの見せ場たっぷり





さて
ここで再度メンバー紹介
なぜか杉山章二丸さんのみが自ら…笑


三宅さんは
名古屋に感謝しつつ、このメンバーで来れてよかったと
MOJO CLUB は東芝EMIでデビューしたこと
で、そのデビュー前から、ライブとかレコーディングとかずっと一緒だったのが
片山広明さん
その思い出話を語る…
なんでもデビュー当時の東京でのワンマンライブをやったとき
本番前でガチガチになってたときに、片山さんがやってきて
居酒屋行こうよって、で、居酒屋で呑んでるとき
「1曲目はこれやりたいんだけど」って片山さんに言われて
そうしようと思ってたら、その1曲目から、違う曲、初めてのジャズの曲をやらされてぶっとんだことを…そのときは、こんなにお客さんはいなかったけど、片山さんのおかげでもりあがったことを
片山さんのことを話し出すと止まらないくらいと語りながら
次の曲は、片山さんが思い切り「ティナーサックス」を吹いてた曲
今日はKOTEZさんに吹いてもらうと


なんでもMOJO CLUB
名古屋は「5時サタマガジン」で大竹まことさんがすごく気に入ってくれたと
当時はビジュアル系のバンドが多くて
その中で「なんて貧乏そうなバンドなんだ」って、MOJO CLUB のことを気に入ってくれたと
この曲が原因だったと思うと


「びんぼうワルツ」



いやあ、懐かしい
この歌、木村充揮さんも一緒にCDでは歌ってたんだよね…
情景が心象風景に鮮やかに浮かび上がり
心に沁みる!沁みる!!


♪あの娘と住んでる狭いボロアパート
夜になったら便所から星が見える
あの娘と踊る このびんぼうワルツ
外はもう冬になりそうだよ

望むものは何もない 僕らずっとこのまま

踊ろうよ 今宵二人で
踊ろうよ 狭いこの部屋で~



なんだか「かぐや姫」の歌っぽい雰囲気に
ブルーステイストをスパイスさせたバラードで
なんか、寒いのに温かさが伝わってきて
今、聴いても心がピュアになっていくようで…
ホント名曲です…

この曲にて本篇は終了!!


当然鳴りやまぬ拍手、歓声に応えての

UN


TシャツはないけどCDが…なんて物販の紹介を挟んで

1部は「社会復帰」2部は「ホームシック」
UNは、もっと遡って
インディーズ時代の曲をと

ブルーステイスト満載のロック

「BACKしよう」





三宅さんのブルース魂がひしひしと伝わってきて
そこに添える吉田GAKKOさんの旋律

KOTEZさんのハーブがめちゃめちゃかっこいい
間奏では
そのハープの響きに合わせてコール&レスポンス

最初聴いてた時


「BACKしよう」が「爆笑」に聞こえてて
何がおかしいんだろうと思いながら
まあ、その不可解なところがブルースなんだよな…
とノリながらも…勝手に解釈してたことを思い出す…笑


そして
これぞロックンロール


「烏合の衆」








ロックンロールの渦に溺れて気分は最高!!
三宅さん、プロレスラー的
客席乱入は…20代の頃からのお約束…
杉山章二丸さんの叩くドラムも
見せ場たっぷり
コール&レスポンスで
大熱狂!!



ラストのラストは

「くさっちまうぜ」


エレキをガンガン鳴らして
かっこいい…ブルーステイスト満載の
ロックンロール


いやあ身体が自然に揺れる!揺れる!!
約2時間…休憩除いて…ずっと私は20代…


これからの人生もあの頃のように???

「つらいことがあってもガマン!ガマン!
どえらい目に遭わされても、ガマン!ガマン!!
腰が痛くても…ガマン!ガマン!!」



?????

20代の時
腰が痛くて我慢することはなかったような…汗