新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

看護師の慢性疲労問題

2010-09-26 19:42:50 | 医療

つづけます

 

三重のこの記事、たぶん埼玉ではもっと悪いのだろうな~と思いつつ読んでいました。

 

看護職員:8割が慢性疲労 「要因は人員不足」 県医労連調査、997人回答 /三重

毎日新聞 9月23日(木)10時52分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100923-00000018-mailo-l24  

県医療労働組合連合会(伊藤さおり執行委員長)は、県内の看護職員の労働実態調査をまとめ、看護師の8割が慢性疲労に陥っていることが分かった。同労連は「看護職員の大幅増員と、長時間夜勤や残業などを規制するなどの法的な改善措置が必要」と指摘。24日には、看護職員の増員要請や離職防止などの措置を求めた要望書を県に提出する。 

 

調査は看護師などの労働条件の改善を目的に5年に1度実施し、今回は997人から回答を得た。 それによると、疲れの回復具合について尋ねたところ、▽「疲れが翌日に残ることが多い」(53・7%)▽「休日でも回復せず、いつも疲れている」(24・3%)--と答えるなど看護師の8割近くがいわゆる「慢性疲労」だった。また、健康状態については▽「不安」(52・3%)▽「大変不安」(16%)▽「病気がちで健康と言えない」(3・4%)--で、7割が健康に不安を抱えていた。 

 

また、2交代あるいは3交代で勤務する看護師の勤務間隔については「6時間未満」(34%)、「4時間未満」(16・3%)で、疲れが回復しない大きな原因となっているとみている。 

調査結果について、同労連は「人員不足が最大の要因で、その結果として過重労働になるざるを得ない」と分析。「こうした現状に歯止めがかからないのも深刻で、この悪循環を断ち切るためには約55万人いるとされる潜在看護師を復帰させるなど看護師の増員や勤務間隔に規制が必要だ」と話している。【福泉亮】〔三重版〕

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本当に看護師さんの過労状態も大変です。看護師さんの勤務、「ちょっと待って」と言いたくなるような状況ではあります。

 

本当にうちの病棟・・・日勤の看護師さん、8時から病棟に来ていて24時に帰るとかありますからね。これは2交代制にして、長日勤ができたためでしょうけど・・・それでも9時には交代するはずが、24時回っているのが「あたりまえ」になっています。

 

この状況で看護師さんが辞めないわけがない。

看護師さんが辞めれば…また激務が悪化して・・・の悪循環ですね。

 

看護師さんが不足すれば「医師」も大変です。入院患者さんが重症化しやすい分野として、僕達のような「血液内科」という診療科もあるわけですが…看護師さん達が患者さん達を看護してくれているから成り立つわけで・・・。

 

患者さんあたりの看護師さんの数が減れば、死亡率が上昇するというのは過去の様々な論文で示されています。このような疲労状態が続くことは「国民の安全」を保障する「国」の役割を様々な意味で放棄しています

 

まずは勤務者である医療従事者も「国民」であるということ。そして医療従事者が「(極度の)過労」状態にあれば、患者の死亡率が上昇することはすでに論文で示されており(JAMA 288 1987-93)本当に問題なのです。

勤務体制と過労状態:安全な医療はどこにある?

http://blog.with2.net/link.php?602868

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それをこれからどう改善して行くか・・・はみんなで考えなくてはなりませんが、国もそろそろ本腰を入れて「改善」させることを考えてほしいものです。

 

それでは、また。

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厚労相発言:根拠を提示して話をしてほしい

2010-09-26 19:21:30 | 医療

こんばんは

 

この1週間余りの間、医療再生フォーラム→沖縄→学会と非常に休みを満喫することができました。

 

本当に海の中もきれいでしたし、ドラゴンボートとか、シュノーケルとか、いろいろ楽しかったです。欲を言うならあと一日使って、釣りをしたかったですね。

 

まぁ、それはまた後日にするとして・・・。 さて、今日はこちらの記事をまず紹介します。

 

これをみて・・・「根拠は?」と思ったのは僕だけではないのではないでしょうか?

 

医師不足はまず偏在是正で対処―細川厚労相

医療介護CBニュース 9月21日(火)20時48分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100921-00000013-cbn-soci  

 

細川律夫厚生労働相は9月21日の閣議後の記者会見で、医師不足への対策として、医師の診療科偏在や地域偏在の是正に取り組んでいく考えを強調した。  

 

細川厚労相は医師不足への取り組みについて、医師を増やすだけでなく、診療科や地域による偏在があることから、「その是正をまずしていかなきゃいけない。そのことにしっかり取り組んでいこうと思っている」と述べた。 

 

また、医師の偏在状況に関する調査結果が月内には出るとの見通しを示した上で、各都道府県に設置する「地域医療支援センター」で調査結果に基づいた偏在解消に取り組む考えを示した。

 

■医療分野は藤村副大臣、岡本政務官が担当 

細川厚労相はまた、藤村修副大臣と岡本充功政務官が医療分野を担当すると発表。岡本政務官を「中堅の非常に有能な医者」と評した。

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地域医療支援センターに関しては先日突っ込みを入れた記憶があるので、もう書きませんが…新しい厚労相も期待はしないほうがよいのでしょうね。

 

医師の偏在状況…と書きますが、まだ調査結果が分かっていないのに、何故「医師偏在ありき」で話をできるのかが不思議でなりません。

 

こんなDataもあります。

http://books.google.co.jp/books?id=vmXb7PFvIS0C&pg=PT146&lpg=PT146&dq=OECD+Regions+at+a+glance+and+physician&source=bl&ots=_wUSvHLd8n&sig=H06VclhyU_WU4TSHJOpzXhO9HAU&hl=ja&ei=FhufTOqhNYLfceqRlPgJ&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=1&ved=0CBgQ6AEwAA#v=onepage&q&f=false

他にもRegional variations in physician densityなどでも世界レベルで医師数の密度日本は密度の地域差はあまりないわけで・・・。一番医者が少ない埼玉で・・・そんなことを言ったら刺されそうですけど・・・。

 

まったく足りてない診療科と、まだ比較的余力のある診療科はあるかもしれませんが、偏在というには「医師」の数が足りなさすぎます

 

もう一度、様々な日本のDataの集積と世界で示されているDataを集めて、「根拠」をもって発言をしてほしい。

 

そう思います。

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それでは、次に行きます。

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今日は学会に参加してます

2010-09-25 17:59:14 | Blogを書く理由
こんにちは。

今日は血液学会に参加しています。

いろいろ面白い話がありましたが、明後日以降に備えて、明日は休みます。

では、また
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今日は那覇です

2010-09-24 07:37:29 | Blogを書く理由
おはようございます。

昨日はリゾート地域から観光バスを使って北部へ向かい、美ら海水族館などを見てきました。そしてそのままバスで南下し、那覇に到着し今に至っています。

今回はビーチでも遊び、マリンスポーツ、観光と非常に満足しています。この後は那覇などでお土産購入に走りますが、せっかくなので免税店(DFS:初めはDisease free survivalかとおもいました)にも行きたいと思っています。

また、のちほど記事を更新します

では~
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日焼け

2010-09-23 07:40:43 | Blogを書く理由
おはようございます。

3日目に入りました。
昨日はマリンスポーツを1日中楽しんでいたのですが、特にシュノーケルをやっていたときに肩から背中にかけて、ひどい日焼けになりました。

少し沖縄を甘くみてました。ヒリヒリします。

今日からはマリンから離れて、一般観光。今夜から明日にかけては那覇周辺で行動します。

この2日間、非常に満足しました

では、朝御飯を食べに行ってきます
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オーシャンビューです

2010-09-22 07:25:23 | Blogを書く理由
おはようございます。

沖縄にいます。
昨日、到着してから三時間くらいビーチで遊びました。医者になってからは初めてです。

今日はマリンスポーツとビーチなどを楽しむつもりです。

久々に泳いだので、全身筋肉痛です。

では、また
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リフレッシュ中

2010-09-20 22:37:20 | Weblog

こんばんは

 

今日は明日の準備+リフレッシュに時間を当てました。

リフレッシュといっても「Running」などを行っていたわけなんですが・・・。

 

僕の場合、今更ではありますけど走ったり、何らかのスポーツをしたりすると非常に調子がよくなります

 

 

最近は自分自身で自分の調子を「絶好調の時の6割くらいかな?」と思っていたわけですが、走ったりすると非常に調子がよくなります。

 

さらに、本を読んで静かに考え事をするのが非常に好きです

 

今日は走ったりしたほかに、本を買い、読み、ついでにリフレクソロジーなんかも受けながら頭の中ではフル回転

 

 

全然リラックスしていない・・・と思われるかもしれませんが、僕の場合本当は頭を多方面でフル回転させておいた方が調子よいです。

 

目の前のことに適宜対応とか、一つに集中して何かを成し遂げる・・・というよりはいろいろなことを考えて、様々な方面から知識・技能を集約して、新たな何かを作り出す・・というタイプです。

 

ということで、いろいろなことを考えたりする・・・そんな時間が少しでもあると良いのですけど、結局日常臨床に突入すると

「今夜も呼ばれるかもしれないな~」

とか、考えることがそちらばかりになり・・・そういう時間がなくなるわけです。

 

 

今日はリフレクソロジー(足裏マッサージ?)を受けながら、一時間ひたすら考えていました。考えは一時間で多岐にわたり・・・医療制度・日本の政治のことから、自分のセルフイメージまで・・・。

 

思いいたったことは

やはり僕は一つのことを極められる天才肌ではないので、多分野で情報を集めつつ複合して何かを成し遂げなくてはならないだろう

ということと、多くの人のために成し遂げるという強い意思を確認したこと。

 

僕は30代で…20代のころに比べるとずいぶん自分自身の限界もわかってきたつもりですけど、逆に20代のころよりも強みも十分に知っているので「それを発揮できればやれる」という自信もあったりする・・・のです。

 

まぁ、発揮できれば…ではなくて発揮できるような体制を作らないといけないのですけど。

時間・余力ができて、こういうことを考えられる状況になったとき以外、極端な話「死ぬか生きるか」くらいの状況でも常にそういうことが考えられるようになればよいなぁ・・と思うわけで。

 

また、

「政治にしても医療にしても教育にしても、ブレイクスルーが必要だ。真々田さんが書いていた『誰が医療を守るのか(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4406053603.html)』でポリオの話が書かれていたが、全員が本当に必要だと思えば世の中も動かざるを得ないだろう。 

また、明治維新に至る過程で黒船来航に始まり、多くの人材が動いたところはあるけれども…『ええじゃないか』騒動という民衆の動きもあったわけで・・・・。(ついでに言うなら、そういう状況だから多くの人材が出てきたのでしょう) 

 

ブレイクスルーを起こさせる人材は必要だけれども、何よりも国民の共通した思いは必要なのだろう。 

しかし、これを意図的に作ろうとすると・・・日本の戦前と同じようになってしまうかもしれない。難しいなぁ」

とも思いました

 

ついでに

「あぁ、過去にCBTの話が出始めた時に、やはり(いろいろw)やっておけばよかったなぁ…。今更だけど、改革のチャンスをふいにしたなぁ・・・」

とか、一時間も「ぼ~っ」とする時間があるといろいろ思うわけで・・・。

 

CBTの時は・・僕らの学年はまだ試行期間であったこと、それがどういう意味をもたらすのかを良く考えることがなかったこと、ついでに言うならばそういうことを考えていた僕が中心には立てそうになかったこと。いろいろあったので、同学年以下の医学生にそう言った思いを伝えることはできなかったのでしょうけど・・・思いを共有しなければ、何かを帰るというのは難しいのだろう…とも思いました。

 

改革…というのは一部の人間だけが主導して行うものではなくて、リーダーはいたとしても「国民全体」がそれを希望する環境でなくてはならない

 

国民全体にこの危機感を共有させる術は・・・どうやって伝えたらよいのだろうか?

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なかのひと

教育という分野も危機的状況だと思うのだが、日本の今の教育制度(どちらかというと画一的な)に、個々を生かす教育が取り入れられたら・・・。ついでに言うなら、多くの第三世界と言われる国々に「教育」を波及できたら20~30年後は世界が変わるだろうな~ とか・・・。

 

思うことはいろいろあるわけで・・・。

 

ついでにどうでもいいことですけど

「500万円位を運用して、どうにかお金を増やせないだろうか。増やすことができたら教育とか何かできることがありそうだけど・・・

とか、思うことは尽きないわけで・・・。

 

思う、思う繰り返していますが…今日は本当にそういうことを1日考えていた日でした。

 

ついでに言うと「もう一度、体を鍛えなおそう」とも思った日ですけど。

 

明日も早いので、そろそろ寝ようかと思います。

では、また。

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3私大医学部新設へ:教育的な問題でちょっと反対です

2010-09-20 12:09:58 | 医局制度改革・医学教育改革

こんにちは

 

さて、先程記事を書きましたが、引き続きもう一つ記事を書きます。

こちらの記事からです。

 

<医学部>3私大で新設の動き 政府、容認検討へ

毎日新聞 9月19日(日)2時30分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100919-00000005-mai-soci  

 

各地の大学で医学部新設へ向けた動きが広がり始めている。文部科学省は80年以降、医学部新設を認めていないが、民主党は医師不足対策として医学部の新設も掲げており、近く容認に向け本格的な検討が始まる見通し。ただ、既存の大学医学部や日本医師会は「現場の臨床医を教員として引き揚げねばならず、地域医療が崩壊する」などと反対しており、新設容認へ向けた議論の行方は不透明だ。【福永方人】  

 

医学部新設を具体的に検討しているのは、北海道医療大(北海道当別町)▽国際医療福祉大(栃木県大田原市)▽聖隷クリストファー大(浜松市)--の私立3大学。いずれも学内に検討委員会を設け、定員やカリキュラムなどを協議している。また、公立はこだて未来大(北海道函館市)も、函館市が識者らでつくる懇話会を設置し、新設の可能性を検討している。  

 

北海道医療大は入学定員60~80人を想定。大半を歯科医や薬剤師、看護師などが対象の編入枠とし、医師不足が深刻な道東地域への医師配置を目指す。同大医学部設置検討ワーキンググループ座長の小林正伸・看護福祉学部教授は「地域医療の担い手育成は急務。国から医学部新設のゴーサインが出たらすぐに手を挙げられるよう準備したい」と話す。  

 

国際医療福祉大は、現在の医学部設置基準の上限である定員125人程度を想定。聖隷クリストファー大は、4年制大学卒業者を対象とした「メディカルスクール」の創設も視野に入れている。  

 

医学部の設置は79年の琉球大が最後。国はそれ以降、医師が過剰になるとの将来予測などから新設を認めてこなかった。  

 

民主党は昨夏の衆院選に向け公表した政策集で、医師養成数の1.5倍増を掲げ、「看護学科等を持ち、かつ、病院を有する大学の医学部設置等を行う」とした。全国の病院と診療所を対象とした厚生労働省の「必要医師数実態調査」の結果が今月中にも公表される予定で、鈴木寛副文科相は6月の記者会見で「調査結果を受けて関係省庁、関係者と(医学部新設について)本格的な議論に入りたい」と述べている。  

 

一方、大学医学部でつくる全国医学部長病院長会議や日本医師会は「既存の医学部を拡充する方が財政的に有利」「医師が充足した時に養成数を減らしにくくなる」などとして医学部新設に反対している。

-------------------------------

既存の医学部を拡充する方が財政的に有利

医師が充足した時に養成数を減らしにくくなる

 

 

これは正直、既存の医学部・医大が医大生獲得などを含めた既得権益に絡めて反対しているようにしか見えませんが、僕もある理由から反対です。

 

 

それは先程も記事に書きましたが、教育者が不足しています。

既存の医学部の拡充ですら不可能な状況なのに新設で医大を作ることがどれほど困難だろうか…と思うわけです。

 

地域の臨床医を引き上げなくてはならない…というのも事実でしょう。それは既存の大学を拡充したとしても同様のことが生じると思います。

 

 

医師は不足していますまともな教育を行うことが難しいほど、不足しています。臨床を行うことが手いっぱいになっているからこそ、教育も研究も成り立たなくなりつつあるわけです。

 

教育施設として十二分な機能を発揮させるためには、相当な教育者の準備、施設の準備が必要です。これを仮に「メディカルスクール」として臨床に特化させるとしても、それなりに指導医を集めなくてはならない

 

 

今の医科大学を含め、医師教育制度としては今までにも書いてきたように「個人」の努力、能力に依存してきたレベルの低い教育制度です。個人の能力や責任感が強いことから、日本医療の高いレベルが維持されているのだろうと思っています。

 

だからこそ、先に改善を要するのは医師教育制度・医局制度だと思っています。

 

昨日様々な話がありましたが、僕は日本の教育の特徴はあくまで「全員が同じことができるようになることを求める」教育であると思っています。

ただ、個々に合わせた教育ができるわけでもない。いや、僕に言わせれば教育というよりは「学ぶ」場所を提供しているだけ。それが今の(医学)教育なのでしょう。

 

もっとも、僕は教えたがりなので…僕の知っている知識は極力、うちに来た研修医などには覚えていってもらうつもりで・・・いろいろやっていますけど(追い込みともいうw)。

 

まぁ、様々な考え方があるとは思います。医師の充足はおそらく…今後も様々な専門分野が出てきたりすると思うので、それこそ何らかの医療におけるブレイクスルー(僕が死ぬまでに行いたいと思っている癌の撲滅などが達成できたら、減るでしょうねw)がないと充足はしないと思います

 

 

だから、医師数をまず増やさないことには話にもならない…とは思っていますが、数を増やせばよいというものでもなく、しっかりと教育できる体制を作っていければと思っています。

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なかのひと

それでは、僕は明日の準備などに入ります。

 

その前に昼食を・・・・。

 

 

P.S:また・・・病棟の状況を聞いてしまった。これをやめないと・・・いつまでたっても休みに入った気がしないですね。

 

P.S2:7月までに53kg(学生時代67kg、大学に戻る前62kg)まで体重が減ったので、最近は休めるときに休むようにしていますが…ようやく57,58kgまで増えてきました。たまに走ったりしていますが、筋肉が減って、脂肪が増えたような気がして・・・。

ずっと、アスリートとしての自分を維持してきたのになぁ・・・。

と、本を読みながら腹筋したりしています。

 

 

P.S3:昨日、たまたまフォーラムの懇親会で「学生さんかと思った」と言われ、一人喜んでいます(笑

 

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医療再生フォーラムに参加して

2010-09-20 10:16:41 | Blogを書く理由

こんにちは

 

昨日から夏休みをいただきました。

昨日はそれで医療再生フォーラムに参加してきました。

 

僕は医療再生には1にも2にも「人」という考えではあるのですが、人の数だけでは意味はありません。質も伴わなくてはならない。そういう意味で過去の記事にも書きましたように「教育する側」が足りないとも考えています。

医師の大幅増員を求める署名活動:増員後の対応は可能だろうか?

新しい医局制度:全医連に対する期待は・・

医師増員の意見書:医者を増やすとしてどう増やす?

医療連携:縦と横と心

医師教育制度はどうするべきか?

医学部定員増を要望:医局員の疲弊から医局完全崩壊するぞ?

医学部定員国管理見直し論:いずれにせよ、医局改革が先だと思う

地域医療も大学医局も再生するには:横断的な教育組織を作ってみたら?

医学部定員増で教育水準低下:前から言ってましたが可能性は高いです

まぁ、それはさておき・・・・。

 

参加してうれしかったのは、多くの先生方に久しぶりに再会できたことでしょうか。実は何よりもそれが嬉しかったりします。

 

内容としてどうでしたか…といわれると、

「なるほど。そうだったのか・・・」

というようなところはありませんでした。

 

 

しかし、最近は実臨床に集中していて、医療制度関係からは遠ざかっていたこともあり、

現在こういう活動をしているのだな~

ということが分かったこと。それが大きなメリットでした。

 

 

また、学生さんが数名参加されていました。

「(日本の医療に幻滅して?)USMLEの勉強をしているひともいる」

との発言もありましたが、それでも日本の医療を改善させることで多くの優秀な人が日本に残り・・・「日本の医療」を支えてくれればと思っています

 

 

多くの方が共通して認識されていると思うのですが、日本の財産は「人」であり、「教育」「医療」「福祉」だと思っています。

 

教育は大変重要な分野で、ここを改善させることにより『10年後』『20年後』の日本が改善されるだろうと思っています。

仕事と「やりがい」と教育

僕が医療再生で最初に行わなくてはならないと…今回の話を聞いて再認識したことはやはり「医療教育制度改革」「医局改革」が先で、その後「人」を増やすことができるだろう・・ということです。

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なかのひと 

因みに、懇親会の後も飲みに行きましたが・・飲み会も非常に楽しい飲み会でした。

それでは、また。

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フォーラム終了

2010-09-19 17:21:56 | Blogを書く理由
今、終わりました

この後、懇親会にも参加してきます
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