新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

現場復帰

2014-01-31 22:53:48 | 医療

こんばんは

 

ちょっと、当直明け+外来終わり+αでお疲れモードです。

昨日の当直ではそんなこともあるのね…ということがありました。東京内で受け入れ不能(救急隊の方はすべて断られたといっていました)で当院まで1時間ちょっとかけて来ますという話でした。電話を聞いて「ど~ぞ」と言ったら、救急隊の方が「すいません、すいません」と言っておられました。

 

今日もいろいろあったのですが、当直中でいない間に僕が現場復帰の方向で決定したようです。まぁ、状況からして仕方があるまいと思いますが・・・。

 

そういうこともあるので結婚記念日前にお出かけ+食事を計画しておりましたが、明日の午前中は病棟に出ていこうかなと思っています。性格ですので。ちょっと気になる患者もいますし、状況も気になりますし。

 

まぁ、来週になってから勤務が固定するのかは決まると思いますが・・・。

 

眠いのでいったん寝よう

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ドミノ倒しが起きなきゃいいな(笑

2014-01-29 22:22:13 | Weblog

こんばんは

 

本日は諸事情で病棟バックアップに入っておりました。正直、「先週だったらバックアップはいらなかったぞ」…と思い、ついでに「僕も休もうかと思ったのに・・・」などと思ったりしましたw

 

これはさすがに休めないなと思い、体調管理に気を付けつつ、病棟業務などをやるしかないかと考えているところです。

 

少し遅い昼ご飯を食べ始めたところに電話があり、結局ほとんど食べずに動き回っていました。まぁ、歯車が狂うとやることが山積みなので、休む時間などなくなるんですけどね。まぁ、しょうがないです、それはw

 

そんな感じで動き回るものですから、看護師さんから

「先生はすぐ対応してくれるし、ずっといてほしい」

とか

「先生が現場にずっと出ているのがいいんじゃない」

といっていたので

「さすがにそれは僕がいや」

と、答えました。

 

いやというわけではないのですが、研究が予定通りに行っているわけでもなく、論文が上手く通過しているわけでもなく臨床現場にずっとというのもねぇと思っています。少なくとも論文を10本くらい書いたら、少しは書き方を教えたりもできるようになると思うのですが、この期間でそうなれなければ指導などできるようになるまい・という思いがあります。要は教育するためには自分自身がしっかりとできなくてはいけないので、その力を養いたいと思っているところです

 

で、一日病棟にいたものですからいろいろ看護師さんから言われました(前から看護師さん方からの相談を受けることがありましたが)。なかでも

「今の血液内科はどういう体制なのか。バックアップだったり、こういう時にはどうするとか」

という質問には

「それは僕に聞く内容ではないでしょ」

と、突っ込んでしまいました。

 

とはいえ、何とか体制は変えないといけないとは思っておりますが・・・。

 

そもそも血液内科自体が忙しいのに、関連病院もなく、周囲に血液領域の緩和的な治療をしてくれる施設もないから、患者さんがあふれかえっています。で、スタッフ数も少ないので日常臨床や義務的な要素に力をそがれて教育的なことができないのでしょう。

 

正直、腹が立つのですが…もはや仕方がないとあきらめるしかないのかしら。

 

と、まぁそういうことで明日も病棟+外来になりそうなので…(ついでに当直表作成ミスで迷惑をかけた先生の代わりに明日は当直することにしました)、早めに休みます

 

う~ん、ぼちぼちやるつもりが、一気に上がっていっているような気がする。危険なにおいがプンプンするが、もはや仕方があるまい・・・。力尽きたら連鎖するだろうな(笑

ドミノ倒し的に・・・。う~ん、ありうるから考えるのはやめよう。僕が完調になるまで持つのかね、うちの診療科は・・・。

 

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ニロチニブ問題に関して:いい薬なんですけどね~

2014-01-28 21:56:58 | 医療

こんばんは

 

研究(実験+臨床データ解析)をしながら、体調を整えている最近です。

 

先週の土曜日にアザシチジン関連(MDS関連といった方が良いでしょうか)の研究会に参加し、終了後に以前よりご指導いただいていた先生と飲みに行きました。

いろいろ話をしたおかげで、若干ストレスが解消しました。なんとなく体調も上向きで(寝不足ではありますが)、いつもの20%くらいには改善しているような気がします。

まぁ、改善仕掛けに頑張るのはよくないので、じっくり改善させていくつもりです。3月上旬までは学会発表はありませんし、学会の抄録作る段階で仮のスライドを作成することにしているので、学会直前に推敲することにしようと思います。

 

さて、最近ノバルティス社がいろいろなところでたたかれていますね。いい薬なんですけどね

ノバルティス、白血病薬不正の隠せぬ証拠

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140128-00029225-toyo-bus_all&p=1

東洋経済オンライン 1月28日(火)9時45分配信

 

 世界第2位の製薬会社であるノバルティスファーマの日本法人を舞台にしたスキャンダルが大きな拡がりを見せている。臨床研究データの改ざんの疑いが持たれている高血圧症治療薬ディオバンだけでなく、慢性骨髄性白血病治療薬を用いた医師主導臨床研究でも、新たな問題が判明したのだ。

【詳細画像または表】

 ノバルティスは1月23日に二之宮義泰社長らによる記者会見を開催。東京大学医学部附属病院の血液・腫瘍内科(黒川峰夫教授)が中心になって実施してきた医師主導臨床研究「SIGN研究」で、同社の医薬情報担当者(MR)が不適切な形で関与していた事実があったと明らかにした。

 東大病院など22の医療施設が参加した同研究では、医師が慢性骨髄性白血病治療薬の副作用に関する患者へのアンケート調査を実施。副作用の軽減につながるなど医師が必要と判断した場合に、ノバルティスの従来薬グリベック(一般名イマチニブ)などから、薬価が3割近く高い同社の白血病新薬タシグナ(一般名ニロチニブ)に切り替える手順になっていた。

■ アンケート回収にMRが関与

 ノバルティスによれば、患者に実施したアンケート内容が記載された書類を、ルールを逸脱してMRが医療施設から預かり、研究事務局を務める東大病院に運んでいた。研究参加施設を担当していたMR18人のうち8人がこうした不適切な行為に関与していたことが判明。東大病院の説明では「255例中の125例で(MRによる)関与の可能性がある」という。

 加えてノバルティスの東日本営業部内において、担当する医療施設でのアンケート記載枚数を競わせる「インセンティブプログラム」が実施されており、2つのチームのうちでより多くの枚数を達成したチームに上司との会食やスターバックスコーヒーで使える無料チケットを配るなどの報償を与えていたことも同社が明らかにした。二之宮社長は「医師主導臨床研究にインセンティブプログラムを関わらせたことはいかなる形であっても絶対に認められない」と述べる一方、「社内審査をすり抜けて現場で行われていた」(同氏)としている。

■ ノバルティスが研究をお膳立て

 ただ、「現場による不祥事」を強調するノバルティスの発表で疑惑が晴れたわけではない。担当の淺川一雄・常務取締役オンコロジー事業部長が記者会見で「事実関係については調査中」と繰り返したように、ノバルティスは多くの疑惑をベールに包み込んだままにしている。「実態はノバルティス主導の臨床研究だったのではないか」(東京大学医科学研究所の上昌広特任教授)と見られていながら、同社は、「3月をメドにした専門家による調査の終了を待ちたい」(二之宮社長)などと、時間稼ぎと受け取られかねない発言をしている。

 こうした中、臨床研究に参加した医療施設関係者への取材から、疑惑の全容解明につながりうる驚くべき事実が明らかになってきた。

 この医療施設が報道をきっかけに調べたところ、「臨床研究申請書」や「実施計画書」など多くの文書がノバルティスのMRから直接、医療施設宛てに電子メールで送られてきていたことがわかった。また、実施計画書や患者への説明文書、アンケート同意書のひな型などおびただしい数の文書がノバルティスの社内で作成されていた形跡があることも、東大病院の担当者から送られてきた電子メールに残された記録から明らかになっている。具体的にはワードやエクセル文書のプロパティ(作成者などの情報)欄に「Novartis」の記載があった。

 ノバルティスは記者会見で、「(東大病院が中心となった)研究組織に対して、アンケート用複写用紙の印刷の手伝い、プロトコル委員会への弊社東京事務所会議室の貸し出し、医師に対する試験の案内、アンケート用複写用紙の提供等の手伝いを実施していたことが判明している」などと説明しているが、実際の関与ははるかに深いことがわかる。

 本誌が入手したSIGN研究の「実施計画書」では、「利益相反と研究資金源」の項目に次のような記載がある。

 「本研究の計画、実施、発表に関して可能性のある利益相反(conflict of interest)はない。利益相反とは研究に影響するような利害関係を指し、金銭および個人の関係を含む」

 だが、臨床研究が製薬会社の協力にどっぷり依存していた実態はこの記述から大きくかけ離れており、実施計画に記されている研究実施のルールにも違反していることは明確だ。

■ 中間解析結果を販促にも使用

 看過できないのは、ノバルティスが、臨床研究の中間解析結果をセールスプロモーション(販売促進)にも活用していたことだ。この事実は記者会見で二之宮社長が認めた。

 2013年10月に札幌市内で開催された日本血液学会学術集会での発表スライドを元に、ノバルティスは販促資料を作成。2カ月にわたって医療関係者などに配付していた。さらにこの発表スライド作成にもノバルティス社員が関与していた形跡が、前出の医療施設が調べた電子メールでの通信記録から見つかっている。

 「医師主導臨床研究の名を借りた企業によるバックアップ研究ではなかったのか」との記者会見での質問に対して淺川常務は「事実関係について調査中」と答えるにとどめている。しかしながら、ノバルティスがここまで深く研究に関与していた以上、「医師主導臨床研究」という謳い文句そのものが虚偽だった可能性が高い。

 東洋経済の取材に応じた参加医療施設の関係者は「東大病院の黒川教授から誘いを受けたとはいえ、深く考えずに研究に参画したのは軽率だった。黒川教授には事実関係について説明を求めているが、何の返事もない。研究責任者としてきちんと経緯を明らかにしてほしい」などと語っている。

 なお、東大病院からは、「調査に時間を要する」ことを理由に疑惑を晴らすことにつながるような回答は得られなかった。

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うーん、臨床研究ではないですが、うちの解析データでも確かに「ニロチニブ」に変更することでイマチニブで問題になっていた「血球減少」や「筋肉のつり(こむらがえり)」が減少しました(2012年までのデータの解析はやりましたので)。

代わりに検査値上の異常が出たりしますが、患者さん本人はあまり実害を感じられないので良いかなと思いますし、効果は間違いなく高いですからね。

 

ただ、こうなってくると研究が中止になるでしょうし、別の臨床研究が必要になるのでしょうね。

 

患者さんがこのような報道があったからといって「ニロチニブ」からの変更を希望する必要はないと思います。効果がはっきりと出ていて経過が良いならば継続するべきだと思います。

記事には「薬価が3割近く高い同社の白血病新薬タシグナ(一般名ニロチニブ)に切り替える手順」となっていますが、イマチニブの薬価改定後に内服を始めた人だと「高額療養費」に引っかからない人もいると思います。その場合、患者負担は恐らくニロチニブの方が安くなると思います。

ノバルティス社の関与が高いとすれば問題ですが(まだ3月まではわからないということのようですし)、効果には疑いがあるわけではないですので、患者さんがこの報道に影響されて薬剤の変更と言いださないように願うところです。

 

僕が使っている感触ではニロチニブが一番使いやすいですよ。ダサチニブが好きな先生もいると思いますけど、昨年末に開始した人も糖尿病などの関係でニロチニブを止めてダサチニブにしましたが、休薬繰り返しています。まぁ、効果はすごくよかったのですけど。

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先日来たご高齢の患者さんに血液疾患の治療と並行して「補中益気湯」を開始したところ、体調も良くなったらしくすこぶる元気に外来を受診されました。食欲も改善して、体重が2週間で3kg増加したそうです。

ちなみに僕も今は虚証と判断して、補中益気湯を内服中です。

こんな感じで1か月くらいは体調改善に努めたいところです。

 

 

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医学生に伝えたいこと:短い時間で伝えたいことを伝えられるように書いてみました

2014-01-22 20:31:43 | Weblog

こんばんは

 

先週末に10年ぶり(以上という話も)の医局旅行に行ってまいりました。幹事をしていたので完全にくつろぐというわけにはいきませんでしたが(多分、平常状態ならくつろぎながら仕事もできたのでしょうけど)、スキーと温泉を楽しむことができました。

 

ただ、当直表の記載ミスがさらに見つかり、そのせいもありどっと疲れが増しました。

 

そういうものもあったことも一因なんだと思いますが、医局旅行の幹事の仕事が終わってから、まともに動けなくなってきました。僕はもともとが超朝型ですので、朝が一番調子が良いのですけど、朝食も3日続けてまともに取れず。午前中はやろうと思っていたことを何とかやっている感じです。昼食をとったあたりでようやく少し活動性が増してくるのですけど、これって多分うつ病の人の日内変動だよ・・・と思う今日この頃です。

本日も朝4時に目が覚めて…うとうとして6時半でした。

 

明日、学生さんの病院案内(1年生の)の仕事が午前中にあります。3か月前の自分であれば言いたいこと、伝えたいことを用意しなくても言えたような気がしたのですが、この2,3日の自分の午前中の活力を見ていると頑張らないといけないので、少しでも楽ができるように、調子が上がってきた午後のうちに資料を作ってみました。

 

医師の仕事に関して

1、      臨床

(ア)  病院など(入院、外来)

(イ)  クリニック等(外来診療)

(ウ)  在宅診療

(エ)  災害現場等

2、      研究

(ア)  基礎研究

(イ)  臨床研究

(ウ)  基礎から臨床へ(Translational Research)

3、      教育

(ア)  大学病院(医学科学生、研修医、専修医or後期研修医、大学院生)

(イ)  民間教育病院(研修医、後期研修医)

4、      その他

(ア)  保険会社

(イ)  製薬会社

(ウ)  産業医

(エ)  船医・国境の無き医師団           など

 

本日のテーマ:患者さんの診療を中心とした医師の仕事

1、      医療現場にいる人

(ア)  医師

(イ)  看護師

(ウ)  薬剤師

(エ)  放射線技師・検査技師

(オ)  作業療法士等のリハビリ関係

(カ)  (場所によっては)臨床心理士など

(キ)  医療事務

2、      医師の役割

(ア)  患者の診断、治療方針の決定

医師は患者さんを問診・診察を行い、患者さんが困っている・苦しんでいる原因「疾患」を推測する。その後、それを確定するべき検査をオーダーし、診断を確定する。

診断に基づき治療方針を決定する

(イ)  医師が行うべき治療行為(手術等)、検査行為(侵襲を伴うもの)を行う

例)血液内科ではベッドサイド手技が頻繁に行われる:髄液検査、胸腔穿刺、腹腔穿刺、超音波検査、中心静脈カテーテル留置など

(ウ)  チームの頭として、他の医療従事者と連携する

治療方針を決定する等、頭としての役割があります。治療方針を決めていますが、一般病院では看護師さんが点滴や採血をするところが多いです。また、医師には言えないことを看護師さんが聞いていたり(看護師さんがより患者の近くにいる)、薬に関する説明を薬剤師さんがする際に「患者さんが不安を感じている」等の情報がくることもあります様々な情報を総合して患者さん個々に対応していきます。

3、      入院病棟での医師の一日(例)

(ア)  出勤後、患者さんの全身状態を把握する(熱は出てないかな、夜中に調子が悪くなったところは無いかな):看護記録を参考にチェック

(イ)  上記に基づき患者さんを回診する(最悪、時間がなければ話すだけでもよい。不安に思っていること、昨夜あったこと等に関してこのように考えている等患者さんの不安を軽減する。今日の治療方針、検査方針等の説明

(ウ)  その日に行った検査結果を確認(その日に出るものも含め)する。検査結果を確認しなければ検査を行う理由は無い。できるだけ早く確認し、それに合わせた対応を行う。

(エ)  必要に応じて患者さんや家族に説明する

(オ)  その日の検査結果の説明、患者さんの今の状態等を把握するために回診する

4、      外来診療

(ア)  入院診療との違い

①      時間がない(患者数と医師数のバランスが悪い。時間がないので最低限の診察等で終了することが多い。その場で決定し、治療方針、検査方針を決めなくては行けない)

②      経過を見ることが目の届く範囲でできない

③      家族との接点が少ないことがある

(イ)  外来治療が目的か経過観察が目的か

①      白血病を含めた悪性腫瘍の治療後の患者は完治となかなか言えないために経過観察を行う。それは臨床的な腫瘍(検査で腫瘍を検出できる大きさ)は1g、1cmであり30回以上分裂してこの量となる(1億個くらいと言われる)。1000万個の腫瘍の残存があっても臨床的にはわからない。この段階から再発してくるとすれば、5年以内のことが多い(癌腫によっては10年後の再発等もある)。それゆえ一般的に5年経過を見て再発していなければ、完治した可能性が高いと判断する。

経過観察が目的であれば、診察目的は「再発の有無」であるため、それを目的とした問診、診察、検査となる。

②      外来治療が目的の場合、経過観察よりも複雑になる。治療の効果判定、副作用等のチェック、合併症の確認を行い、治療方針を短い時間で決定する必要がある。

5、      最後に

医療は推測の学問です。患者さんの話を聞き、診察をして「医師が推測した鑑別診断」の中から確率を増減させるために「検査」を行い、疾患を絞り込んでいきます。知識が無ければ患者さんの不利益になりますが、知識を生かすためのコミュニケーション能力や診察能力はさらに重要になります。

医学部の1年生として基本的には「医師」という道(多分、他にあまり道がないので一本道)が開けています。どのような医師になりたいのかを考えながら、学生生活をがんばってください。

-------------------------------------

こんなことを書いてみました。

明日にならないと調子がどうなるのかわかりません。

 

まぁ、一人で実験していると余計なことを考えるので、多分学生とかと話している方が良いのでしょうけど。

 

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多分、人生初か・・・

2014-01-15 23:05:27 | 医療

こんばんは

 

また、人生で初めてといってもよいようなことをしてしまいました(汗

多分二日酔い(でも目が覚めて動くんですけど)以外で、人生で初めて寝坊(7時半ですけど)しました

 

朝、出勤して最初の仕事はコーヒーづくりなんですが、寝坊したものでコーヒーが入るのが遅れてしまいました(汗

「めずらしいな」

といわれましたが、僕もなんで寝坊するのやらと・・・

 

基本的に超朝型(大学時代は毎朝4時起き)でテストのときは3時起き(逆に待ち伏せされる)だったのに、最近は5時半(これは別にいいです)が予備アラームの6時半で引っかかるようになり、ついにそれに気が付かないとは・・・。

 

うちの奥さんにも「珍しい」といわれ・・・。

 

やはり疲れているのだろうか…と思いつつ、頑張らないとね…とも思っています。

 

コメントにもいただきましたが、悔しさをバネにとはよく言いますし。

 

Yahooに本田選手の記事がありました。

「『見る眼がない』と散々に言われた」。当時の育成担当者語る、本田圭佑がガンバユースに上がれなかった理由

~~~~~~中略~~~~~

「僕も摂津の人間ですが、摂津で昔の圭佑を知る人間は誰もが『あの圭佑が、まさかここまでの選手になるとはねぇ』と驚いてますよ」と微笑む上野山は、「ここまでの選手」になれた要因として、目標を設定し、それに向けて何をすべきかを考える力と、強いメンタリティの2点を挙げた。

「ガンバにいた頃、持久力やスタミナで見劣りしたけど、サッカーがとことん好きで、相当な負けず嫌いで、夢や目標をしっかり抱いていたのも確かです。それは圭佑と会話をしたときに感じましたよね。ユースに昇格できなかったときも、次のステージを考えて、すぐに、『星稜に行きたい』と言ってきましたからね

 目標を設定し、それに向けて努力するのは、成功する選手の共通点だと上野山は言う。

(中略)

「ユースに昇格できなかったのは、相当悔しい出来事だったはずです。いつも『俺は家長に負けてない』と言っていたからね。でも、高校1年になるということは、大人への第一歩を踏み出すことやから、自分で考えなければいけない。

 壁にぶつかってガツンとやられた選手の道は、ふたつしかないんです。自信をなくしたり、ふて腐れたりして別の道に行くか、悔しさを味わってもっと必死になるか。圭佑は後者の道を選んだ。自分に何が足りないか考え、大きく成長した。結果論ですが、良かったのかなと」

(略)

--------------------------------------

と、まぁできることをやってはおりますが、今すぐに調子が上がってくるわけではないので、少しずつ改善させていこうかと思っております。

 

それに感覚が悪くなっている感じではないんです。今日もある発見をして、過去の患者さんの情報を数名見てあたりだとは思ったのですが、そこから情報収集に行くエネルギーが今はないという感じだと思っています。うちの教授が昔「臨床データの解析ばかりして」といっていましたが、僕は基礎研究の合間にやっているだけで、基礎研究を優先していたんですけどね。

なんかため息が出ますね。

 

そんなことを言っても仕方がないので、今は少しずつ調子を上げていければよいかなと思っています。

 

とはいえ、まだ処理することはいろいろあるのですけど(今週も外来後にちょっとした発表をしなくてはいけないですし、医局旅行の幹事もありますし)・・・。

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当直表作成ミス(笑)

2014-01-11 11:10:48 | Weblog

こんにちは

 

昨日は当直で、先ほど帰ってまいりました。患者さんはあまり多くなく、夜に1人と夜中に1人受診されただけで、少しは休むことができました。ただ、当直室はすごく眠りにくいんですよね。眠りが浅いというか

昔のように5分以内に眠り、4~5時間睡眠で十分というときでも当直室だけは眠りが浅くなりました。

 

最近は家でも眠りが浅いので、当直室では案の定みたいな感じです。

 

ちなみに先日初めて「悪夢で目が覚める」という漫画のようなことを経験しました。こういうことあるんだな・・・と、「がばぁ」と起き上った後思いました。経験しないとわからないこともありますので、こういう経験も無駄になるまいと思ったりします。

 

さて、今回の当直・・・完全に僕の失敗です。何が…というと、内科系当直の割り振りと、それを集計して病院側に提出する係をしています。うちの診療科はもちろん、僕が担当ですが。

最終的に当直表を統合して打ち込んでいる際に、間違えて自分の名前を入れたらしいです

 

「金曜日の当直はうち(○○内科)の担当で、▽先生が当たっているけど、病院の当直表には先生の名前が書かれていたので、どうなっているのかな・・・と」

と、確認の電話が来て、自分の名前を入れてしまったことに気が付きました。

「すいません。僕のミスなので、僕が当直しますので▽先生にはよろしくお伝えください」

と。

まぁ、そんなこともありまして・・・余計に疲れがたまった感じがしております。

 

今日はキリンが主催の「造血幹細胞移植」の研究会があるのですが、いろいろな意味で疲れてそこまで行く気力が出てこないので、今回は参加しないでおこうと思っています。

 

けど、まだ仕事があるんですよね。来週末は医局旅行で幹事なので、休むわけにはいかず。今も人数が変動していて調整に明け暮れることになりそうなので。今月、少ししゃべらなくてはいけないのでその準備の詰めが終わっていないし・・・。

さて、どうなることやら。

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ショックで頭が真っ白です

2014-01-08 22:19:55 | Weblog

こんばんは

 

本日、研究に関してのカンファがあったのですが、あまりのことに頭が真っ白になりました。

2つの研究のうち、最近動き始めたほうはまだよいです。ただ、一昨年の11月から動いている研究に関して、あまりにショックな一言があり真っ白になりました。

 

一部の患者さんで得られている臨床の情報を基礎に戻して、そこから臨床に再度持ってこようとしています。そのため、すでに臨床情報がわかっている患者さんの検体が複数あります。

ですので、臨床検体を使用して今推測できていることを確認したい(倫理委員会には提出済み)という話は最初からしていたのですが、その当時は少なくとも「臨床検体は限られているので、正常人で実験系を作ってからやるように」といわれ、検体数が多い2人の患者さんについてもだめといわれたのです。この時に言われたことはもっともだと思って、今まで実験系を確立するためにやっていたわけですが、本日一言「最初に、この推測が正しいか確認してからでないと、実験系を作る意味があるかないかわからないでしょう」といわれ、それを行うことになりました。1年以上経過した今になって。

 

別に今までやったことが完全に無駄というわけではないのですが、あまりにひどいと思って真っ白になりました。無駄になるかもしれないといわれれば、それで終わりですしね。逆に、最初にこの情報(この2人の患者さんの情報が狙い通りなら3人分の情報が集まるので)を集めてしまえば、僕の方としては気持ちが非常に楽だったのです。

せめて去年の今頃にそういう話になっていればまだよかったのですけど。今日見せたデータにしても、その話が出た情報は去年の1月末から2月にかけての実験結果からなので・・・。

 

書いていて本当に悔し涙が出てきそうです。

 

もうなんか、本当にどうしようもない感じがしてきました。自分が持っていた自信が本当に根拠がない、できると思っていたものが何もできないもののように思えてきました。

 

もう、自ら動かず惰性で行こうかしら。ちょっとつらいですね。

 

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年明けそうそうに・・・

2014-01-07 22:41:13 | Weblog

こんばんは

 

新しい年が始まり、年末に届いた細胞株をとりあえず培養を開始しました。順調に増えてきているので、週末には少し保存できるかなぁと思っています。実験開始は来週からか。

 

先程、コメントをいただいたときに過去に書きかけた論文を調べていました。もしかするとそれに、調べたいと思っている論文を書いていないかなと思ったので。論文に関して、昨年の目標は4本投稿しようと思っておりましたが(少なくともできると思っていたのですが)、結局2本投稿して、1本は年明け早々にrejectされてかえってきました。一昨年の年末に書き始めたやつも投稿できませんでしたし、その前に書いていた論文も途中で終わって宙ぶらりん(もう出せませんけど)。

どういうわけか、自分で書いたものは何一つものになっていないという悲しさ。論文を書くセンスのなさに情けなく思うところがあります

 

過去に目標を定めて達成できなかったことがあっただろうかと、いまさら思ったりしております。半年でセンター試験300点以上上げて、目標の700点台までとか(高校の先生が3者面談で「どこの大学行くんだこんな成績で」と親の前で言いました。そのまま大喧嘩になりました)、偏差値32からの大学受験も成功(浪人しましたが)したのに…と過去の栄光のようなものを思い出したりします。

 

今年の目標をどうしようかと思いましたが、昨年の目標を達成できてもいないのに、今年の目標もないなぁと思わず笑ってしまいました。

 

論文書かないとなぁと思いますが、なかなかうまくいかないものです

明日、1年4か月目にして初めてのプログレスカンファ(カンファなのかしらね)をやるという話になりましたが、実験ノートを見ながらいったいいつからいつまでの話をすればよいのやらと思っています

今から方向転換という話になれば、本当に疲れますし、かといってこういうのがないととも思っています。札幌にいたときは月に1回自分たちのグループの発表が回ってきて、それに向けての準備というのもやっていたものですが。

 

そんなことを考えながら、rejectされた論文の修正(して、もう少し下のところに出しなおします)などをしていました。

 

うちの嫁さんを心配させる気はないですし、患者さんの前や学生や研修医の前ではなけなしの元気を出せますが、ちょっとつらいところです。

午年(年男だ)ですので、ちょっと状況を好転させるように頑張りますか

 

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まだ、文章を書いていますので大丈夫です(なにがだ)

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あけましておめでとうございます:2014年が皆様にとって良い一年でありますように

2014-01-04 10:39:38 | Weblog

あけましておめでとうございます。

 

年末年始は実家の方でのんびりと過ごしておりました。実家に帰りましたが、一昨年とは異なり高校時代の友人などと飲む機会はなく(というか、僕の疲労回復のため)、本屋に出かけたりなど買い物程度で終わりました。

 

あとは箱根駅伝を見て(東洋が逃げるな…と思った7区の途中でいったん止めました)、昨日は少し病棟ものぞいてきました。基本的に年末年始は落ち着いていたようで、大きなこともなかったようです。

 

年末年始は実家でいろいろ考える時間が取れましたので、昨年の反省をしておりました。いろいろ思うことは多々ありますが、別に場所や環境の責任を求めるのは僕らしくなく、すべては自分自身の能力の乏しさ、求められていることに届いていないことが問題と判断しました。

 

まぁ、しょうがないですね。

 

ただ、おかげさまでいろいろと(わかってはいたことですが)うちの大学(および医局)の問題点もいろいろ見えてきました。できるだけ後輩には反映させ、改善の方法を考えるつもりですが、僕自身はそれを行うために自分自身を高めなければならないと思っております。まぁ、大学院が終わったら、自分の身のふり方は改めて考えますが。

 

 

ということで・・・結婚してから若干のんびりしているところもありますので、自分の能力を高めることに時間を割いていこうかと思います。

それが最も重要ですので。

 

そんなことを考えましたが、山のように文庫本を買ってしまい、今はそれらを読んでいます(とりあえず、推理小説を3冊読破)。

今日は妻側の実家の方々と夕食を一緒に食べる予定です。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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なかのひと 

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それでは、また。

 

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