こんばんは
今日は久々に家族と一緒に過ごす時間があったので、娘2人と近くの公園に行きました。
仲が良かったり、急に喧嘩したりと難しいなぁと思いますが、基本的には長女は次女のことを可愛がっていますし、次女も長女を「ねぇね」と呼んで追っかけていますので、僕個人としてはそういうのを見ることができて幸せを感じております。
子供達が小さいうちにできるだけ一緒に過ごしたいのですが、仕事柄なかなか難しいところもあります。
公園で遊んだ後は以前より計画していた通りに家族で金魚を見に行きました。子供達はピンポンパール(3匹)と琉金を、妻は出目金を2匹飼いました。先日、庭の金魚が襲われましたので、周囲には猫よけのプラスチックのトゲトゲを置きました。近いうちに金網で上部を補強して猫かハクビシンかわかりませんが、襲われないように手を打とうと思っています。
さて、本当は医学教育関係のことを色々書きたいと思ったのですが、以外と体力が残っておらず・・・(汗
簡単にさらっと書きます。
最近、医学教育も色々と制度を作ってやっていますが、おそらく制度(OSCEや病院実習の様々なこと、医学教育評価機構:JACMEなど)の割に体制ができていないから、うわべだけになっているような気がします。
より良い教育ができる体制にするには大学に一定レベルの人数が必要ですが、人が足りない。少し教育関係で話をしたところ、「ここまでやれって書いてあるけど、現実的に手が回らないでしょう」という話を聞いたりします。
本来はそれに対して求められていることをできるような体制づくりからやらなくてはいけないわけですが・・・。
過去ずっと書いてきた大学病院の待遇改善というのはそれをできる人数と時間の確保に必要というだけです。
大学病院の勤務医は外勤に行かないと他の病院勤務医よりかなり低くなる。だから外勤に行きます。
例えば僕も異動してから大学病院からもらっている給与はそれまでの6割くらいです。6割なくて55%くらいだと思いますが・・・。やりがいはあると思うので、それに対して情熱を持って取り組んでいますが、家族がいるから情熱だけでどうのこのというわけにもいかなくなります。色々やることが多くなると、理想と現実にかなりギャップが出てきます。そのギャップを埋めるために必要なことを国にはやってほしいと思っています。
外勤に行かなくて良いくらいの給与があれば教育、研究に時間をさくこともできます(まぁ、連携先としての重要性もあるのですが)。周りの病院と比較して給与体系が低くなければ、人は集まるでしょう。
逆に給与が低くて、やることが色々多く、実際には人が少ないので本当にやりたいことはできない・・・となれば、人はますます減っていきます。そうすると結局ダメになっていくと思います。
病院に人を集めるならば、待遇改善からというのは普通の考えだと思う
無給医の話:大学病院の状況の改善と合わせて勤務医の待遇改善が必要
医師の残業規制:最初にやるべきなのは大学病院の待遇改善だと思う
医学教育の質の改善が必要:教育提供体制の改革が必要・・・全く同意見です
医学部定員国管理見直し論:いずれにせよ、医局改革が先だと思う
この教育関係以外にもずっと「医師の集約化」「病院までの時間的距離の短縮」を2008年から書き続けておりますが、現実的な医療提供体制を確立するための方法をよく考えていく必要はあると思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。