さて、突っ込み記事を2件
一つ目はこちら
家族の余命宣告で休職可能 最大1年、アステラス製薬
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013043001002100.html
製薬大手のアステラス製薬は30日、がんなどで余命宣告を受けた家族のケアのため最長で1年間休職できる制度を4月から導入したことを明らかにした。残された時間を一緒に過ごせるようにして、社員の精神的苦痛を和らげるのが目的。
同社はがん対策の新薬開発が主要事業の一つで「国内企業では珍しい取り組みではないか」(広報)としている。
導入した「寄り添い休業制度」は余命6カ月以内と宣告された配偶者や親、子どもなどがいる社員が対象。休職期間は1週間~6カ月間で、最大1年間まで延長可能。国内のグループ会社の社員約8100人が活用できるが、休職中は無給となる。
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さすがに有給というのは難しいと思いますが、無給で休むとその家族のサポートが難しくなりますよね。もちろん、大事な時間を家族と共に過ごすのはお金より重要と考えることもできますが…、金銭的なサポートがあればよかったですね。
有名無実にならなければいいけど・・・と思っています。
もう一つはこちら・・・。
酢酸注入で女性死亡=腸に損傷、医療ミス―横浜市大病院
時事通信 4月30日(火)19時52分配信
横浜市立大付属病院(平原史樹院長)は30日、入院中の50代の女性患者の栄養チューブに誤って高濃度の酢酸を注入し、女性が壊死(えし)を伴う腸炎を起こして死亡したと発表した。同日、医療事故として神奈川県警金沢署に届けたという。
病院の説明によると、女性は昨年8月から入院し、鼻から栄養チューブを腸に通していた。4月7日にチューブが詰まったため、看護師が詰まりを除去しようと圧力をかけて酢酸を注入したが、誤って高濃度の酢酸を使用し、チューブから出た酢酸が腸を損傷。女性は24日に心不全と腎不全で死亡した。今後、酢酸の使用は中止するという。
同病院は「当院に責任があり、深くおわびする。原因究明と再発防止に努める」としている。
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横浜市大病院で女性死亡、高濃度酢酸液を誤注入
横浜市立大学付属病院(平原史樹病院長)は30日、入院していた同市内の50歳代の女性が、医療ミスで死亡したと発表した。
栄養チューブの詰まりをとる際、誤って酢酸液を通常の約25倍の濃度で注入したことが原因で、同病院は金沢署に届け出た。
病院によると、女性は昨年8月、心臓や腎臓の異常で入院、集中治療室で鼻から小腸までチューブを通して栄養を摂取していた。4月7日、40歳代の看護師がチューブの詰まりをとるため酢酸液を作った際、適切な濃度は約1%なのに約25%の液を作ったという。女性は注入直後に腹痛を訴え、同24日、小腸炎を発症して死亡した。
看護師は酢酸の瓶に手書きされていた割合通りに希釈したといい、病院で詳しく調べている。25%濃度だと、健康な人でも小腸に炎症が起きるという。
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チューブが詰まったことに対して…微温湯などではなく、酢酸を使用するというのは一般的なのだろうか?
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/md/PDF/340254_20400BZZ00945000_A_01_01.pdf
http://www.atomed.co.jp/tmp/pdf/dis/TayoutoTube_3.pdf
http://www.createmedic.co.jp/products/technical/text/pdf/dc67032_04.pdf
指示の内容云々もそうだが、病棟に酢酸を置いているのは何のために使うのだろうか?
使うはずのないものはそこにおかない・・・のが最も重要だと思うのですが、もしかしていつもこの病棟は酢酸だったのかしら?
いくつかの病院を見ましたが、マイナールールみたいなものがあります。きっとうちにもあるに違いありません。それ(違い)が勉強になるときもあれば、「???」というのもあります。
それ故、僕は「横のつながり」を強くして、何が一般的で何が特有なのかを知る必要があると思っています。
他の病院で「○○の診断予測に▽▽を使用しているらしい」と聞いたときに、「感染でもなんでも上昇するはずだが、何が見たいのだろう・・・」と思ったりしますが、もしかするといくつかの組み合わせで判断しているのかもしれません。
・・・こういうマイナールールがいっぱいあるのだと思います。だから僕は結構他の病院がどうやっているのかを、実際に目で見て確認したいと思っています。そうすればいろいろ判断できますので・・・。
脱線しましたが、そんなことを感じました・。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。