こんばんは
おなかがすきました。いま、昼飯と夕食を兼ねてコンビニ弁当を食べております。よく考えてみると日付けが変わっているので・・・微妙なところですが・・・・。
前日の食事を翌日に食べている・・・。健康に悪そうw
今日もバタバタしておりまして・・・・紹介されてきた悪性リンパ腫の患者さん・・・。診察したら気道閉塞しかけていました。思わず緊急入院・・・・。
それ以外にも外来で緩和ケアを行っている患者さんがついにコントロール付かなくなってきていたり・・・・。
一部には緩和ケアと言いながら「リツキサン+内服VP-16」でPET-CT上CRに入って・・・現在もVP-16の内服継続している患者さんもいたり・・・・。
まぁ、いろいろやっているのですが…毎日毎日が患者さんの「時間」に関わってくるのでストレスフルに生きております。
後輩たちに言わせると僕はストレスが加わるほど大量のエンドルフィンが出て、元気になっていくらしいですが・・・・。
さて、今日の記事はこちらを紹介します
ニュースワイド:道東、道北圏にもドクターヘリ 救命率向上に効果絶大 /北海道
11月22日11時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091122-00000012-mailo-hok
◇現場の負担は増え 医師、看護師の確保急務
地方医療崩壊の危機が叫ばれる中、救命救急医療の切り札とされるドクターヘリが先月、道東圏と道北圏で運航を開始した。両地域とも順調に運航実績を重ねているが、十勝や道南などは依然、運航対象地域から外れたままだ。医師の負担増といった課題も浮き彫りになり、ドクターヘリの今後の生かし方が問われている。【山田泰雄、本間浩昭、横田信行】
■命拾い
「ヘリに乗りますよ」。今月4日、ドクターヘリで根室管内羅臼町から釧路市の病院に運ばれた福家(ふけ)義秋さん(84)。看護師から声をかけられ、薄れゆく意識の中で「(自分の容体は)そんなにひどいのか……」と思いながら、プロペラの回る大きな音を聞いた。
デイサービスの温泉から上がった後、息苦しさを感じて町立国保診療所に搬送された。だが、ここでは重度の心疾患に対応できない。医師は「ドクターヘリを呼びましょう」と、妻のマサエさん(81)に告げた。160キロ先の釧路市まで救急車では約3時間かかるが、47分で着いた。救急車だと間に合ったかどうか--。マサエさんは「考えただけでぞっとする」と振り返る。搬送時間の短さが予後にも影響したのだろう。「2週間くらい入院が必要」だったはずが1週間で退院でき、福家さんは「命拾いしました」と手を合わせた。
■救世主
集中治療室並みの設備を登載し、医師と看護師を乗せて飛ぶドクターヘリ。メリットは搬送時間の短縮だけでなく、その場で救命救急処置に入れる点も大きい。そのため基地病院から30分程度で到着できる半径約100キロ以内のエリアが対象地域の基準とされる。
釧路・根室管内13市町村の道東圏では、先月5日に運航を開始。今月10日現在、基地病院である市立釧路総合病院には計32件の出動要請があった。 羅臼町の場合、急患はこれまで約60キロ離れた根室管内中標津町や、より遠い釧路市へ救急車で運ぶ以外なく、根室北部消防事務組合羅臼消防署の鹿又(しかまた)利憲署長(56)は「助からなかった病気が『助かる病気』になった」と期待を寄せる。今月12日には、新型インフルエンザと判定され、一時目が見えなくなった小6女子に対し、インフルエンザ脳症を疑った町立国保診療所の本田拓(ひらく)所長(53)は迷わず出動を要請。女児は回復し、「(ドクターヘリの力は)電撃的だ」とまで評価した。
一方、旭川赤十字病院を基地病院として先月6日から運航を始めた道北圏は、上川、宗谷、留萌管内の全域と空知、網走管内の一部の計55市町村が対象。今月18日現在で計27件の出動があり、旭川市から約200キロも離れた利尻島にも1時間15分で到着している。
■激務
各基地病院では常に医師と看護師を待機させねばならない。道東圏では釧路市内と根室管内の病院、札幌医大から28人の医師が輪番に参加。看護師も24人が加わる。医師たちは日常勤務をこなしながら多い月で2~3回の当番に入る。
町立中標津病院の四釜裕睦医師(43)は今月9日夕、勤務を終えて看護師対策の勉強会に参加した後、自分で車を1時間半運転して午後10時過ぎに釧路入り。翌日午前8時から午後4時まで市立釧路総合病院救命救急センターで待機を続けた。10月は4回の出動を体験した四釜医師は「これが終われば、また中標津で仕事だよ」と苦笑。自身も輪番に加わる其田一・同センター長(54)は「医師数の確保は根本的な課題」と強調する。
また、道北圏では道央、道北の双方の運航圏に入る富良野市で両方に出動要請があり、1機が引き返す事態が起きた。旭川赤十字病院の住田臣造・救命救急センター長は「それぞれの圏内で情報を一元化し、調整しなければ」と訴える。
◇十勝、道南…空白地域多く
道内のドクターヘリは道央圏(05年4月開始)を含めて3機態勢になったが、北見市を含む網走管内の一部▽十勝管内全域▽渡島、檜山管内の大部分--は空白状態のままだ。1機当たりの年間経費は約2億円、このうち1億7000万円は道と国が折半で補助し、残りは地元が負担する。
道保健福祉部医療政策薬務課は「道の負担は大きく、国庫補助が付かないと配備増は厳しい」と認める。
地域の動向も大きな要素で、檜山管内では地元自治体などが勉強会を設けているが、函館市を含む渡島管内とでは温度差があり、檜山支庁地域政策課は「渡島地域の理解を求めている段階」と説明。十勝管内も「現段階で具体的な動きはない」(帯広市)という。
その一方、道東圏では「半径100キロ圏内には十勝や北見の一部が十分入る」として、来年以降の運航圏拡大の検討を開始。道も「救命率向上への効果は実証済み。今後は空白地域の動向や国庫補助の方向を見極めた上で、道内全体の航空医療態勢を考えたい」と話す。
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ドクターヘリ・・・運航にあたってヘリ整備の問題などもあったと思いますが・・・三機も運行されるようになったんですね。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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素晴らしい話だと思います。
天候状態などに影響されるとは思いますが、3機のヘリが北海道の急患をレスキューする力になってほしいと思います。
十勝管内なら自衛隊の協力が得られればヘリの整備も可能ですし、帯広市に拠点を置くこともできるかもしれませんけど・・・いろいろ難しいのでしょうね・・・。
ドクターヘリの機動力が少しでも日本の医療過疎を改善させてくれればと思います。
さて、明日はいろいろな意味でポイントになりそうな一日だと思います。
明日ではなくて、今日か・・・・。
それでは、また。