新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

ベンジャミン・フランクリンの13徳を考えながら:アンフェタミンの13目標(?)

2017-05-25 21:00:04 | 人生哲学系

こんばんは

 

最近はいろいろ考えることが多いのですが、特に新たな目標や人生観を作り直そうともがいている状況です。

 

過去に読んでいた「哲学書」を読み直したり、将来のことを考えたり、人生の目的や目標を考えたり・・・。そんなことをしていました。

 

たまたま、フランクリン・ベンジャミンの13徳を読み直しまして、ここ数日考えておりました。欧米人の13徳と僕の考えは一致しないが、非常に参考になると。

 

フランクリン・ベンジャミンの13徳は有名ですが、以下のようなものです。

 

1、節制:頭や体が鈍くなるほど食べないこと。ハメをはずすほどお酒を飲まないこと

2、沈黙:他人、あるいは自分の利益にならないことは話さないこと。余計な無駄話はしないこと。

3、規律:自分の持ち物は全て置き場所を決めておくこと。仕事はそれぞれ時間を決めて行うこと。

4、決断:なすべきことはやろうと決心すること。決心したことは必ずやり遂げること。

5、節約:他人や自分に役立つことのみにお金を使うこと。すなわち無駄遣いはしないこと。

6、勤勉:時間を無駄にしないこと。いつも有益なことに時間を使うこと。無益な行動を全てやめること。

7、誠実:騙して人に害を与えないこと。清く正しく思考すること。口にする言葉もまた同じ。

8、正義:不正なことを行い、あるいは自分の義務であることをやらないで、他人に損害を与えないこと

9、中庸:何事も極端でないこと。例え相手に不正を受け、激怒するに値すると思っても、我慢した方が良い時は我慢すること

10、清潔:身体、衣服、住居を不潔にしないこと

11、冷静:つまらないこと、ありがちな事故、避けられないことに心を取り乱されないこと

12、純潔:性の営みは、健康のためか子供を作るためのみにすること。性に溺れ、怠け者になったり、自分や他人の平和な生活を乱したり、信用をなくしたりしないこと

13、謙譲:イエスとソクラテスを見習うこと

 

人生を幸せへと導く13の習慣
クリエーター情報なし
総合法令出版

 

確かに、この教えは素晴らしいと思いますし、数日間このことを時間がある時に考えてみました。しかし、僕にとって重要なことは違うかもしれないと思い、少し書き出してみました。

 

重なることも多いのですが、順番が違うので・・・。

 

1、誠実:騙して人に害を与えないこと。害を与えるようなことはせずに、そのような人間とはNo dealの立場で対応すること

2、信義:人、特に友人や仲間との約束を守り、務めを果たすこと

3、決断:決めたことをやり遂げること。

4、勤勉:時間を有意義に使うこと、優先順位を考えること。

5、慈愛:多くの人を愛し、人のために尽くすこと

6、忠孝:親、兄弟、家族の絆を大事にすること

7、礼義:年上はもとより、全ての人を敬うこと。合わせて、全ての人から様々なものを学ぶこと

8、節制:酒に呑まれないこと。人間はいつ死ぬかわからないのだから、体を大事にすること。

9、謙譲:世の中には知らないことが多く、自分が知ることはほんのわずかでしかないことを自覚すること。

10、沈黙:人の話をよく聞くこと。人から様々なことを学ぶこと

11、冷静:起きたことに心を乱されず、これからのことを考えること。刺激と反応の間のスペースをうまく使うこと

12、勇気:恥ずかしいと思うことに挑戦すること。挑戦する勇気を持つこと

13、正義:絶対唯一の正義はなく、必ずアンチテーゼがあることを理解しつつ、正しいと思うことを行うこと。

 

僕も偶然ですが書き出したら13個になりました。

誠実

僕は名前の由来もありますが、誰に対しても誠実でありたいと思っています。騙して害を与えない・・・というよりは、相手のことを思って行動することを考えています。

患者さんを診療するときは、患者さんのことや一緒にいる、一緒にいない家族のことを考えます。もし、自分の家族だったらどうだろうと普通に考えます。だから、自分の考えられる限りのベストを尽くしたいと思っています。

それは一般の生活でも同じです。まぁ、僕も騙され続けるとさすがに(心から)腹が立ちますが、できるだけ No Dealで対応したいと思っています。

 

信義

人との約束を守ることは人間関係の基本です。僕は誰かに頼まれて、それを引き受けるのであれば必ず成し遂げたいと思っています。逆にやり遂げることができないのであれば、それを断ることが相手のためだとは思っています。僕がやり損ねたら、相手に無駄な時間を、すなわち損害を与えてしまうので。

だから、信義を第2に持ってきました。

僕は頼まれると嫌と言えないタイプなため、職場の方からも「お願い」ばかりされてきたような気がします。対応できることは「仕方がない」と思ってやってきました。毎回約束を破る職場ですが、最後に約束を守ってくださるようなので、安心しました(ひっくり返すつもりだったのかもしれませんが・・笑)

 

決断

やると決めたらやる。これは重要なことですが、なかなか難しいことです。僕はこれができているとはとても思えません。しかし、最も重要なものの一つだと思うので、3番目にしました。

「こうすると良い」「今はこれをするべきだ」と思っていても、なかなか手につかない。成し遂げられないことはあります。しかし、それを「仕方がない」と言わないようにしたいと思っています。

 

勤勉

この文字を当てはめるべきではないのかもしれませんが、大事なことに時間やお金を使い、有意義な人生を送る。人から「無駄な時間」と思われることもあるかもしれませんが、友人や同僚などとのコミュニケーションの時間も重要な時間です。そういうものも含め、「あんなことに時間を費やして、●●をしなかった。なぜしなかったのだろう」と死ぬ時に思うようなことがないようにしたい。時間を大事に使いたいということで4番目にしました。

 

慈愛

人のために尽くすことは重要なことで、行っているものが誰かのためになるのであれば良いと思います。毛利元就の三男である小早川隆景は物事を考える際に重要なことは「仁愛」であり、それを元に物事を考えれば「ベスト」出なかったとしても「遠からず」になるといいました。

自分のためではなく、人のためになると思って考えればより良い知恵も浮かぶというものだと思います。そう考えたので5番目にしました。

 

忠孝

あたりまえすぎてここに入れるのもどうかと思いましたが、親子の絆、兄弟の絆(悌)、家族全体を大事にしたい。家族のことを大事にできない人間が、他の人のことを大事にするはずがないと思いますので、慈愛に続く6番目にしました。

 

礼義

謙譲にもつながりますが、全ての人は自分にないものを持っていると思います。必ず僕にはないものを持っているので、それを敬い、学ぶ心を持ちたい。そうすると必ず相手を敬う気持ちは起きるはずで、礼儀につながるだろうと思い7番目に書きました。

 

節制

酒に呑まれない(記憶をなくすことたまにあります・・・)のは重要で、それだけでなく「身体」は資本であり、死ぬまで大事に使わなくてはいけないので、8番目にしました。身体を大事にしようという気持ちを与えてくださる患者さんたちに感謝をしております。

 

謙譲

この情報化社会において、本当に知らないことが多くなりました。逆に訳のわからない情報も氾濫しています。知らないことを知らないという気持ちと、そういったものの方が多いのだという気持ちを持ち、多くの人から学ぼうという気持ちを持つこと

医療においてさえ、専門分野ならいざ知らず・・・他の分野には「ここまでしか知らない」ということがだいたいわかっています。医療以外の分野では全くわからないことも多いと思います。医者なんて、医療以外のことはほとんど知らない訳ですから、いろいろなことを学ばせてもらえることが嬉しい限りです。

本当はもっと上に行くべきなのかもしれませんが、9番目にしました。

 

沈黙

ベンジャミンが行ったことと同じで、人の話を聞いた方が「得ることは大きい」はずなので、自分が話すよりも人から聞いて学びたいと思いました。

ただし、人に教えるということは「知識の整理」など学びにつながりますし、人に教えたことが正しいのであれば、それはその人のためになり、その人がさらに発展する役に立つので良しとしました。これを10番目におきました。

 

冷静

難しいことですが、起きたことに心を悩ませることが多いです。こんなことを書くとなんですが、後悔することは多いです。そんな「たら」「れば」を考えるのであれば、それを糧として前を向いて歩こう。刺激と反応の間のスペースをうまく使おう。そう思います。

難しいことですが、僕にとっては誠実や信義などに比べるとこの場所に来ました。11番目にしておりますが、重要な目標です。

 

勇気

勇気にもいろいろなものがあると思いますが、僕は「挑戦する勇気」を重要なものと考えました。僕の性格が娘にもうつっているのかもしれませんが、やり始めるのは遅いです。かなり慎重。遺伝ってあるのかもしれないと思ったりします。

たった38年の経験ですが、人間はやり始めたら意外とうまく行く・・・と思っています。いつも挑戦する前に「こういうことが起きるかも」「もし、やってみてうまくいかなかったら」と思って、尻込みしてしまうのですが、やったらだいたいできるという。

失敗したとしても、うまくいかなかった経験を積めるだけだし、死ぬわけでないならばやればいいじゃないか・・・と思うので、「挑戦する勇気」を大事にしたいと思い、12番目に入れました。

 

正義

正義というのは重要ですが、僕は唯一の正義などというものはないと思っています。立場が異なれば正しいというものも異なりますし・・。ただ、ベンジャミンが言うように「不正を行ったり、正しいことや義務を行わずに人に害を与える」ことはよくないと思いますので、正しいかどうかは別として「正しいと思うこと」をきちんと行うこと、人(一般の方々)に害を与えないことは大事にしたいと思っています(時折、一般でない方に害を与えるようなこと・・・泥棒を捕まえるなど・・・はするかもしれませんしw)。

 

以上13個を目標として、再び頑張っていきたいと思います。

 

まだ、自分の人生観を立て直し切れていないのですが、一つ目はこの13個の目標を常に意識したいと思います。もう少し今後の自分をよく考えて、身の振り方なども決めていきたいと思います。

 

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セネカを読みながら:日本の官僚はどう思っているのかしら?

2017-04-10 21:54:20 | 人生哲学系

こんばんは

 

この数日は時間を見て考え事をするようにしています。まさに人生の転換期自分がどのように生きて、どのように死にたいのかを一生懸命考えています。

 

考えてもなかなか出てきませんが。

 

ただ、いろいろな本を読みながら、いろいろな考えをしていると・・・・当たり前ですが様々なことを思いつきます。

 

例えばセネカの「人生の短さについて」などを読んでいると、「公僕」として高みを目指した人間はその地位に到達した後で、自分の時間がなくなり「この地位からどうやったら引くことができるだろうか?やめることはできるだろうか?」と考えるといいます。

 

日本の官僚や政治家がそこまでやっている人がどのくらいいるだろうか?

 

公務員、特に官僚がやっている仕事の成果というやつは「日本国民がどのくらい幸せになるか」なので、目の前の仕事の山を片付けることが仕事ではありません(まぁ、その先に国民の幸せがあるはずなんですが・・・そういう思いで仕事をしているのかなぁと)。

 

官僚がやっている仕事の結果、国民がどのくらい幸せになるか・・・が重要ではないかと思うのです。

 

ついでに政治家もそう。国民の税金をうまく配分するのが役割なんだから、その結果どのくらい国民が幸せになっているか・・・が重要ではないかと。

 

ついでに僕の考えを書きますが、「法の下の平等」といいますが、「格差がどうのこうの」という話があります。はっきり言えば、格差が生じないはずはないので、どの程度の格差が「許容範囲か」というだけです。

 

僕が思うところの許容範囲は「機会の平等」です。

 

生まれや育ちで「機会」が平等にならない世の中は狂っていると思っていますが、今の日本はそうなってきています。

 

学ぶ機会、治療を受ける機会などは平等であるべきです。

一方で良い服を着る機会は平等である必要はないでしょう。美味しい食べ物を食べる機会が平等でなくても、しっかりした栄養をとり「成長(体のね)」する機会は平等であってほしい。

 

機会をうまく掴んで、より良い生活に行くのが資本主義でしょうから、そこは別に構わないと思います。ただ、アメリカみたいに・・・と思わないのは、「機会」が平等でない社会は「人間性が損なわれている」と思うから。

 

日本の官僚や政治家がどう思っているのかしらと、影で思っています(インターネットに書いているけどw)。

 

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自分の時間について:セネカ・葉隠・自省録などより

2017-04-09 15:21:57 | 人生哲学系

こんにちは

 

今日はセネカなどを読みながら、自己内省をしておりました。

 

セネカの「人生の短さについて」は「自分の時間をどう使うか」を書いていると思います。仕事を含めて人から頼まれたことをやるのは時間の浪費になるのかもしれません。

葉隠は様々なことを書いていますが、僕は「葉隠聞書1の2」にある有名な「武士道とは死ぬことと見つけたり」から始まる項目が好きです。これも人生をどう生きるべきかが凝集されていると思います。

自省録も人生を考える上では良い本だと思います。

 

こんな本を読みながら色々考えます。

 

どう時間を使うかを。

 

僕も「人生が短いことを自覚しながら生きるべき」と思っています。ただ、楽しいこともして良いだろうと(ストア派ではないのでw)思います。ストイック過ぎても面白くはなかろうと。

 

ただ、できうることなら自分の時間を有意義に使いたいと思うわけです。

 

色々考えて得た結論は

「時間は当たり前であるが有限である。この時間を人のために使うのであれば、その人の時間と合わせてより有意義なものにする必要がある。」

ということです。

 

僕は医師として患者さんや家族に誠実に向き合いたいと思っています。そして患者さんや家族にとっても「この時間」が有意義であったと思ってもらいたい。そのために「知識」「技能」なども高めなくてはいけないと思いますし、こちらの意図を理解してもらえるようにしなくてはいけない。医師と患者がそこで接したことで、患者さんの人生がより有意義なものになるのであれば良いと思っています。

 

僕が子供や妻と接した時間が「子供の将来の考え方、生き方」に影響があり、より良い未来を作るのであれば意味がある。妻と一緒に過ごした時間が「思い出」だけではなく、「未来への糧」になるのであれば良い時間の過ごし方である(おそらく子供を介してが多いのでしょうけど、夫婦水入らずというのはなかなかできないでしょうしねー)。

 

僕が後輩医師と接したり、他の学生などと接するのであれば「彼らとの時間」が僕と接したことで将来的にも影響が出て「より良い考え方」「時間をうまく使える」「応用ができる」ようになるのであれば意味があるのだろうと思ったりしています。

 

職場で「生活指導」などをしているのであれば、それにより職場の方々が「より良い時間」を過ごせるようになるのであれば意味がある

 

一緒に過ごしたことで「将来に何らかの影響が出る」のであれば、意味がある時間の過ごし方なのだろうと思っています。

人を変えることは基本的にできません。自分だけが変わることができます。僕は時間を大事に、相手の時間も大事にできるのであれば良いと思います。お互い有限の時間ですから。家族との時間も大事ですしー。時間の重要性を自覚して、多くの人のために生きる。

 

そういうものにワタシハナリタイ(笑

 

などと思いながら、半日を過ごしました。引き続き自己内省を続けます。

 

・・・・だって、荷物(本)が届かないのだもの(笑

 

 

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葉隠聞書第1の47

2012-02-19 19:22:37 | 人生哲学系

さて、出発して1週間経過しているはず

 

生きているのかしら?

 

さて、今日はこの文章。

本を読んで見識高くなり、そのことを自慢している人間を戒めた一言です。

本を読んでこんだけ知っているという人に、聖人君子の話を本や話で聞き覚えて、自分も聖人君子のようなものと思って、他人を見下している。道というのは自分自身の間違いを知ることである。聖というのは非を知ることである。毎日毎日、自分の間違いはなかったか反省し、次に続けていくことが大事なのである

 

僕も本読みで、本は読むけど中身を知らずにならないようにしたいものだと思います。ただ、僕はこの文章は好きなのですが、反省ばかりしていては人生面白くないのではない?と思っている人ですw

 

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葉隠聞書第1の45

2012-02-18 19:14:15 | 人生哲学系

こんばんは

今日はどこにいるのだろうw

 

いつも思いますが、この日は生きているのかしら?

 

いつもは死んでいないからBlogを書くわけですが、今回はあらかじめ書いていますので(初めてですw)

 

さて45に関してです。これは僕も「穴があったら入りたい」と思う文章です

 

剣術の達人が老後に言うには

「一生の修行の間には段階がある

第1段階は修行をしても物にならなくて、自他ともに下手と思うレベル

第2段階は自分の短所も、他人の短所も見えるレベル

第3段階は自分の技能はずいぶんと上達し、人の褒めるのを素直にうれしいと感じられるレベル。そして他人のできないのを嘆くのである。

第4段階は自分に関しては知らないふりをしている。他人の事もうまいと思う。他人の長所を見つけることができる

第5段階はその道に深く入ってしまって、これまでということもな区、自慢の念もなく、卑下の心もなく、一生頑張り続ける」

 

そういう人に私もなりたいw

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葉隠第1の39

2012-02-17 20:03:12 | 人生哲学系

こんばんは

 

まだ、遠くで何かしています。何しているんだろうなw

 

さて、今日の紹介文章は僕の名前の由来もわかります。まぁ、本当の由来は別の4字熟語からとられたそうですがw

 

無念無心とばかり教えるから落ち着かないのだ。無念というのは正念の事である…とおっしゃった。宣教師も「一呼吸の中に邪を含まぬところがすなわち道なり」といった。

そうすると道は一つである。

一つの道をやり遂げるということは、功を積むまでは成し遂げられないことなのである。

 

僕の名前の語源は「不純なものや目じり家のあるものがない様子。人物が一途で邪心がない」という意味の四字熟語で、そしてあまり書かれていない意味に「1つのことを成し遂げる」というのがあります。

 

まぁ、どうでもいいですね

 

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葉隠聞書第1の35と36

2012-02-16 19:52:42 | 人生哲学系

さt、今日は聞書第1の35と36の紹介です

 

葉隠聞書第1の35は

 

最近の奉公人を見ていると、目の付け所が低い。まるですりのようだ…から始まる文章です。

この文章は基本的に「自分の事ではなく、国のために命を捨てる覚悟でいなさい」という結論です。

 

もし、自分の事しか考えないようであれば・・・それはマズローの欲求で行っても低い次元ですよね。もし、多くの人に貢献したいということであれば高い次元の欲望です。

この文章は死ぬ覚悟でもって国に尽くすのが武士であり、私事になってはいけないと書いています。

 

いい文章ですよね。

僕は好きですよ。自分のためよりも人のためになったほうが楽しいじゃないですか。教育なんかもそうです。自分を超える存在が出れば、僕はいつ死んでもよいわけで。そんな人が2人、3人と出てくれば楽しいですよね

 

36に関しては最近の風潮も似たようなもんだろうと思ったので紹介します。

 

脈とかで男か女かわかる人がいたが、今ではどちらかがわからない。男の気の衰え、女同然になっている(女性の方で、気を悪くされた方がいたらすいません)

他にもいろいろ書いているのですが…まぁ、そんな感じです。

 

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葉隠聞書第1の25

2012-02-15 19:00:00 | 人生哲学系

さt、本日は何をしているのでしょうね・・・。僕ももう予測は不能ですw

 

葉隠聞書第1の25は

親しき仲にも礼儀あり

 

を説明した文章です

 

たとえ基本的に仲が良くて、心の置けない友人であっても、訳書など職場では慇懃に取り合うのが武士の作法である。

 

僕が患者さんの前で後輩を「○○」と呼び捨てにしたりすると、後輩もいやでしょうし、患者さんもいやでしょうね。そういうことだと思います。

 

さて、本当に今頃何しているんだろう。寒いんだろうな…今頃w

 

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葉隠聞書第1の18、21

2012-02-14 20:36:01 | 人生哲学系

18は本文は長いのですが、言いたいことはこれ一つですね

 

翌日のことは、前の晩より考え、書きつけておくのが良い

 

これだけです。

 

さすがにさみしいので21も紹介します

 

覚の士、不覚の士というのがある。覚の士は何事もことが起こる前に「このようなことがあったら、こうしよう」「こういうことが発生したらこうしよう」と、ことが発生する前に対応方法を考えておき、やり遂げるものを言う。

不覚の士はそのときたまたまやり遂げたとしても、それは偶然である。前もって予測して、対応方法を考えていないようであれば、それは偶然仕果たしただけであり、自分自身の力ではない。

 

今の政治でも、僕らがやっている医療であっても、はたまた軍隊であっても、基本的に先のことを予測します

アンフェタミン流チーム医療戦術シート:実際は難しいかな、人が足りなくて

にも書きましたが、患者さんにも予測していることを知らせてあげるべきだと思いますし、予測から外れた場合は何が起きているのか考えなくてはいけない。予測して治療しているのでなければ、たまたま患者さんを治せたとしても…ということかもしれません。

 

だからこそ、経験の豊富な医師は「洞察力」を持っていろいろ予測されているから名医になりうるのでしょう。

 

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葉隠聞書第1の14

2012-02-13 20:24:43 | 人生哲学系

さt、好きな順にどんどん書いていきます

 

前から順です。ただ、できれば聞書第2の冒頭は書きたいなぁ

 

聞書第1の14

 

人に意見して欠点を直そうというのは大事なことで、相手にとっても素晴らしく、ありがたいことである。しかし、そのやり方は難しい。

人の嫌なところを言ってあげるのが良いことだと思って、それが受け入れられなかったら自分の力が及ばなかったという。こんなのは何の役にも立たず、人に恥をかかせて、悪口を言うのと何も変わらない。

意見というものは「まずこの人はこの意見を聞き入れてくれるだろうか」と、入念に考え、好きな話から入り、言いようをいろいろ考え、工夫して、文通やおいとまごいの時などに、自分の欠点などをいうような感じでいう方が良い。ほかにもよいところをほめ、気が良くなるように工夫をし、のどが渇いたときに水を飲むような感じで了解させ、傷が治るというのが意見である。

 

文章に打ち出して思いましたが、いまさらですが『本読み』の割に、中身を読んでませんでしたね。

原因は医師不足(相対的にも、絶対的にも)

の時に書いていたマスコミの方、この方に意見をして…というのも書き方を間違いましたね

 

意見というのは難しいものだと思います

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