こんばんは
今日は関東地方は雨ですね。
病棟から帰ってからはのんびり過ごしておりました
明日は当直なので今日は早めに寝ようと思うのですが、その前にひとつ記事を書きたいと思います
今日の記事は豚インフルエンザに関しての報道がされていますので、それに関して思ったことをつらつらと・・・。
朝日新聞です
メキシコで豚インフル?60人死亡 米で人・人感染確認
2009年4月25日1時56分
http://www.asahi.com/health/news/TKY200904240307.html
【パリ=国末憲人、ワシントン=勝田敏彦】
世界保健機関(WHO)は24日、豚インフルエンザでメキシコ国内で60人が死亡した可能性があると発表した。一方、米疾病対策センター(CDC)は同日、3月以降、カリフォルニア州とテキサス州で確認された豚インフルエンザウイルスについて、人から人に感染するウイルスであると断定した。WHOはメキシコの一部の感染者のウイルスとカリフォルニア州で確認されたものが同じ遺伝子構造だったと発表した。
WHOの発表によると、メキシコでは人への感染が疑われるケースが3月末以降数百件発生し、60人が死亡した可能性がある。メキシコ市周辺で約800件の感染の疑いが報告され、このうち57人が死亡。さらに中部サンルイスポトシ地方でも似た症状24例が報告され、3人が死亡した。
AFP通信によると、メキシコ政府は16人は豚インフルが原因で死亡したと確認したと発表した。
インフルエンザで死亡する場合、一般的には肺炎などを引き起こす。患者の多くは、普段病気に縁の少ない青年層だという。ロイター通信によると、24日はメキシコ市の学校の多くが休校になる。
AFP通信によると、メキシコ政府は感染を広げないために集会を避けたり、地下鉄の使用を避けたりするよう呼びかけている。
米国の感染について、CDCは「ウイルスは感染性で、人から人へ拡大することを確認した」としている。ただ、「現時点では、どれほど容易に感染が広がるかはわからない」という。米国内では7人の患者が確認されているが、いずれも回復している。ただ、AFP通信によるとCDCの報道官は「非常に懸念している」と述べた。 一方、CDCによると、豚インフルエンザウイルスに人が感染する例はまれで、米国内ではこれまで1、2年に1人の割合だった。
だが今回、米国で見つかった豚インフルエンザウイルスは、豚と鳥と人のそれぞれに感染するウイルスの遺伝子が混じった未知の構造の遺伝子を持っており、遺伝子が変化したことで、人への感染力を持つ新型ウイルスになった可能性がある。
厚生労働省の担当者は24日、深夜まで情報収集に追われた。担当部署の新型インフルエンザ対策室の職員は、WHOやCDCの情報をホームページで確認したり、関係機関に問い合わせたりした。
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米とメキシコのウイルス、同一の遺伝子 豚インフル
2009年4月25日13時56分
http://www.asahi.com/health/news/TKY200904250051.html
【パリ=国末憲人】
メキシコで発生した豚インフルエンザの問題で、世界保健機関(WHO)は24日、一部のウイルスが、米国の患者から見つかった豚インフルのウイルスと同一の遺伝子を持つとの調査結果を公表した。現地に専門家を派遣し、警戒を呼びかけている。メキシコ国内の死者は62人に達したという。
通常、人に感染しにくいはずの豚インフルのウイルスが広範囲に広がったことが確認されたため、感染拡大がいっそう懸念されている。
WHOが明らかにした発生状況によると、メキシコでインフルエンザのような病気は3月18日に最初に確認され、4月になって急増。メキシコのコルドバ保健相は24日の会見で、23日現在、首都メキシコ市でインフルエンザが疑われる例が1004件報告されたと明らかにした。肺炎が少なくとも854例報告され、そのうち59人が死亡した。WHOによると同国中部サンルイスポトシでは24例報告され、うち3人が死亡。米国国境のメヒカリでは4例が報告されたが、死者は出ていない。
米疾病対策センター(CDC)は23日、全米で豚インフルエンザ患者が7人報告されたと発表していた。WHOによると、米国ではこのほか、新たに9例の疑わしい例が見つかっている。
カナダの研究所が分析した結果、メキシコの例のうち18例は豚のA型インフルエンザウイルス(H1N1)と判明。さらに、12例のウイルスは米カリフォルニア州で見つかったウイルスと同一の遺伝子を持っていた。
通常のインフルエンザはお年寄りや子どもが患う場合が多いが、今回の患者の多くは、普段健康な若者。地域的にも広がりが大きく、予測しがたい事態が起きているのでは、との強い懸念をWHOは抱いているという。
WHOはメキシコに専門家を派遣するとともに、25日にも緊急会合を開き、対応を協議する。WHOのマーガレット・チャン事務局長は24日、滞在中の米国で米、メキシコ当局者と情報を交換した。
ロイター通信によると、現時点で米、メキシコ両国への渡航を控える呼びかけは必要ないと、WHOはみているという。
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いずれにせよ、もう少しすると状況が分かってくるのでしょうけど・・・まだ何とも言えませんね。
確か鳥インフルエンザも青年層の死亡率が高いという結果になっています。その共通項がどこに関係しているのか・・・。
今後、パンデミックの可能性は否定できませんが・・・情報が第一ですね。
不確実な情報でバタバタと騒ぐ必要性はないと思いますけど、しばらくは警戒が必要ですね。実際にそういう患者が多数発生したときの対策も・・・。
アメリカなどと異なり日本の対応は大体一歩以上遅いですからね。
アメリカでの感染拡大で潜伏期などある程度の予測はつくはずですので、感染者の症状などそういった情報を含め、日本政府としても情報収集は早めにやんないとだめですね。
日本はどちらかというと閉鎖体制なので、国の青年層が動けなくなった場合、人的損失・経済的損失などなどとんでもないことになりますよね。日本語の話せない人をいきなり会社で引き受けることはできないでしょうから(笑
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そうなったときに医療体制が半壊滅している今の状況がどれほど将来に悪影響を与えるかわかってくるのではないかと思います
だいたいですけど・・・・実生活においても・・・僕が言ったことって、少し後に起こっているような気がします(いつも既視感があります)。
あんまりそういう悪い予想が当たらないといいのですけど とりあえずは情報待ちですね。それがわからなかったら対策の練りようもない。
逆に情報があれば対策を立てることができる。
そう思っています。
日本国民のため、日本という国の未来のためにも・・・。
では、また。
P.S うわさではタミフルとリレンザは効くとか効かないとか・・・。そのあたりの情報をしっかり調べる気力が今のところない僕でしたw