新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

Blogを見つけました・・・(笑

2010-05-30 15:39:29 | Weblog

さて、さらに書きます

 

先週、現場から医師が参議院選挙に出ますと記事を書きました。この人は本当にギリギリまで勤務医(血液内科医)であり続けた人なので、本当にきつい勤務医(先日も医療系雑誌の記事で書かれていましたが、最もきつい診療科=血液内科、2位=脳神経外科・・・・です)の気持ちは分かっている人です。

そしてNo1にはならない方かもしれませんが、「Only 1」な独特の意見、行動をとられる方です。

 

応援していただければと存じます。

さて、今回からインターネットでの選挙活動が可能になりました。

 

選挙期間中のHP、ブログ更新OK…与野党合意

5月26日13時45分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100526-00000668-yom-pol  

 

民主党や自民党など与野党で構成する「インターネットを使った選挙運動の解禁についての各党協議会」は26日の会合で、インターネットによる選挙運動を認める公職選挙法改正案の原案を了承した。  

夏の参院選に間に合うよう、来週中に改正案の国会提出を目指す。  

 

原案は、候補者本人と政党に限り、投票前日までホームページとブログの更新を解禁することが柱。簡易投稿サイト「ツイッター」も解禁の対象に含まれるが、偽情報を流す「なりすまし」を防ぐための対策を講じる時間的余裕がないため、与野党は当面選挙期間中の利用自粛を呼びかける方針だ。  

メールマガジンを含む電子メールの送信は、誹謗(ひぼう)中傷に使われる恐れがあるため、解禁対象からはずした。  6月24日公示が見込まれる参院選で解禁するには、少なくとも20日前の6月4日には改正案を成立させる必要があるとされている。同月24日に施行されれば、滋賀県知事選(6月24日告示)など地方選挙でも適用される

----------------------------------

ということで、Blogだけは解禁されるようです。

 

で、ちょっと「現場から出る医師」の名前で検索をかけたら、Blogが出てきたのでそれだけ紹介します。

中村ゆきつぐのブログ

http://blog.livedoor.jp/dannapapa/

この記事からも「候補者本人」がネット上で活動するのはともかく、他の人間がいろいろやるのはよろしくないと思いますので、僕が紹介するのはここまでです。

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

 

あとは、いつものペースでBlogを僕は更新して行きます。

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ど~でもいい話:僕と上部消化管内視鏡検査

2010-05-30 15:27:33 | ど~でもいい話

続けます。

先程、体調不良・体調不良と言っておりましたが熱があるようです(汗

 

なるほど、体調が悪いわけだ。

 

原因がよくわからないけど…実はのどが痛いのは「上部消化管内視鏡検査」を受けたからではなくて、風邪なのかしら・・・?

 

 

実は3月くらいからいろいろ調子が悪く、時折「黒色便」のようなものが出ていましたので、友人の消化器内科医に

「今度、上部消化管内視鏡検査をやってもらえないかい?」

とお願いしたのですが、(お互いに)時間的余裕がなく昨日やってもらいました。

 

 

ただ、現在は実はある程度回復していまして…急性期でないし(笑

 

 

「う~ん、十二指腸にびらんがあるのと、タコいぼと、軽い逆流性食道炎があるくらいかな。大きな病変はないよ」

とのことでした。

 

よかった、よかった。

 

 

受けているとき僕は(結構つらかったので)目をつぶって「じぃ」っと動かなかったのですが・・・

 

「しかし、内視鏡やっているときもほとんど動かなかったね。受けるのうまいんじゃない?

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受けるのがうまい…というのがあるのか?

 

咽頭反射の有無とかならともかく…。あと…やっている人間がうまいなら分かるが・・・?

 

 

そんなことを思いました。

 

ほんとうにど~でもいい話でした。

それでは、次に行きます。(熱があるのだから寝ればいいのに・・・と思う僕自身ですw)

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診療科崩壊の危機・・・(汗

2010-05-30 15:10:36 | Weblog

こんにちは

 

先程帰ってきました。

 

今週は本当に疲労が取れない週です。もしかしたら、いろいろ他にも体調が悪い原因はあるのかもしれませんが…。

 

 

病棟は現在比較的落ち着いております。医師数は研修医の数に依存している病院のため、研修医が少ない今の時期に大荒れが来るとちょっとしんどいでは済まなくなります。

 

 

プチ急変なら僕だけでもいいのですけど、同時多発が来ると人手がいないと助けられるものが助けられなくなります

もっとも、今は体調を崩していた後輩が現場に(むりやり)復帰してくれたので、なんとか前線の人数は2人に戻っていますが…。

 

 

その(非常に重要な)現場の医師数に関しては…本当に「行政関係」だとわからないところもあるのでしょう。

 

しかし、今現在の…うちの診療科の医師数に関しては・・・もう少し認識してくれないかな。厚労省でもなんでもいいから…(汗

 

 

血液内科、神経内科、内分泌代謝内科で形成されている「うちの診療科」の医師数が激減しております(汗

 

教授、準教授、講師×2、助教×1の5名。現場に関しては講師と助教の3名(各診療科×1名)で形成。そこに人事系統が別の我々がいるわけですが…。

 

それでも医師数が少なすぎるので、先日教授室に行き

「今の状況では講師の先生の負担が大きくなりすぎます。土日のバックアップも考えると(別系統の人事で8月に)僕が異動になるとさらに大きくなります。なんとかして大学に残る方法ってないものでしょうか?」

と言ってみたところ、

「(教授)それができるなら、とっくにやってるよ~。むしろ先生の友達で誰か(うちに)来そうな人がいたら紹介してくれ~

とのことでした。

 

しかし、現実問題としては「大学病院の診療科」の体制としてはきつすぎるような気がする。

 

実際のところ、臨床だけでなく・・・教育が加わっているし、研究だって…またできなくなってしまう可能性がある。人材はそろっているのにねぇ。

 

どうなる事やら…と思いながら、臨床現場でできることをやっています。

 

 

しかし、僕のイメージでは「平時」にできなくても、こういう危機的状況下で「例外」を組めない組織であれば先行きは怪しいと思いますよ。

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困ったものだな~。本当に…。

 

どうすればいいのやら。この組織辞めて、入りなおすという方法も考えたが、どうやらそれを認めないという前例があるようだし…。

 

 

組織のことはともかくとして、さしあたり今いる患者さんですね。そしてうちが崩壊すれば西東京から埼玉県のあたりの血液診療に「ひずみ」が生じて、大変なことになると思うのですが・・・。

 

 

困ったものだな。それはうちの組織では理解できないだろうしな~。

 

 

それでは、また。

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参議院選挙:医療現場から人が出ますので、よろしくお願いします

2010-05-24 21:49:24 | Weblog

こんばんは

 

今日も忙しい毎日でしたが、最もびっくりした現象は・・・。

 

 

親しい先生(血液内科医)が今の医療を憂い、参議院選挙に立候補するそうです

 

 

常々

今の医療を改善させるには、現場から声を上げるだけでは駄目で政治家にならなくては

と言っていましたが、立候補されるそうです。

 

 

 

僕は立場上、公示されてから応援はできないと思いますので事前に応援させていただきます。

 

 

公示されていないので誰とも言えないのが微妙ですが、医師がそんなに立候補するとは思えないのであえて書きます。

 

 

この親父さんは「熱い」です。

 

正直、「政治家にならないと医療が改善しない」と口に出すことはできても、実行に移そうという人間はいないと思います。

 

 

立場上、公示前に応援することしかできませんが・・・医者で血液内科の人が「現場」から出ています。

 

 

応援してあげていただけると嬉しいです

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それでは、また。

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大変な一週間

2010-05-23 21:26:54 | Weblog

こんばんは

 

実は昨日は当直でした。

 

当直中は本当に睡眠時間を確保しようと思っても、ゆっくり休むことはできません。疲れが取れない…というのが本音です。

 

 

先週一週間は本当に大変な一週間でした。

 

東京の某病院から搬送されてきた患者さんや入院中の患者さんが急変したり…大変で・・。

 

 

某病院…どう見ても…。

 

 

2週間前から血が止まらないって言っているのに、何故凝固をはからない!ついでに2週間前から汎血球減少だったら、その時点で転院なりなんなりを考えろ(APLです)。

 

そのため、夕方になるとわかりましたし、病床運営が困難になる(すでにぎりぎり)でしたが即日受け入れました。

 

電話を受けた上の医師も…受け入れないといけないと判断して、

「病棟の看護師さんには申し訳ないけど、受け入れていいでしょう?」

と言っていました。

 

 

この日、入院患者6人目でした・・・。

 

その翌日にはTRALIが起きて、挿管したり…(もう抜管していますが) バタバタしていました。

 

 

その疲れが取れないまま、週末の当直になり・・・ 結構お疲れモードです。

 

 

来週はもっと大変になりそうです。

 

現場の血液内科医3名の状況で、研修医がいなくなる週です。

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一番下の僕って朝から晩まで大変なことになりそうな・・・・(汗

 

それでは、また。

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看護師不足:現場の状況は深刻です

2010-05-16 14:26:35 | 医療

さて、今度のは本当に大きな問題です。

 

医師も不足していますが、看護師も不足しています

 

少なくともうちの病棟では「医師」は「死ぬ覚悟で頑張れ!」という感じで頑張っていますが、「看護師さん」もすごく頑張っています。

 

先程帰ってきたときに昨日の21時から勤務が始まった夜勤(看護師不足で2交代制になった)の看護師さんが残っていました

 

すでに21時前から来ていたでしょうから・・・おそらく16時間くらいの連続勤務になっているのではないでしょうか?

 

 

とんでもない話ですが…こういうのが続いて、どんどん看護師さんが辞めていき…病棟全体が厳しくなっていくのですよ。

 

上が辞めて…新卒が補充され…それは全体に大きな歪を生んで…そのうち解消不能な状況になると思います。

 

これがたまたま今日の状況。いつも12時間以上の勤務になっていますね・・・。

 

これが現場の状況だと思って、次の記事をご覧ください。

 

 

看護師アンケ:「辞めたい」8割超 背景に深刻な人手不足 /静岡

5月14日10時34分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100514-00000002-mailo-l22  

◇「やりがい」感じるが…  

県内の看護師に「仕事を辞めたいと思うことがあるか」を尋ねたところ、「いつも思う」「ときどき思う」を合わせて8割超に上ることが県看護連絡会がまとめたアンケートで分かった。一方で、7割超が「仕事にやりがいを感じている」と答えており、同会は、看護現場の深刻な人手不足が背景にあるとみている。 

 

アンケートは昨年末から今年1月、県内の看護師不足の実情を把握するため13年ぶりに実施した。規模の大きい16病院(計5110床)で働く看護師を対象に質問し、約半数にあたる1206人が回答。このうち女性が95・6%を占めた。 看護の仕事について聞いたところ、75・3%は「やりがいを感じている」と答えたものの、「辞めたいと思わない」は12・0%にとどまった。 

 

逆に、22・7%は「辞めたいといつも思う」と回答。「辞めたいとときどき思う」が61・5%おり、8割以上が辞めたい気持ちを抱いたことがあると回答した。 

 

その理由を複数回答で尋ねたところ、割合が高かった順に▽賃金が安い(51・5%)▽人手不足で仕事がきつい(49・1%)▽思うような看護ができず、達成感がない(29・7%)▽夜勤がつらい(28・1%)--などと続いた。また妊娠を経験した看護師の31・3%が切迫流産になり、流産したとの回答も9・5%に上った。 

 

また、同会が3月、県内で実施した別のアンケートで看護師4257人から寄せられた回答をまとめたところ、夜勤の1カ月の平均回数は8・3回。「9回以上」との回答も51・2%に上った。 

同会の下村昌子代表(63)は「1年以内に辞める看護師が1割に上っている。医療機関の経営者はこうした実態を踏まえて対応してほしい」と話した。【平林由梨】

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看護師アンケ:75%が「辞めたい」 人手不足、過酷な勤務背景に /青森

5月15日10時40分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100515-00000017-mailo-l02  

県内医療機関で働く看護師や助産師など看護職員の75・9%が仕事を「辞めたい」と考えていることが、県医労連(山本公行委員長)の調査で分かった。慢性的な人手不足や過酷な勤務実態が理由で、ミスの経験も8割以上が訴えるなど、影響が患者に及びかねない厳しい状況。県医労連は15日、JR青森駅前広場で調査結果を市民に報告し、増員を求める集会を開く。 昨年11月~今年1月、県内の組合員約1600人にアンケート用紙を配布し、428人から回答を得た。 

 

仕事を辞めたいと思うかとの問いに、15・9%が「いつも思う」、60%が「ときどき思う」と答えた。辞めたい理由は、「賃金が安い」が39・7%で最も多く、「人手不足できつい」が38・2%、「思うような看護ができず達成感がない」が35・7%で続いた。 

1年前と比べた業務量では、「大幅に増えた」が25・7%、「若干増えた」は42・2%。さらに、過去3年間のミス・ニアミス経験については、82・2%が「起こしたことがある」と回答、原因として81・8%が「人手不足による忙しさ」を挙げた。 

13日に県庁で記者会見した「あおもり協立病院」(青森市)に10年勤務する八戸久美子さん(32)は「妊娠しても忙しくて病院に行けず、流産する同僚もいる」。藤代健生病院(弘前市)に5年勤務する工藤愛美さん(25)は「健康で働いている人は少ない。このままでは質の高い看護を提供できなくなる」と訴えた。

【高橋真志】

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数年前に「立ち去り型サボタージュ」という言葉がはやりました。

僕個人はむしろ大学病院などで最後まで頑張りたいと思っていますが、なかなかそういうわけにもいかない職場に勤務していますが・・・・(先日、お声をかけていただきました某先生。冗談でも「うちに来ないか」と言っていただけたこと嬉しく存じます)。

医者も看護師も「常識のある人間」です

 

肉体的・精神的限界も個人差はあるとしても・・ありますし、家族などの他の人間関係もあります

 

肉体を限界まで酷使して、精神的にも疲れ果て…帰ってきたら寝て・・起きたら病院に行く。その生活をずっと続けることは普通は難しいのです。

 

看護師さんが大変なのは…医者よりも直接患者さんに接する機会が多いからだと思います。確かに医療行為、特に投薬だとか治療方針などは医師が決めることでしょう。

 

しかし、入院患者さんなどと直接接する機会が多いのは看護師さんです。

 

僕もお一人だけ、言われないようなことを言われてがっくりきたことがありましたが・・・やはり限界ぎりぎりを頑張っている人間(医師も人間、看護師も人間)はちょっとしたことでも「バランス」を保てなくなると思います。

 

やりがいは多くの人があると思っています。それはアンケート結果からも明らかです。

 

しかし、その現場が明らかにストレスが多く、ストレスを解除するものも少ない状況では…ちょっとしたことでバランスは崩れます

 

例えば、今入院中の方でも看護師と医師に対する態度が違いすぎる人もいます。それは日本の風習なのかもしれませんが・・・看護師さんのほうが直接的に面倒を見てくれています。

例えば・・・・

点滴が逆流した!どうするんだ、この野郎

みたいなことを叫んでいた患者さんがいましたが、看護師さんも慣れたもので卒なく対応していました。

 

ただ・・・僕だったら

「しゃがんでください。それだけで大丈夫だと思いますよ」

くらいですませたかもしれません。僕には絶対言わないでしょうけど・・・。

 

ほとんどの患者さんは

「逆流しました。見てください」

というだけですね・・・。

 

やはり、患者さんの変わった人の印象のほうが強いんだな・・・。気をつけないと・・・変なイメージを作ってしまいかねませんね。

 

 

ともかく、現場はかなり疲弊しています。特に地方の大病院、地方の大学病院では看護師不足に悩まされているのではないかと思います。

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なかのひと 

それはさらに悪循環を作っていってしまいます。

 

それは医療従事者にとっても患者さんにとってもよくないことです。

 

これを改善できるような体制を作ってほしいと切に願います

それでは、また。

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ど~でもいい話:僕と無駄な正義感?(そのうち刺されそう・・汗)

2010-05-16 13:46:53 | ど~でもいい話

さて、続きます。

 

この記事は大した記事ではありません。

昨夜・・・食事に行った帰りですが、コンビニで酔っぱらったおっちゃんがすごい勢いで暴れていまして、店員2人(どっちも小柄な若い女性)はもう完全に無視状態

確かに手に負えないだろうし・・・。けど食ってかかっているのは店員二人に対してなんですけどね。

 

 

で、自分の買い物をした後…あまりにもひどいので(他の人の迷惑になるので)

「うるさい!」

といったところ、突っかかってきたので・・・思わず胸倉つかんで持ち上げて、床に

「ぽいっ」

てやって(・・・というか床に投げ捨てかしら…汗)、そのままATMへ・・・。

 

そしたらATMにまで突っかかってきたので、そのまま店の外まで投げてから帰りました

 

一応、本人を殴ったりはしていません。怪我をさせないように気をつけて(もう少し突っかかってきたら殴りそうでしたけど)、店の外に放り出しました

 

浪人中も札幌市内で修学旅行中の中学生をからんでいた二人組をドツキ倒したことがありましたが(これは若気の至りということで・・・)、こういう抵抗できない相手にいろいろやっている人見ると腹が立つんですよね。

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けど・・・こういうことしているうちに刺されそうな気がしてきて・・・(汗

 

見て見ぬふりもできないことはないんですけど、昨日の場合・・・どういう理由があっても・・・・(というか見ず知らずの人間に突っかかってくる酩酊状態の酔っぱらいに理屈があるのかは知りませんが・・・。ついでに叫んでいる内容を聞いている限り言いがかり以外の何もんでもないんですけど)

「こいつは酔っぱらって絡んでいるだけ。しかも悪質・・・」

と判断して思わず介入してしまいました。

 

一人くらい若い男の店員がいたら、スルーしたんですけどね・・・

 

そろそろ気をつけないとな~と思ったりしました。

 

もう一個真面目な記事書きます。

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対ATL:国を挙げて対策へ・・・

2010-05-16 13:26:14 | 医療

こんにちは

 

先程、帰ってきました。今週は…ちょっと荒れた病棟でしたが、ようやく少しずつ改善の方向へ向かっています。新病棟初移植の患者さんも、いい感じで進んでいます。 このままうまくいってほしいです。

次の移植も始まり、もうすぐ3番目、4番目と続いていきますので…全員うまくいってほしいところです。

 

 

さて、先程コメントのところで紹介していただいた記事を改めて紹介したいと思います。

 

ATL 総合対策へ前進 有識者会議 公的組織に 民主が要望へ

2010年05月14日 10:04 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article4/20100514/20100514_0001.shtml  

九州に患者が多い成人T細胞白血病(ATL)などの原因ウイルスHTLV1について、民主党の青木愛副幹事長は13日、感染予防や患者支援などの総合対策に向けた公的協議会の設置を厚生労働省に求める意向を表明した。研究者や患者代表などでつくる任意団体「HTLV1感染総合対策等に関する有識者会議」(座長=渡辺俊樹・東大大学院教授)を来年度から同省の公的組織に“昇格”させる考えを示したもので、患者団体は「国の本格的な対策が前進する」と期待している。  

 

昨年度に発足した有識者会議の山野嘉久・聖マリアンナ医科大准教授や、NPO法人「日本からHTLVウイルスをなくす会」の菅付加代子代表理事が13日、有識者会議の公的会議への格上げを求める要望書を青木氏に提出。青木氏は「有識者会議は格上げしなくてはならない。党として厚労省に申し上げておく」と述べ、来年度予算に関連経費を盛り込むよう求める考えを示した。  

 

有識者会議は(1)全国一律の妊婦抗体検査(2)診療体制や感染者の相談窓口の整備(3)発症予防法や治療薬の研究開発-などの総合対策を国に提言しており、公的組織への昇格で、今後の対策や政策立案に中心的な役割を担うことが見込まれる。  

 

エイズや肝炎並みの総合対策を国に求めてきた菅付代表理事は「努力が実る時が近づいています、との党側の言葉を信じたい」と期待。渡辺教授は「総合対策への大きな一歩。公的組織になれば、決めたことを厚労省の政策に反映させることができる」と評価した。

 

=2010/05/14付 西日本新聞朝刊=

◆ATL問題に関する質問や意見をお寄せください。住所、氏名、連絡先を明記の上、あて先は〒810-8721(住所不要)、西日本新聞報道センター「ATL問題」取材班。 ファクス=092(711)6246

メール=syakai@nishinippon.co.jp

◆ATL患者や家族からの相談は

NPO法人「日本からHTLVウイルスをなくす会」=http://www.minc.ne.jp/~nakusukai/index.html

NPO法人はむるの会=http://htlv1toukyou.kuronowish.com/

◆ATLのことを詳しく知りたい時は JSPFAD(HTLV1感染者疫学共同研究班)=http://www.htlv1.org/

----------------------------------

ATLは予防可能なものだと思います。

 

全てが予防可能かどうかはわかりません。それはウイルス陰性のATLがごく稀に報告されているからですが、99%ウイルスがらみだと思えば予防のための処置を行うことは多くの国民の利益につながりますし、将来的には必ず医療費にも良い影響を与えると思います。

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なかのひと 

ぜひ、国として進めていってほしい事業だと思います

 

それでは、次の記事に移ります。

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医師法違反?:医師法違反よりも殺人未遂の間違いでは?

2010-05-09 18:34:21 | 医療

こんばんは

 

今、帰ってきました。

 

丁度、病棟に上がるエレベーターで御家族と一緒になり、

「わざわざありがとうございます」

と、頭を下げられました。

 

ありがたい話です。

 

 

さて、僕も救急が好きな(得意な)医師ではあるのですが、この話にはちょっとびっくりです。これって「医師法違反」とか「詐欺罪」の前に「殺人未遂」じゃないか?

 

「常勤医いない…」テレビで窮状知り、免許ないのに手助け志願

5月9日16時36分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100509-00000530-san-soci  

 

医師不足に悩む岩手県宮古市の県立宮古病院で、10日着任する予定だった男女2人が、医師免許を持っていなかったことが判明。県警宮古署は8日夜、医師法違反の疑いで、自称・大阪市在住の無職、一宮輝美容疑者(44)を逮捕し、男(38)からも事情を聴いている。一宮容疑者は容疑を認めているという。  

 

宮古署によると、一宮容疑者の逮捕容疑は、8日夕、宮古市内で宮古病院の職員に対し、医師免許がないのに医師と偽った疑い。  

 

同署や病院関係者によると、一宮容疑者は平成20年11月、テレビ番組で循環器医がいない病院の実情を知り、勤務を名乗り出た。「大阪大医学部出身で大阪市内の赤十字病院の救急専門医だ。手助けしたい」とうそをついていたという。  

 

宮古病院や県医療局によると、面接などを経て2人の採用を決めたが、2人は免許提示を求めても、「職場に置いてある」などと出し渋っていたという。また「もめるから大学に照会するな」「患者とトラブルがあり勤務先は自分の氏名を公表しない」とうそを繰り返し、発覚を逃れていた。  

 

病院に免許のコピーが届いたのは今月6日。ところが、登録当時の厚生相の公印がなく、医政局長の氏名も別人だった。通報を受けた宮古署は、2人が“着任”のため市内のホテルに投宿した8日、事情聴取を行った。  

菅野千治院長は「詰めが甘かった。住民の高い期待を裏切る結果となり申し訳ない 」と話している。  

宮古病院は約3年前から循環器の常勤医がおらず、心臓疾患の救急患者は、約2時間かけて盛岡市に搬送されている

---------------------------------

循環器救急のレベルの高さ、重症度、命にかかわるリスクなどわかっていてこういうことをしているのだろうか?

 

はっきりと「詐欺」ではなくて「殺人未遂罪」だと言いたい。

 

あなた方がもし万一、うまく着任した場合・・多くの患者さんが死んだかもしれない。そのことを想像しなかったのだろうか?

 

医師の生活をどれだけ甘く見ているのかは知らないですが、冗談のような詐欺はやめてほしいです。

 

いや、冗談にならない。

かかっているのは人命なのだから。

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なかのひと 

 

そう思います。

 

それでは、また。

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やはり、少ない?

2010-05-09 15:00:48 | Weblog

こんにちは

 

先程、帰ってきました。

 

今週の金曜日に、ちょっとした勉強会がありそこで発表する機会をいただきました。

 

その時に改めて認識したことは

「やはり、大学やグループによって治療方法とか方針とかが異なる分野もある

ということ。

 

造血器悪性腫瘍に対するDIC治療を積極的に抑えに行くか、抑えに行かずに改善するのを待つのか・・・。うちは積極艇に抑える方針ですけど、抑えない方針のところもあるし様々ですね。

 

 

そういう違いを認識するのは大事だと思います

 

その時いらっしゃっていた招聘講師の先生と話をしていたのですが

先生の病院ではどのくらいの人数で診療されているのですか?

という質問をいただきまして

 

「・・・・。ここにいる(1,2と指さして)3人ですね。前線は(笑

「・・・・」

「先生のところは?」

「え~、血液内科が30床、呼吸器科が10床で医師は17名です…。先生が一番下ですよね?

「研修医の先生をのぞいたら・・僕が一番下ですね(だって、15歳差と20歳差ですよ)」

 

因みに話の流れは「血液内科の医師が少ない」という話で盛り上がっていました。

 

正直、7名とか8名と言われるかな~とは思いましたが、17名というのは・・・

 

 

まぁ、僕を含めてうちにいる血液内科医が倒れたら「病院」と増員を許可しない「国」とを訴えたくなりますよね(笑

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なかのひと 

3名で「移植」を含めて結構頑張って診療していますからね。うちは・・・。

 

 

因みに現在移植中の方は調子よく進行中です。もう少しで無菌室から出られるかな。

 

今、当直の医師より来週入院する予定だった患者さんが救急車で搬送されてくるという情報が入ったので、今から病院に向かいます。

 

では、また。

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