梅雨明けする前から猛暑日の連続で、参っています
それでも、バレエを始めてから、ようやく汗がたくさん出るようになり、
汗が出ると、身体がラクになるようになりました。
以前は、ベタ~とした汗で、気持ちが悪く、なるべく汗を出さないようにと
エアコンの効いた室内に閉じこもっていました。
少しずつですが、暑くてもなんとか頑張れそうな身体になってきたカナ・・・?
さて、先月ですが、友人とバレエを観に行ってきました
クリスマスの頃に「くるみ割り人形」も一緒に観に出かけた友人です。
今回は「ジゼル」
以前観た「眠りの森の美女」のオーロラ姫で、素晴らしいフィッシュダイブに大感激した
中村祥子さんが、ジゼルでした。
ジゼルは村娘で、恋人だと思っていた貴族に、実は婚約者がいて、
悲しみのあまり死んでしまうジゼル。
そして、ジゼルを好きだったため、貴族の婚約者のことをジゼルに伝えてしまった村の男、
ジゼルをだますことになってしまった貴族のアルブレヒト、
2人とも、ジゼルの墓のある森に入り、
そこで、精霊ウィリ達によって、息絶えるまで踊り続けさせられて・・・
ジゼルのはかない、苦しみに悶えた踊り、
息絶えるまで踊らされる、アルブレヒトの追い立てられる恐怖を感じさせる踊り、
そして、ジゼルを死に追いやった2人の男性を許さないウィリの女王とウィリ達の、
命乞いを拒否する時の、あの冷ややかな空気感に、
ぞっとするような冷気を感じました。
ミュージカルは、素晴らしい歌声で、情景や思いを表現しますが、
バレエはオーケストラと、あとは踊りのみ。
指の先まで様々な思いを乗せて、その動きだけで、どのような場面なのかを表現するって、
ものすごいことですよね~
今、レッスンでは、動くときにきちんと顔をつける、
スタジオでも、観客席の方を意識して、動き方を注意するということを
少しずつ意識するようにと先生に言われているのですが、笑顔で踊ったり、
情感豊かになんて、とってもまだまだ!!の状態なので、
こうやって素晴らしい舞台を観ながら、少ずつしでも取り込めて
いきたいなと思っています。
今回も美しくあっという間の舞台でした
幸せな時間でした