ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

真冬の野に静かに忍んでます

2012-01-11 06:28:04 | 里山の役者たち
 冬になると、茨城笠間のお天気は安定します。
もともと、雨が少なめの土地ですが、この時期は、おおむね晴れ続きです。
天気予報も、気になるのはもっぱら低温の予報に。

昨日は、霜解けが早いと思ったらば、午後は雲が出てきましたね。
鉛色の寒空の午後3時、そこにいるのは、冬も紅葉のまんまのヤマコウバシさんでした。
里山に自生していますが、冬でも枯葉を残していて、この時期は、よく目立ちます。

ヤマコウバシさんは、香りの樹でもあります。
見ているだけでは香りませんが、赤々の冬芽に、黄緑色の芳香成分が、目一杯ぎゅっと詰まってます。
香りとともに、あたりを観察いたしまショー。


自然薯ことヤマノイモさんの実鞘が、役目を終えて開いてます。
昔は、皆さん、顔につけて遊んだ記憶があるでしょう。
高みに上って、「絶景かな、絶景かな、」のにわか五右衛門さんとか。
最近は恋人の聖地の笠間ですから、引退後も十分な艶のハート型に目がいきます。



この姿になるまで、さまざまな先代のご苦労がしのばれる、カマキリさんの卵です。
産卵の栄養分として有効利用される、食べられてしまうという男子の心情は、いかばかりか。
それも天命!その一言では尽くせません。
しかしながら、天の命ですから、運命のように、苦悩を通じての歓喜という第四楽章がきっとあるはず。



これは、この時期よく見るイラガさんの繭ですね。
幼虫は毒針でチクリと差しますから、幼虫にはヨウ注意です。
修行を終えて、ただ今卒業制作の繭の中でじっとじっと、社会に羽ばたく時を待ちます。



小さいつぶつぶが一杯落ちていますが、これはケヤキさんの種子です。
羽がついていない種を遠くに飛ばすために、ケヤキさんは晩秋に小枝の先を枯らします。
そして、枝葉ごと風に乗って、種の旅を助けるといいますから、驚きの知恵です。



舗装の上、土のある割れ目までもう少し。
このままでは、発芽はできませんが、この後、木枯らしも、春一番もあり、チャンスはまだある。

自然さんを見ていると、耐えて待つという姿にしばしば遭遇します。
「人間、辛抱だ」その通りですね。
特に、辛抱しぬいた尊敬する方が言う一言には、ただただ納得です。
しかし、その反対のタイプの方が言った場合には、皆の衆は大騒ぎになります。

今日は、鏡開き、鍬入れの日でもあります。
そして、震災から10ヶ月。
生かして頂いている限りは、知恵を出して生きたいですね。

ロウバイさんが、一進一退ですが、春を呼び、皆を励ましています。
がんばろうばい、日本!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ノリーダヨ)
2012-01-11 12:17:03
”耐えて待つ”今多くの人に抜け落ちている物のような気がします、特に沖縄では1年を通し、温暖な気候なため、自然から学ぶことが出来ないように思います。勉強になります、ありがとうございます。
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こちらこそ、勉強になります。 (青葉)
2012-01-12 05:56:57
ノリーダヨさん

 ありがとうございます。
温暖な冬ですね。
確かに、この時期でも、鉢さん蝶さんが元気な様子には、感動します。
しかし一方、台風に対しては皆さんタフですし、強いハブさんにも、上手に対応していると思います。
そういう知恵と強さがあって、「なんくるないさ」なのかなと、想像しているのですが。
先日、上野の科学博物館に土壌標本があり、沖縄の地層に関心が湧きました。
今年の冬は日照不足と聞いていますが。
沖縄の春が、穏やかに到来しますよう、お祈りしております。
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