ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

笠間の菊を咲かせる人の輪

2011-11-10 06:13:30 | 里山の役者たち
 笠間といえば?・・・
あれですよね、あれ!
その、「あれ」がいろいろある笠間でありますが、今の季節は、なんといっても菊であります。

お稲荷さんの菊まつりの様子は、こちらのブログにあります。
戦争で疲れきった人々の心を癒すべく、現在の菊まつりは始まったそうです。
今年は特に、笠間に加えて、有名な福島県二本松の菊の花にも、幸あれと思わずにはいられませんね。

 普段は野の花の野菊さんを愛でている青葉でありますが、昨日は笠間の中心街で仕事。
昼休み、ちょっと町に出てみると、街角で菊の花が迎えてくれます。
最近は駅前でも、街中でも、菊の鉢植えが豊かであります。

これもひとえに、菊の人の輪の広がりだと思います。
田舎の方でも、熱心に菊を育る人が増えました。
私の知り合いの方も、お稲荷さんの品評会に出展して、いろいろと受賞しています。

 今年は、ご近所・飯田の里のTさんが、県知事賞に選ばれたというのが、一番のニュースです。
プロの農家だったTさんは、第一線を少しづつ退きながら、楽しみで育ていたようです。
それが、友人の勧めで、今年初めて出展したところ、いきなりの快挙。

きっと、欲が無いのが良いのかもしれませんね。
結果発表の日は家に居て、友人から受賞の報を電話で聞いたそうです。
それじゃあ見に行こうかと思いましたが、大岡越前の守の再放送を見ているうちに暗くなってしまった。
翌日、自分の目で確認して、ようやく本気にしたというお話です。

 いいお話だなと思いました。
受賞を目指して頑張るのもいいとは思いますが、私が菊の立場なら、Tさんの菊になりたいものです。
あまり、ガンガンに、ぴりぴりと育てられたら、くたびれてしまいそうです。

菊を作るというよりも、菊がおのずから美しく育つような空気が一番です。
花にも心がありますから、心楽しむ良い空気があれば、良い花が咲くと思います。
昨日の朝はセージの話題でしたが、夜は食用菊の小鉢にて、楽しい菊の笠間をささやかに祝いました。

 公道のトイレに咲く年中無休の陶板の菊も、空気透明な今ごろが、一番の見ごろですね。
幟の「菊」の字もアップしてみました。
今初めて気づいたのですが、菊の字の中には、なんと、米の字がおさまってます。
ということは、菊の字にも深い意味があるように、なんとなく感じました。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎里山生きてます・笠間茨城!
応援下さる方は、ポチッと↓クリックお願い致します。
人気ブログランキングへ 人気ブログランキング  にほんブログ村 環境ブログ グリーンツーリズムへにほんブログ村



最新の画像もっと見る

コメントを投稿